表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

時空 まほろの童話集

「助手は我が家のハチです☆」

「今日からあなたを我が家の探偵こときいちゃんの助手に任命します!」

僕は、

「分かりました!」

と最大の敬礼のつもりで大声で答える。

きいちゃん探偵は、さっそくお母さんに何か困ったことが無いかを聞きます。

「そうねえ、特に無いかもねー」

「ええっ!」

僕も驚いて目を見開く。

「そうですか。じゃあ困ったことがあったらこのきいちゃん探偵によろしくお願いします!」

きいちゃん探偵はめげない。

だから、僕も慌てて次のお父さんの所へと一緒に付いて行く。

「そうだねえ、あ、お父さんの眼鏡知らないかい?」

「……。お父さんの頭の上に有りますよ?」

きいちゃん探偵は半目になってお父さんの困りごとに答えた。

お父さん、駄目だー。

僕は頭を思わず抱えた。

でも、きいちゃん探偵と助手の僕はめげない。

次の現場へゴー! なのだ。

「あら、きいちゃん。何か困りごと?」

「いえ、おばあちゃんの困りごとはないですか? 事件はありませんか⁉」

きいちゃん探偵、もう前のめりでおばあちゃんに聞きました。

「あるわね~」

「本当⁉ おばあちゃん!」

僕も身を思わず乗り出した。

「きいちゃんが、好きすぎる。これが事件かな?」

「おばあちゃん……」

きいちゃん探偵、感動しています。

そんなきいちゃん探偵の頭を優しく撫でながら、おばあちゃんは僕の頭も撫でてくれた。

「助手のハチくんもご苦労様」

えへへ。

僕は照れて首を後ろ脚で掻いた。

そう、僕は人間じゃあないよ?

犬のハチ。

僕は犬なんだ!

でも、ただの犬じゃあないよ?

有能なきいちゃん探偵の右腕さ!

「ハチ、行くよ! 次の事件を探そう!」

「わん!(はい!)」

きいちゃん探偵、今日も元気よく僕と一緒に出動なんです。




本当は、とある企画に応募する予定で間に合わなかった作品です。

お読み下さり、本当にありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ほっこりできる良作ですね!(^ー^)
[良い点]  かわいいお話でした。  家の中では、きいちゃん探偵と助手ハチの活躍は見られませんでしたが、次に散歩に出たときは、ハチの活躍もあって、こまったイヌさんやネコさんたちの問題を解決してくれそう…
[良い点] ほほえましすぎてニマニマが止まらんのです! これからも我が家の大事件を解決して、家族を癒してくれるのを楽しみにしてます♪
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ