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黄金の双剣士  作者: ひろよし
二十六章:学園~二度目の武闘祭・予選 後編~
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二十六章:登場人物

G/W 連続投稿 5/11

レキ:

魔の森の少年

白髪黒眼

世界最強で純粋な男の子


二度目の武闘祭。

予選を順当に勝ち進み、二年連続で本戦出場を決めた。


チーム戦でもフラン達と力を合わせ、こちらも優勝。

二年連続、個人・チーム戦共に本戦出場を勝ち取った。


本戦も優勝は確実。

本人は常に全力だが、身体強化は今年も控えめ。


武器は双剣

魔術は四系統全てにおいて上位系統を使える

座学は苦手だが頭は悪くない


クラス内順位:

座学:八位

魔術:一位

武術:一位

総合:二位


――――――――――


フラン:

本名フラン=イオニア

フロイオニア王国の王女

天真爛漫で人懐っこい愛され王女


個人戦ではブロックの決勝でルミニアとぶつかり、惜しくも敗れた。

本戦に出場できないのは悔しいが、ルミニアと全力でぶつかれたので一応満足はしている。


その分まで張り切ったチーム戦では見事優勝。

今年はレキと共に本戦、そしてあの大武闘祭へとやる気は十分。


武器は双短剣

魔術は赤と緑系統

等級は中級まで

座学はあまり好きではない成績は悪くない


クラス内順位:

座学:六位

魔術:二位

武術:四位

総合:三位


――――――――――


ルミニア=イオシス:

フィサス領領主ニアデル=イオシスの一人娘

容姿端麗にして文武両道の完璧少女


個人戦では黄ブロックでガージュ、ユミ、フランを破り、更には準決勝でミームを倒した。

レキには敗れた者の堂々の二位として今年は本戦へと出場を決めた。


チーム戦ではレキを有するチームの指揮官としてその手腕をいかんなく発揮し、優勝へと導いた。


武器は槍

魔術は青と黄系統

等級は中級まで

知識面ではファラスアルムには勝てないが応用力で上回っている


クラス内順位:

座学:二位

魔術:三位

武術:二位

総合:一位


――――――――――


ファラスアルム:

(ファラ=ス=アルム)

森人の少女

知識も深く無詠唱魔術も使いこなす才女


個人戦では二回戦でミームと当たり惜しくも敗れた。

獣人であるミームに魔術士であるファラスアルムが善戦した事で、改めて無詠唱魔術の有用性を見せつけた。


チーム戦では支援や回復、そして攻撃、けん制と大活躍している。


武器は杖だが武術はからっきし

魔術は青系統

等級は中級まで

知識なら誰にも負けていない


クラス内順位:

座学:一位

魔術:五位

武術:十位

総合:四位(同率)


――――――――――


ユミ:

エラス領にある村出身の少女

将来のフラン専属侍女?


個人戦では一回戦でルミニアと戦い、惜しくも敗れた。

尊敬するルミニアと善戦できて満足している。


チーム戦ではレキやフランが空けた穴を埋めたりファラスアルムの盾になったりと大活躍している。


武器は長剣

魔術は青系統

等級は中級まで

座学はそこそこ


クラス内順位:

座学:七位

魔術:四位

武術:五位

総合:四位(同率)


――――――――――


ミーム=ギ:

プレーター獣国出身の獣人の少女

打倒レキを掲げる武術少女


個人戦ではファラスアルム、ルーシャを破りブロックを勝ち抜いた。

準決勝でルミニアにぶつかり、惜敗。

二年連続本戦出場は叶わなかった。


チーム戦でも決勝でレキ達に敗れ、個人・チーム共に全力で悔しがる結果となった。


武器は拳と足、つまりは徒手空拳

魔術の適性は赤系統

等級は基礎魔術がようやく使えるようになった

座学は壊滅的


クラス内順位:

座学:十位

魔術:十位

武術:三位

総合:九位


――――――――――


ユーリ=サルクト:

フロイオニア王国サルクト子爵家の三男

なんでもそつなくこなす器用な少年


昨年はブロックでフランと、今年はレキとぶつかり敗北。

ある意味一番くじ運に恵まれていないのかも知れない。


その分チーム戦ではユーリなりに頑張った。


武器は騎士剣

魔術は青と緑系統

等級は中級まで

座学は結構得意


クラス内順位:

座学:五位

魔術:七位

武術:七位

総合:七位


――――――――――


カルク:

フロイオニア王国内にあるラーシュ村出身

平民

武術の才を持つ平民出の少年


二年連続ブロックでレキに当たり負けている。

客観的に見ればくじ運が悪いのだろうが、本人的にはむしろ早めにレキと当たれたことを喜んでいる。


チーム戦でも決勝でレキと戦え、カルク的には大満足な武闘祭である。


武器は剣

魔術は赤系統

等級は初級まで

座学はミームよりかろうじて上(目糞鼻糞)


クラス内順位:

座学:九位

魔術:九位

武術:六位

総合:十位


――――――――――


ガージュ=デイルガ:

デイルガ伯爵家嫡男

口は悪いが意外と仲間思いなチームの司令塔


昨年はレキと、今年はルミニアと当たり敗北。

実力的には仕方ないとはいえ、今年もまたあまり良いところは無かった模様。


その分チーム戦では指揮官として大活躍。

レキチームには負けたものの、評価は高い。


これ以降、厄介な相手に絡まれるようになったらしい。


武器は剣

魔術は赤系統

等級は中級

座学も優秀


クラス内順位:

座学:四位

魔術:六位

武術:八位

総合:六位


――――――――――


ルーシャ=イラー:

ライカウン学園からの編入生

一年生の時は学年の代表になるほど優秀な生徒


初めての武闘祭。

個人戦では無詠唱魔術が使えないにも関わらずブロックの決勝まで勝ち進んだ。

決勝ではミームに敗れたが、流石は元ライカウン学園一位、流石は最上位クラスの生徒だと周囲の評価は高い。


チーム戦では支援専門の後衛とした奮闘した。


フロイオニア学園の、レベルと意識の高さに感嘆した。


武器は杖

魔術は青と黄系統

等級は中級まで

座学も優秀


編入試験の成績:

座学:三位

魔術:八位

武術:九位

総合:七位


――――――――――


レイラス:

レキ達の担任


明るい茶色の髪

背は高くプロポーションは良い


今年も教え子が個人、チーム共に一位・二位を独占し誇らしく感じている。

生徒達の実力もだいぶ向上している事から、来年はもう少しレキも実力を出してもよさそうだな・・・。

などと、ガージュやユーリ辺りが聞いたら大反対しそうな事を密かに考えている。


――――――――――


ミル=サーラ:

上位クラス一番手

サーラ子爵家の令嬢


個人戦はブロック優勝。

準決勝でレキと戦い、出来うる限り全力を出したレキに一撃で倒された。

やはりレキ様は凄いと尊敬と恋慕の情を強める結果となった。


全力のレキと戦いたいと言う思いがあったのは確かだが、赤ブロックに最上位クラスが一人もいなかった事を少々悔やんでいるのもあった模様。

もちろん勝ち抜いたのは彼女の実力であり、クジはあくまで運である。


――――――――――


ヤック=ソージュ

上位組二番手

ソージュ男爵家次男


個人戦でカルクに敗北。

完全なる実力差であり、今更どうと言う事も無い・・・。

と、平然としているようで内心結構悔しかったりする。


チーム戦では相変わらず指揮官として、ミルやライに振り回された。


――――――――――


ライ=ジ:

上位クラス三番手

自称ミームのライバル、なおミームはどうとも思っていない


ブロックの二回戦でレキとぶつかり、野外演習での借りを返そうとするも敗北。

チーム戦では上乗せされた借りを纏めて返そうと、指揮を無視してレキに特攻し速攻で倒された。


それでもライが懲りる事は無いだろう。


――――――――――


カタル=ザイン:

上位クラス四番手

目立たないが実力は高い


一回戦でルーシャとぶつかり敗北。

今年こそは一回戦突破と言う目標は果たせなかった。


――――――――――


シーラル=レイザ

上位クラス五位

レイザ伯爵家の三女


赤ブロックの決勝でミルに敗北。

くじ運に恵まれたとはいえ大躍進である。


チーム戦で思わぬ反撃にあい、傷つくマーチャに取り乱しつつも回復魔術をかけた。


――――――――――


タム=イフィス:

上位クラス六番手

準男爵であるイフィス家の長子


準男爵家の誇りに賭けて出場した彼は、一回戦で王族であるフランにあっけなく敗れた。

準男爵家の誇りが守れたかどうかは本人のみぞ知るところである。


チーム戦で卑怯な真似をした相手選手に激昂し、指示も待たず切りかかった。


――――――――――


ライラ=イラ:

上位クラス七番手

ガージュの幼馴染


個人戦一回戦で同じクラスのライに敗北。

相性もさることながら、やはり実力に差があった。


その分チーム戦では指揮官として出場。

この一年でガージュ達と共に磨いた戦術を駆使し、準決勝で恩人であり想い人であるガージュと全力でぶつかった。


チーム戦一回戦で思わぬ事態に取り乱してしまい、自分はまだまだだと思った。


――――――――――


マーチャ

上位クラス八位

平民出の女の子


個人戦では三回戦でルーシャに敗北。

それでも二年連続で三回戦まで勝ち進んでいる。


チーム戦では相手チーム指揮官の、仲間を巻き込む攻撃で負傷。

なお、怪我は回復魔術でしっかり回復し、トラウマのようなものも無い。

むしろその件で反省と後悔しているライラをシーラルと共に慰めている。


――――――――――


トーチェ

上位クラス九位

平民出


一回戦で同じクラスであり友人であるヤンライとぶつかり辛くも勝利。

その後ミルに完敗している。


チーム戦ではミルチームの後衛として頑張っているが影は薄い。

ヤンライとは何気に仲が良い。


――――――――――


ヤンライ

上位クラス十位

平民出


一回戦でトーチェとぶつかり惜敗。

チーム戦では張り切るも、ガージュ達に惨敗した。


チーム戦で卑怯な真似をした相手選手に激昂し、指示も待たず切りかかった。


トーチェとは何気に仲が良い。

タムの考えにはついていけていない模様。


――――――――――


ウェディ=スール:

スール伯爵家の子女

中位クラス四番手

武家であるスール家に生まれ、幼い頃から武術を磨いてきた

中位クラスとは言えその実力は高く、更には中庭での鍛錬にも積極的に参加した為か中位クラス内の順位を七位から四位に伸ばしている


指揮官は強くなくてはならないと言う信念の元、同じ指揮官であるガージュに個人戦で挑むも惨敗。

ガージュに対する己の認識が間違っている事を認めた・・・。


それでも指揮官なのだからもっと中庭の鍛錬にも参加しなさいと小言を言う様に。

どのような感情かは不明だが、意識している事は確かであり、ライラがやきもきしているとか・・・。

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