十五章：登場人物
レキ：
魔の森の少年
白髪黒眼
少しずつ男の子っぽくなっているがまだまだ女の子っぽい顔
大分背も伸びた
初めての他国にわくわくしている
大武闘祭の為に向かっている事はかろうじて覚えている
武器は双剣
魔術は四系統全てにおいて上位系統を使える
座学は苦手だが頭は悪くない
入学試験の結果：
座学：七位
魔術：一位
武術：一位
総合：三位
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フラン：
本名フラン＝イオニア
フロイオニア王国の王女
レキより背が低い事を悔しく思っている
武闘祭で負けた事は悔しいがレキと一緒に他国に行けるのは嬉しい
気持ちを切り替えて精一杯楽しむ
武器は双短剣
魔術は赤と緑系統
等級は中級まで
座学はあまり好きではないがレキに追い抜かれぬよう頑張った為成績は良い
入学試験の結果：
座学：四位
魔術：二位
武術：三位
総合：二位
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ルミニア＝イオシス：
フィサス領領主ニアデル＝イオシスの一人娘
日々の鍛錬のおかげですっかり元気に
身長がレキより高い事を少し気にしている
武闘祭で負けた事に自責の念を抱いている
同じクラスと言うだけでレキ達と同行する事を歯がゆく感じつつレキの傍にいられるのは素直に嬉しい
武器は槍
魔術は青と黄系統
等級は中級まで
元々読書が好きだったせいか座学はとても優秀
入学試験の結果：
座学：二位
魔術：三位
武術：二位
総合：一位
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ファラスアルム：
森人の少女
肩の辺りで揃えた、緑色のふわふわした柔らかそうな髪と大きくてくりくりとした優しそうな目
身長はそれなりに高く、ルミニアの次くらい
武闘祭で負けた事に生れて始めて心から悔しいと感じた
もっと皆さんの力になりたかった
武器は杖だが武術はからっきし
魔術は青系統
等級は初級まで
読書好きでその知識量はルミニアを上回る
入学試験の結果：
座学：一位
魔術：五位
武術：十位
総合：六位
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ユミ：
エラス領にある村出身の少女
水色のショートカットの髪の毛
身長は若干低くフランとレキの間くらい
武闘祭で最初に脱落した事に責任を感じ涙した
もっと頑張って鍛錬しておけばよかった
武器は大剣→長剣
魔術は青系統
等級は初級まで
座学はそこそこ
入学試験の結果：
座学：五位
魔術：四位
武術：六位
総合：四位
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ミーム＝ギ：
プレーター獣国出身の獣人の少女
獣人としての種族はギ（狼）族
濃い灰色の髪の毛と狼の耳としっぽを持つ
武闘祭で一度は勝った相手に倒された事に責任と悔しさを抱いた
次は絶対倒して見せるんだからっ！
武器は拳と足、つまりは徒手空拳
魔術の適性は赤系統だが今はまだ使えない
座学は壊滅的
入学試験の結果：
座学：十位
魔術：十位
武術：四位
総合：九位
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ユーリ＝サルクト：
フロイオニア王国サルクト子爵家の三男
薄茶色の髪
チーム戦でも遊撃要員として問題なく立ち回った
もちろんレキがいたからこその成果だとは分かっており、自分にできる事は他に無いかと常に考えるようになった
大武闘祭は今以上にレキにおんぶにだっこなのだろうなぁ～
武器は騎士剣
魔術は青と緑系統
等級は初級まで
座学は結構得意
入学試験の結果：
座学：三位
魔術：六位
武術：七位
総合：五位
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カルク：
フロイオニア王国内にあるラーシュ村出身
平民
燃えるような赤い髪
チーム戦ではガドと共に前衛を支えた
俺達も案外やれるんじゃね？と多少自信も回復した模様
大武闘祭でも目いっぱいやってやるぜっ！
武器は剣
魔術は赤系統
等級は初級まで
座学はミームよりかろうじて上（目糞鼻糞）
入学試験の結果：
座学：九位
魔術：八位
武術：五位
総合：七位
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ガド＝クラマウント＝ソドマイク：
マウントクラフ山国出身の山人の少年
背は低いが非常にがっしりしている
一見すると十歳には見えない
口数は少ないがしゃべらない訳では無い
チーム戦では鉄壁の前衛として仲間を支えた
レキの戦いに目が奪われがちだった
む！
武器は片手斧
魔術は赤と黄系統
等級は初級まで
座学はそれなり
鍛冶の専門は剣だが他も一通り習っている
入学試験の結果：
座学：八位
魔術：九位
武術：八位
総合：十位
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ガージュ＝デイルガ：
デイルガ伯爵家嫡男
茶色の癖っ毛
チーム戦では思ってた以上に自分の指揮にみんなが従ってくれた事に内心喜びと感謝を抱いた
もちろん口に出す事は無いが
いいか、次が本番だぞ！
武器は剣
魔術は赤系統
等級は初級
座学はそれなりに優秀
入学試験の結果：
座学：六位
魔術：七位
武術：九位
総合：八位
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レイラス：
レキ達の担任
明るい茶色の髪
背は高くプロポーションは良い
レキは当然として、ガージュ達の奮戦に感心している
大武闘祭の引率も任された
学園の卒業生
実はミリスと同卒
卒業時の成績は最上位一位
ただし武術では最後までミリスに勝てなかった
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アラン＝イオニア：
フロイオニア王国王子
フロイオニア学園三年生
チーム戦の決勝でレキに瞬殺されてしまった
それは同時に、レキがアランへの加減を緩めた事でもあり、自身の成長を実感する事にもなった
仲間からは信頼されているが同時に揶揄われてもいる
それもまたアランの人望故だろう
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ローザ＝ティリル：
ティリル侯爵家令嬢
フロイオニア学園三年生
チーム戦ではアランの補佐をしつつ遊撃要員として活躍した
アランがぶっ飛ばされた時は心から心配し、試合の途中にもかかわらず駆け寄ろうとした
仲間に叱咤され、アランの分までチームを支えた
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ミリス：
フロイオニア王国騎士団中隊長
学園の生徒にも人気がある
フロイオニア王・王妃の護衛としてアデメアの街へやってきている
フランやアランもいる為、王宮から今回のプレーター獣国への道中の護衛の任務を請け負った
道中、生徒達、特に女子生徒に鍛錬を付けた
学園の卒業生
レイラスと同卒
卒業時点の成績は最上位クラス二位
武術は一位だったが、他ではレイラスに勝てなかった
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フィルニイリス：
フロイオニア王国宮廷魔術士長
フロイオニア学園の魔術講師
プレーター獣国へ向かう一向の実質的な指揮を執っている
移動中様々な解説を生徒達にしてあげている
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サリアミルニス：
レキ付きの侍女
プレーター獣国へ向かう一向のお世話係として同行している
基本は騎士団や教師のお世話だが、隙を見てレキのお世話もしている
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レイク＝カシス：
フロイオニア王国騎士団副団長
騎士団の中でも珍しい頭脳派の騎士
騎士団の中では五指に入る実力
性格は温厚
脳筋集団の中にあって爽やかさを失わない好青年
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ジガ＝グ：
獣人の生徒
獣人としての種族はグ（狐）族
獣人にしては珍しい魔術の使い手
柔軟な思考を持ち、魔術も使えた方が狩りは楽やろ、という考えで魔術を習得した
不得手な魔術をそれでも取得できたのはアラン達が付きっ切りで教えてくれたおかげであり、そんなアランに心から感謝している
揶揄うのは信頼の証
アランチームのメンバー
遊撃要員
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ラリアルニルス
森人の生徒
森人にしては珍しい大剣の使い手
森人ながらに大剣を用いて戦う
武人然としており魔術も剣も要は使いようだという思考の持ち主
戦闘中は極端に思考が鈍る・・と言うか脳筋になる
普段はそうでもない
アランチームのメンバー
前衛
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フィルア
女子生徒
騎士剣術の使い手
平民の出であり入学時点では中位クラスだった
中庭で一人剣を振っていたところをローザに声をかけられ、アランを加えて三人で鍛錬をするように
騎士剣術はそんな二人から習った
最上位クラスに入れたのはそんな二人のおかげだと恩義を感じ、将来は騎士になって二人を支えたいと考えている
アランチームのメンバー
中衛
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ラミ＝ギ
ミームの母親
ミームより強い
見た目はミームに似ている
旦那は弱いが、庇護欲が沸いて結婚した
ラブラブ
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ムスル＝ギ
ミームの父親
弱いが賢い
商会で働いている
奥さんには力では勝てないが、惚れられた強み？があるらしく尻には敷かれていない
ラブラブ
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ラム＝サ
ミームの幼馴染
兎の獣人
戦いや鍛錬はあまり好きではないがかけっこは好き
昔からミームとかけっこで競い合っていた
かけっこなら誰にも負けない
プレーター学園の生徒
一年生二位
ミームが一人で鍛錬するようになり、付き合いが減った
それでもたまにかけっこ（ミーム的にはランニング）ならしていた
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サラン＝ボ
ミームの幼馴染
猪の獣人
盾と斧で武装し、全力で突っ込む戦いを好む
プレーター学園一年生第三位
ミームに勝てなくなってからミームに隠れて鍛錬するようになった
それでミームと疎遠になり、離れ離れになるとは考えていなかった模様
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ニライ＝ジ
ミームの幼馴染
虎の獣人
槍使い
血の気は多いが技巧派
プレーター学園一年生第一位
ミームに勝てなくなってからミームに隠れて鍛錬するようになった
それでミームと疎遠になり、離れ離れになるとは考えていなかった模様
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キルク＝フ
ミームの幼馴染
牛の獣人
身の丈を超える斧を使う
力は強いが動きは遅い
プレーター学園一年生第四位
ミームに勝てなくなってからミームに隠れて鍛錬するようになった
それでミームと疎遠になり、離れ離れになるとは考えていなかった模様
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ヤンダ＝ギ
ミームの幼馴染
狼の獣人
肉厚の短剣二刀流
速度を活かした戦いを好む
プレーター学園一年生第五位
ミームに勝てなくなってからミームに隠れて鍛錬するようになった
それでミームと疎遠になり、離れ離れになるとは考えていなかった模様
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ラーサ＝ジ
プレーター学園教師
武術顧問
怒ると恐い
