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黄金の双剣士  作者: ひろよし
一章:森の出会い
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一章:登場人物

レキ:

魔の森の少年

八歳

赤髪青眼→白髪黒眼

母親によく似た可愛らしい顔立ちをしているが立派な男の子


三年前、生まれ育った村を野盗に襲われ、母親に言われるままに魔の森の小屋へと逃げ延びた

以降、たった一人魔の森で生き抜いている


丸一日中魔の森で狩りをしても平気なほどの体力と、魔の森のオーガすら一蹴するほどの実力

膨大な魔力は黄金の輝きを持っている


好きな物は肉

野菜はそんなに好きじゃないが「好き嫌いせず食べなさい」と言う母親の言葉を守りちゃんと食べている


生きろという父の言葉と、小屋で待っててと言う母の言葉を胸に、レキはずっと一人で生きてきた


――――――――――


フラン:

本名フラン=イオニア

フロイオニア王国の王女

八歳

腰まである長い金色の髪と緑の眼

非常に可愛らしい顔をしており、将来は間違いなく美人になる


天真爛漫で誰とでもすぐ仲良くなれる


王都から離れたフィサス領に住む親友のお見舞いの帰路で野盗の襲撃に遭う


好きな物はお菓子

野菜は苦手


――――――――――


リーニャ:

フロイオニア王国王宮侍女にしてフランの専属侍女

二十代前半


フランが赤ん坊の頃から面倒を見ていた

フランにとって第二の母親か姉のような存在

リーニャもまた、フランを妹や娘の様に思っている


非常に整った容姿で王宮内にファンは多く、求婚者も絶えない

専属侍女の立場を利用し断っている

それでもしつこい者には父親にお願いし物理的に排除している


好き嫌いは無く何でも食べる

料理も得意で自分が作った料理を美味しく食べてくれる事が好き


――――――――――


ミリス:

フロイオニア王国騎士団小隊長

二十代前半


剣姫の二つ名を持つフロイオニア王国有数の剣の使い手

実力なら騎士団長にも匹敵する

その実力と女性である事から王妃や王女の専属護衛の任務に就くことが多く、小隊長の地位にいるのもその為だとか


好きな物は肉料理全般

お菓子も結構好き


――――――――――


フィルニイリス:

フロイオニア王国宮廷魔術士長

年齢は秘密


先代の王の頃からフロイオニア王国に仕えている

先代の頃は国王付きの相談役だった

魔術の腕は元よりその膨大な知識とそれを活かす頭脳を持つ非常に優秀な女性


容姿は整っておりどこか神秘的

ただし背は低い


好き嫌いは無く臓物系も好む


――――――――――


ウォルフ、シロ、ギンロー、ギンコ:

レキと共に暮らすシルバーウルフの一家


ウォルフが父

シロが母

ギンローとギンコが子狼


レキとの出逢いは二年前

身重で活動できなかったシロの分まで獲物を狩っていたウォルフに、レキがおすそ分けをしたのがきっかけ

以降レキの住む小屋の近くに住むようになった

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