表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集

理想の楽園

作者: 下菊みこと

天の世界への信仰

優しく慈悲深い天使様に憧れて

天の世界の下

みんなあの空を仰いだ


いつしかみんながその世界に逝くのだろう

その日を夢に見て

その日のために生きて


雲がかかった優しい青空は

いつかみんなが夢に見た楽園


この世界は今はもう優しさなんて忘れて

だからこそあの天の世界をみんなが目指す


貧困

戦争

犯罪


この世界に別れを告げて

あの楽園に手を伸ばす


でも本当にそれでいいの?

今、私達に出来ることは本当にないの?

この世界に希望は残っていないの?


小さなパンをひとつあげる

その優しさだけでどれだけ世界は変わるだろう


いつかくる滅びに夢を見るより

今いるみんなで手を取り合って


世界は今優しさを知って

もう一度やり直す機会をくれた


みんなの優しさはやがて大きな力になり

滅びの運命は書き換えられた


天の世界への信仰は

この世界の未来への希望に変わり

やがてみんなが一つになれる


みんなの心を繋ぎ合わせ

異体同心になりこの世界の明日を目指そう


天の世界に別れを告げて

この世界の未来を切り開く


みんなで描いた理想の楽園を

この世界に生み出そう


今ひとつのパンを誰かにあげたなら

ほら、世界は一瞬で楽園に変わるから

怖くて苦しいだけだと思っていた世界を

みんなで理想の楽園に変えよう

今この世界への望みに変えよう

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 素晴らしいです。 この世界がより良いものになるといいですね。 たとえ世界から戦争や貧困や犯罪を完全になくすことは出来なくても、ゼロに近づけることはできますよね。 理想に近づくために、小さな優…
2019/11/27 19:05 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ