無我夢中
「四乃!好きです、付き合ってください!」
「は?無理、気持ち悪い。」
「早い、早すぎるって。なんですぐ断わっちゃうの!?」
「死郎のこと好きじゃないし」
「くっそー!!!彼女なんか一生出来ないのかよ!」
「あなたには無理。」
「分かった。諦める。だけどこれだけは答えてもらう!お前に好きな人はいるか!」
「べ、別にそんなこと良いじゃない。」
「いるんだな、どういう所が好きなんだ??」
「クールで優しくて頼りがいがあるところかな!...ってなんであんたに話さなきゃなんないのよ!」
「そんな奴うちのクラスにいたっけ?そいつのこと一生恨んでやる。妖刀で断ち切るぜ。」
「そしたらあんた殺す。」
「あれ?珍しいなお前らが話してるなんて」
黎明が廊下に出てきた。
「おい氷川、こいつ好きな人いるらしいぜ。」
「へえ〜どんな人?」
俺は四乃の顔を見て話す。
「別に誰だって良いじゃない。」
四乃の顔がかあああっと赤くなる。
四乃はもしかして黎明のことが好きなんじゃ?と死郎は考える。
「お前もしかして氷川のことが」
「あんた殺すよ。」
四乃は悪魔のオーラを出して死郎に向かって襲い出す。
「ゴメンなさい!許してえ!」
「本当になんだったんだあいつら。」
「それにしても四乃のさっきの顔少し可愛いかったなあ」
「おいみんな、氷川がニヤニヤして独り言呟いてるぞ!」
「別に何も考えてねえよ!」
「俺ら何も言ってないよ?悩み事なら言えよ。」
「分かったって。」
ため息を吐きながら歩き出す。