再会
ミサが居なくなって五年…
陸人はIT関係の仕事をしていた。
ミサは小さな会社の事務関係の仕事。
陸人は、片時もキーホルダーを離さずミサの事ばかり考えていた。
ミサも同じく…
ある日、、、
「おい。陸人… 今日は会議じゃなかったのか?」
同期の、友貴が話しかけてきた。
「あぁ… そうなんだけどさー。でもまだ、企画書が、まとまってないんだよ!」
陸人は、頭をかきながら面倒くさそうに呟いた。
陸人のポケットから、何かが落ちた。
チリリン…
陸人はキーホルダーを拾い眺めながら、ミサの事を想っていた。
「お前さぁー古臭いキーホルダー持ってるよな!」
友貴が、笑ながらちゃかした。
「うるせー」と、陸人がキーホルダーを握りしめ、ポケットにしまい込んだ。
同じ頃
ミサはコピーをとりながらボーッとしてた時、同期の、ことは、がミサに
「ミサ… なにボーッとしてんの?」
「早くしないと、遅れちゃうよ!書類を届けるんじゃなかったの?」
ミサは、慌てて
「そうだった。」
と、言いバックを持って出かけた。
ビルの外に出ると小雨が…
「あー…嫌だなぁー」と傘を広げ、ミサは走りだした。
反対側から走り寄ってくる男性…
二人は、ぶつかった。
「キャーっ…」
ミサのバックの中身が、散らばりチリリン…
鈴の音。
「大丈夫かぁー?」
陸人が申し訳なさそうに、バックの物を拾う。
キーホルダーを拾おうとした時、道を通るオジサンがキーホルダーを踏んだ。
キーホルダーに付いていた星と鈴がグシャリと
「あ…」
陸人は、ちぎれたキーホルダーを持って、ミサの前に差し出した。
「すまん。」と、頭を下げたが
ミサは、ボーッと、そのキーホルダーに付いていた鈴をチリリンと鳴らし…
「陸人… 陸人…」
ミサは泣きながら、陸人の名前を呟いた。
その名前を聞いた時…
「ミサ…?嘘だろ。」
男性はポケットからキーホルダーを取り出し、ミサの顔の前に差し出した。
「これって…… 、貴方、 陸人なの?」
陸人は、うなづいた。
「あぁー… そうだ。ミサ…」
小雨が降る中、二人は抱き合った。
happy end♥
ごく普通に、ありふれた話ですが、最後まで読んで下さり
ありがとうございました。
まだまだ、未熟ですが
みなさんの様な素敵な小説が、書けたらなーと、これからも少しづつ続けたいと
思ってます。




