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赤い糸  作者: 如月りん
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転校生

ありふれた話ですが、まだまだ続きます!


2学期が始まり

陸人とミサはクラスが別れた。


ミサのクラスに転校生が入ってきた。


「えー、、、今日からこのクラスに転校してきた、加藤翼くんだ!

みんな仲良くしてやってくれ。」

「おい!そこの男子イジメるなよ!」

先生は冗談ぽく言った。

クラス中の、みんながクスクスと笑い声が響いた。


「加藤、あそこの席な!」

先生は、ミサの隣の席を指差した。

「神咲、面倒見てやってやってくれ。」


えっ?なんで私が?

ミサは心の中で呟きながら、いやいや、返事をした。


ミサの隣に加藤が座り、一言「よろしく。」

と言った。

ミサは頭を下げ、教科書を開いた。


昼休み…

他のクラスの女子達が、転校生がきたことを知り、加藤の周りに集まってきた。

それもそのはず。加藤はイケメンだったからだ。

ミサの教室にバタバタと陸人が走り込んできた。


「ミサ…お前、社会の教科書あるか?」

と陸人はミサに言ってきた。

ミサは、呆れた顔をして


「陸人…また忘れ物?いい加減、私に頼るのはやめてよね!」

と、ミサは言いながら教科書を陸人に渡した。


「お前、今日はアレの日か?」

ミサは顔を赤らめて

「陸人のバカ!」

と言いながら、陸人をバシっと叩いて、教室から出ていった。

2学期になって陸人と別々のクラスになり、二人はケンカばかり。

と、言ってもミサ一人がイライラしていたのだ。


放課後、ミサが帰ろうとした時、後ろから、声をかけられた。


「あ…良かったら校舎を案内してくれないか?」

それは、加藤だった。

ミサはイライラしていたが、気晴らしにと

「あ… はい! じゃーどこから案内すればいい?」

ミサは笑顔で答えた。

いつの間にか、加藤とミサは話がはずみ、仲良くなっていた。

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