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自宅警備員=ニートではない  作者: 七城 七瀬
第一章 希望に溢れる三千世界
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閑話 少女の悩み

珠理視点のお話です。

 現在私は理人の家のお風呂にいる。友達である雨音と共に脱衣所で服を脱いでいるのだが……。


「珠理どうしたのぉ?」

「う、ううん。なんでもない……」


 雨音はきょとんと首を傾げ、尋ねてくる。返答するものの、どうにも声がでない。絶句に近い状態である。理由は至極簡単。格差社会を目の当たりにしているからだ。胸の。

 ちょっと神様! 不公平じゃないこれ? いいのこれ? 横暴だよこれ!


 私は彼女の裸体に釘付けになっている。この娘着痩せするタイプだったんだ……。

 戦闘力もとい戦湯力が凄まじい。私みたいな貧弱な戦湯力じゃ歯が立たない。


 雨音スタイルよくない? 不摂生の塊みたいなチリニートの分際でなんてダイナマイトボディだろう。爆弾使いだからってこんなとこまで徹底する?


「ねぇ雨音」

「なにぃ?」

「ちょっとそれ揉んでいい?」

「えっ!? ちょっ! 私まだいいよって言ってないよぉ!」


 有無を言わさず雨音の胸を揉みしだく。やっべなんだこれ。柔らかい胸とか初めて触った。


「も、もうやめてよぉ……」


 なんだろういけないことしてる気分……。女の子同士だから合法なはず……。それとも何? 男と大差ない胸してるから違法だと言うのか? けしからん! 誠にけしからん話だ!


「もう怒るよぉ!」


 もう十分怒っているような気もする。雨音は両手で胸を隠し風呂場に逃げ、すぐさま湯船に浸かった。


「ごめんって。ついね。手が勝手に」

 

 謝りながら私も湯船に浸かる。


「なんかおじさんっぽいよぉ。私別にそこまで大きくないでしょ?」

 

 確かに巨乳と言うには些か誤りがある気がする。でもね、丁度いい感じなわけよ。形が。掌サイズが一番いいって昔クラスの男子が言ってたのを耳にしたことがあるし、男の視点からでも高評価をもらえるくらいではないだろうか。


「痛っ! いたたたたた!」


 なんか腹立つから思いっきり胸を掴んでやった。

 畜生、胸あるやつなんて嫌いだ。ぐすん。


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