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第三章 コミュ障陰キャぼっちでもライブはできますか? 第五十三節

身体に触れる


心音が高まる

「ええと まずはシャワーからかな?」

二人で入っているのに広く感じるほどの浴室で私はメイリンちゃんに聞いた

一緒にお風呂に入ることは半ば諦める形で承諾したけど汗をかいたままだしこのままお風呂に入るわけにはいかないと思ったからだ

メイリンちゃんはきょとんとした顔で

「シャワーですか?」

「身体とか洗わないとじゃない?」

「たしかにそうなんデスが… 普段は別の人に洗ってもらっているので…」

「え?」

この短時間でメイリンちゃんの生活と一般庶民たる自分の生活とのスケールの違いを思い知らされてきたけどまたしても庶民との違いを見せつけられた


「洗ってもらうって… まさか坂本さん!?」

「いいえ 違いますヨ 普段は別の… マネージャーさん? がやってくれます」

流石にその辺りは同性の人が担当するんだろう

でもなんとか坂本さん乱入ルートは避けられた…

「でも今日はマネージャーさんいないので… そうだ!」

なにか思いついたようにメイリンちゃんは言った

まだ知り合って一日もたっていないのになぜかこの後のパターンが予測できた

嫌な予感がする…


「メイリンのこと、蓬が洗ってくだサイ!」


「……へ?」


「ムリムリムリムリムリムリムリ!」

本日二度目の悲鳴である

ここまで全力で拒否するのも私の中ではだいぶ珍しいことなんだけどそれもそのはず

「メイリンちゃんのご神体を私が洗うなんてムリだから!」

手元が狂った瞬間、切腹ものの作業を懇願されて受け入れられるはずもなかった

「背中を流し合うのは日本の文化ではナイのですか?」

「間違ってはいないけど違うから!」

そんな私の訴えも虚しくメイリンちゃんはシャワーの前に移動した

「ていうか二人分あるんだから私が洗わなくてもいいのでは…?」

「でも…」

またしても上目づかいで見つめられた

「そんな目で見られても…」

「ダメ… ですか?」

「ううっ…」


目の前にいる美少女のお願いを断れる人間がこの世界にいるだろうか?

おそらくいないだろう

少なくとも私は断れなかった…

その結果…

「じゃあ、失礼します…」

正面には一糸纏わぬ美少女、かくいう私の両手には泡が乗っている…

震えそうな手をなんとかこらえながらメイリンちゃんの背中に触れた

「…いかかがでしょうか?」

「気持ちいいです… 蓬の手、あったかくてしなやかで…」

「ど、どうも…」

とりあえず気持ちの悪い触り方になってなくて安心した


少しだけ冷静さを取り戻した私は改めてメイリンちゃんの肌の感触を認識する

すべすべで柔らかくてそれでいてスラッとしてる

まるでモデルかアイドルみたいな体型だ

「メイリンちゃんってスタイルいいね…」

「そうでしょうか? 蓬ほどではないと思いますが?」

「いやいや… さすがにそれはないんじゃないかな…」

メイリンちゃんに褒められて小心者の私は気が引けてしまった


「それじゃあ次はこっちをお願いしますネ」

そう言ってメイリンちゃんは振り返った

「え!?」

「どうかしましたか?」

「いや… その…」

振り返ったメイリンちゃんは両手を広げてお風呂用の椅子に座っている

当然、目の前にはメイリンちゃんのソレももろに見えているわけで…

「さすがにそっちはマズいいんじゃ…」

「メイリンは気にしませんよ?」

そのままの姿勢で早くと言わんばかりに身体を揺らすメイリンちゃん

それに連動するようにメイリンちゃんのおっぱい(推定F)が揺れ動いた…


ダメだ なにを考えているんだ私は…

女の子のそれも今日、転校したばかりとはいえ同級生の裸を見てこんな感情になるなんて

だいたいおっぱいがなんだ 私にだってないけどあるじゃないか

このままごねていても今までのパターンからしてメイリンちゃんにお願いされてしぶしぶ承諾するのがオチだ

それならもうなるようになってしまえと思うことにした


「わ、わかった…」

再び両方の手に泡を乗せて広げる

そして…

メイリンちゃんの身体に触れた

さっきまでとはまるで違う感触…

柔らかくて弾力のあるそれは普段悪あがきで揉んでいる私のソレとはまるで別物だった

「ヤバっ…」

思わず声が漏れ出てしまう

「ちょっとだけくすぐったいですネ」

「ごめん イヤだった?」

「そんなことないです! むしろ続けてくだサイ…」

吐息のようなメイリンちゃんの声に更にドキドキしてしまう

「じゃ、じゃあ続きを…」

しようとしたらメイリンちゃんは足を開こうとしてきた

「ちょっ なに!?」

「え、今度は足のほうじゃないんですか?」


恥じらいも疑念もなくさも当然のように足を伸ばしてくる

「……」

「蓬?」

意を決して足のほうに手を伸ばしたそして脛の辺りを高速で洗って…

「はい! おしまい!」

最後のほうがだいぶ雑な気がしたけどこれが限界だった

これ以上したらほんとに私の理性がおかしくなってしまう…


なんとか一仕事を終えて安堵したのも束の間、メイリンちゃんから衝撃的な一言が発せられた


「じゃあ次はメイリンが蓬のことを洗う番ですね!」


「……へ?」




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