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インプロバング

作者: 偽王《エクスプロシヴ=エクスプレス》

大風呂敷を畳めるようにがんばります

ねえ おじいちゃまが若かった時のお話して? 少女は椅子に凭れた微睡んでおる老人に声を掛けた

ああ おじいちゃんが若かった時は冒険にでた物だよ 君くらいの時には既に一度死にかけたことがあるんだ まあ 怖い怖い 少女は少し身構える 暖炉の薪が弾けて 二人はビクッとした おじいちゃんはね 大陸に渡ったことがあるんだよ 大陸ってよく新聞でみる? そうだあの荒廃した死の世界と云われて止まないあの大陸だ でもね 老人は少し時間をおいていった 私が行った時は──



2020 4 1 TOKYO

俺はこの前 上京してきた和藤内鞨也 俺は夢を追って此処にやって来た アビスオンライン世界大会が三年前 会場がTOKYOに決まってからは 学校のAO部は一段と作戦立てに力を加えてきたんだ アビスオンライン待ってろよ世界 するとどうだ 世界は奇妙な明滅とともに近くの人々は皆僕だ 俺はどうしたんだ 俺は これから帰ってAOをしなくちゃいけないんだ

  

世界は赤色に満ちた 黒ずんでいく 突然の虹の洪水 何かが爆発している 大晦日に聞いたことがある曲が聞こえる 懐かしさに胸が張り裂ける 世界が情報に分割され一新され 俺は世界が閉じたのをしった 

世界が閉じたのを知った瞬間 突然視界が裂けた



2020 4 1 unknown place

僕は目が覚めたとき 病院の個室にいた 望郷の激情に囚われて窓から飛び出したかったのに 窓は数寸も動かないのだった やあ君が───君だね ───?誰だろうとあたりを見回すけどここの病室は僕一人だけだった 看護士の人がきた かわいい でも 看護士にしてはかわい過ぎないか 見出し並みがボサボサだと思った とき 医者は言う 君は何か変わったことはあるかと聞いた ないと言った そうかと笑って答えた先生は踵を返して去り際に一言 君は有名人だよ と言った


あの看護士が言った 名前をハリボトケといったが最後の方は聞き取れなかった 先生の名前は山丘 エマと言っていたように感じた 僕はハリボトケに聞きたい事があった 僕が有名人って? 

看護士は今朝のニュースで君はAOのゲーム中に対戦相手の異常行動からすぐに公的機関に通報したのだと 海外では悪質なイタズラだがお陰で命をとりとめたのだと話してくれた 

僕はどうして病院にいるのかと聞くと 近くのコンクリートで固められた小川に頭から転落していたのを搬送されたそうだ 

僕はここでいてお金は足りるのか不安になったが軽傷で済んだから治癒するまでいてよかったらしい


この小説はスタブですどうか温かい目で閲覧下さい

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