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幾千夜の誓いを君へ  作者: 月詠命
二章 地平線の向こうに待つ空の色は
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第9話 月と太陽の確執




 フィーネは全身を薄手のマントで覆いながら、全身を撫でる風に身を晒していた。


 陽光は大地を照らして絶景を見せてくれるが、与えられる熱は風に奪われていく体温に比べれば乏しかった。


 大気に満ちる精霊を感じ、己の精神を統一させ、精霊の恩恵を全身に受けて、血に熱をくべる。


 身体の冷えは旅の大敵である。

 体温が下がれば身体は弱り、病に倒れる可能性だってあるのだ。


 この隊商の戦車には、車両一台につき御者が一人乗り、二人の護衛が左右を見張るかたちで乗っている。

 フィーネは進行方向の左を、ミラアは右をそれぞれ担当していた。


 戦車の数は二十五台。


 これだけ重武装を施した隊商となれば、盗賊団など物の数ではない。


 馬に乗って襲って来ようものならば、五十基のバリスタに馬もろともその身を貫かれ、この隊に近付くことも叶わぬまま、壊滅することが見てとれる。


 だが、警戒すべきは魔獣である。


 一言で魔獣と言っても、無論その生態系や生息区域は種によって大きく異なる。


 この隊商が警戒すべきは、主に森に生息し、空を駆ける類の魔獣だ。


 スパイスの香りは風に乗って空に広がる。

 翼を持った魔獣は行動範囲が広く、その香りにつられて寄ってくる可能性が高い。


 この島の森に生息し空を駆ける魔獣は、主にコカトリス、グリフィン、マンティコア。

 さらにドレイクやワイバーンといった小型の竜種だ。


 最もそんな恐るべき魔獣たちも、現れなければ何のこともない。


 ジャスニーを出発してから経った時間に比例して、隊商は僅かずつざわめきだしていた。

 慣れによって、旅立ちの緊張感がほぐれてきているのだろう。


 それはフィーネも同じで、既に肩の凝りを自覚できる程には緊張がほぐれていた。


 悪く言えば気が抜けそうでもあるのだが、気疲れ対策には適度な気の緩みも必要だということも知っている。


 吹き止まぬ風と陰らぬ日差しを嫌ってか、背中合わせに座るミラアはフードを被り、マントに身を包んで遠くに広がる森を見ているようだった。


 フィーネも反対側に広がる森に目を向けている。


 青空を流れる巨大な雲の変化や、時間に合わせてゆっくりと変わっていく草原の変化、遠くに見える森の木々や山の形など、見ていて飽きないものは多々あるのだ。


 ちゃんと監視という業務をこなしているため、多少楽しんでいたとしても、別にさぼっているわけではない。


 上空から聞こえる鳥たちの鳴き声に耳を傾けながら、北に見える森を眺めていると、


「お嬢ちゃん」


 活気のある声に呼ばれた。


 フィーネが振り向くと、御者の女性がこちらを見ていた。


 太陽が昇りきり、明るくなった今ならよく分かる。

 焼けた肌に金髪碧眼、整った顔立ちの女性である。


 年齢は、ミラアより僅かばかり上になるだろうか。

 勝気な瞳が印象的だ。


「なんですか?」

「こっちにおいでよ」


 御者の女性に笑顔で誘われて、何となくミラアを見ると、まったく気にしていないように地平線を眺めている。


 他の車でもハンターと御者が仲良く話をしているのだろうと思い、フィーネも揺れる甲板に両手両膝を着けた姿勢で、バランスを取りながら御者に近付いていく。


 御者のすぐそばに座ると、彼女はフィーネにとんでもないことを言ってきた。


「お嬢ちゃん、カタリーナ・ディア・グレイス様の娘さんでしょ?」

「んなっ」


 フィーネは唖然とした。


 なぜ分かったのか。

 貴族である自分とハンターである自分は割り切って考えていたので、ここでそれを繋げられたことに、どう対応していいか分からない。


「なんで知ってるんですか?」


 とりあえず正直に認めてしまったフィーネに、御者の女は邪気のない笑顔で言う。


「私、昔からカタリーナ様のファンでさ。あのお方に憧れて剣の道に進んで、この商会に入って御者やってるのさ。だから、貴女のことだって知ってるよ」


 御者は腰に一振りの剣を差していることから、剣の心得があることは確かなのだろう。


 まだ唖然としているフィーネに、御者は明るく続ける。


「私はクラーラ・ブルーニ。今じゃシュバイン商会の御者を専属でやってるけど、元々フリーランスのハンターだったんだ」


 フィーネに右手を見せると、銀色のライセンス・リングが陽光を照り返した。


 刻まれている文字は〝Bランクハンター、クラーラ・ブルーニ〟。

 こうして見ると、ミラアのものとは僅かに色と輝きが異なるのが分かる。


 腕のいい、主に特殊技能を持ったハンターが、依頼人に気に入られて専属契約を結ぶことがたまにある。


 ハンターたちの間では、それがフリーランスでやっていく自信のない証拠だという声もあるが、その多くは生活の安定を得た者への嫉妬にすぎない。


 事実、この隊商を纏めるSランクハンター・フェイも、シュバイン協会と専属契約を結んでいるであろうことからも、それは明らかだった。


 クラーラは、好奇心に満ちた明るい笑顔で訊いてくる。

「ねぇねぇ、グレイス家のご令嬢が、なんでハンターやってるのさ?」


 そう言うクラーラに対して、フィーネは少し焦りを覚えた。


 自分が貴族として振る舞うべきなのか、新米ハンターとして振る舞うべきなのかがよく分からなくなるからだ。


 この二つの職業はあまりにもギャップが大きすぎて、馴染みのない自分では尚更上手く間をとることができない。


 とにかく返事をする。


「あ、はい、あの、母に世の中の商売を知るようにと言われたので……」

「社会勉強なんだー」


 クラーラは瞳を輝かせた。


「あのカタリーナ様が娘に、この業界で勉強するように言うなんて。私もこの仕事に誇りが出てきたよ」


 自分が選んだだけだということは内緒にしておこうと心に決めて、会話を繋ぐ。


「母も、この業界の出身ですから」

「え、そうなの?」

「はい」


 目を丸くするクラーラに、フィーネは無理もないと思った。


 母は今では王都グレザリアきっての上流階級で、剣術指南役という仕事さえ分からないほどに、社交界でも華やかな意味でその名が通っている。


 領地から王都に戻らない父に代わって、王都で貴族としての交流を行い、すでにハンターの面影など微塵もない。


 また、母は決して隠しているわけではないのだが、王都グレザリアで公爵夫人の過去を口にすることに皆抵抗があるのだろう。


 ただでさえ、由緒ある生まれでないことを善しとしない者たちが多い社交界なのだから、それが公爵夫人の悪口であると捉えられたら最後、口にした者は社交界から爪弾きにされて立場を失ってしまう。


 だが、

「そうなんだー、カタリーナ様がハンター出身かぁ」


 目を輝かせながらクラーラは言う。


「じゃあ私もここから王宮にお仕えできるように、頑張ってみようかなー。なんてね」


 急に言葉に影を差すクラーラに、フィーネは違和感を覚えた。


「騎士を目指すおつもりはないんですか?」


 クラーラは少し困ったように言う。


「実はね、このシュバイン商会を経営してるヴァル・シュバイン様は、ローザリア様と太いパイプがあるんだ。だから、もし私が国にお仕えしようとしても、ヴァル様は許さないと思う」


(ヴァル・シュバイン……)


 胸中でその名を呟くフィーネの表情に影が差す。


 法的根拠のない権利を不当に行使できる者がいるという現状。

 これが国の腐敗である。


 そうしたならず者の多くは、私利私欲に走り、同業者の成功や身内の独立を邪魔し、国全体の成長と活性化を阻害するのだ。


 例えば、貴族フィーネ・ディア・グレイスとしてならば、この商会の元締めヴァル・シュバインとも対等以上に話ができる。


 だが、一人の新米ハンターであるフィーネとしては、元請けの大将やローザリア卿の庇護の元にある者たちと事を構えることはできない。

 その結果、経済的な打撃を受け、生活に支障をきたすのは自分なのだから。


 まだ未成年とはいえ、貴族――世をつくる立場の者として、この現状を見逃していいのだろうかと疑問に思う。


 きっと、今自分と一緒にいる銀髪の女ハンターなら、元請けから頭を下げてでも仕事を頼まれ、その結果として相手に対して自らの条件を通させることもできるのだろう。


 世を正すほどではないにしろ、不当な世論に媚びずに生きるには、世の中で抜きんでた力を要するのだ。


 自分よりも強い権力に対しても、実力と要領の良さで世を渡る。


 自分には無いそんな強かさにも、自分は憧れているのかもしれない。


 貴族の娘という立場と力では、所詮社交界や国全体の流れに逆らうことができないからだ。


 しかし、国の悪事を正すことはできなくても、目の前で行われる小さな悪事を正すことはできる。


「あの、クラーラさん。もし……」

「おーっと、貴女の庇護はいらないよ、ディア・グレイス嬢」


 フィーネの言葉を遮って、片手間で二頭のユニコーンを駆る女ハンターは言った。


「私はこの仕事が気に入ってるんだ。この商会での待遇も悪くない。国にお仕えしたいのもカタリーナ様に憧れてるだけで、実際就いてみるとつまらないかもしれない。貴女から恩を買ってまで、そんな博打を打つつもりはないんだ」


 真っ直ぐな瞳でそう言うクラーラの笑顔は、明るい太陽のようにも見えた。


「フィーネ、私、王都に着いたらしばらく休みになるんだ。良かったら、一緒に街を回ろうよ?」


 予想外の流れ。


 ハンターとして先を生きる者の輝きに心を打たれて、新米ハンターの少女は強く頷いて笑顔で答えた。


「はい、喜んで! 素敵なクーペを用意します!」


 この戦車とは比べものにならない快適な乗り心地の、豪奢でサスペンションも内装も凝った貴族御用達の街乗り用馬車を脳裏に浮かべる。


「約束だよ!」


 御者の美女と、護衛の美少女。

 二人の笑顔が交わされている光景に背を向けて、一人座っている女の眉間により一層深い皺が寄る。


 彼女、ミラア・カディルッカは、決して社交的な方ではない。


 彼女にとって人間関係を楽しむということは、仕事の営業スキルの一つであり、それ自体に価値を見出しているわけではないのだ。


 もちろん、身体を張って仕事仲間を守ることもよくあるが、そうした行動は彼女にとってすべて仕事の範疇であり、ただの作業の一環として考えている。


 よって、情報収集を目的としたり、会話を交わさなければ関係が成り立たないような人間と協力する場合を除く、不必要な会話を彼女は好まない。


 それよりは、見張り業務に徹して遠方の空に目線を置いておくのが彼女の流儀である。


 それがなんだというのだ。


 自分の相棒(少なくともミラアにとって)は、御者の女に誘われるがままに寄り添い、なんだか熱い会話を交わし、なんと近い将来まで約束し合っている。


 何が王都に着いたらだ。


 私とはそんな約束してないのに。


 ミラアは、王都に着いたらあくまで自然な流れで、フィーネと街を回ろうと思っていた。


 もちろん一級のクーペで。


 御者付きで貸し出している業者から、レンタルでもすればいい。

 別に金ならあるのだ。


 街で流行ってる、お洒落な服を着て。

 二人っきりで。

 朝から夜まで、誰にも邪魔されることなく。


 マカロンを食べたりジュースを飲んだり。

 カクテルもいいかも。


 夜は満天の星々と夜景を見ながら、二人で甘いトークを囁き合う。

 そんな健全で誠実な予定を立てていた。

 否、運命は決定していた。


 それがなんだというのか。


 このユニコーンを色香で誑かして、一人で二頭も同時に乗り回している売女は、仕事を片手間でやるだけでは収まらず、その空っぽな頭と尻の軽さを活かしたフットワークでフィーネに急接近し、甘い約束を交わした。


 メスネコ、いや悪い虫であることは、もう誰の目にも明白な事実である。


 フィーネもフィーネである。

 こんなどこの馬の骨とも知れないアバズレの誘惑に誑かされてしまうなんて。

 これでは将来が心配だ。

 私が正してあげなくては。


 ミラアは歪んだ使命感を、フードに隠れた瞳の中に力強く投影した。


 そんなSランクハンターの心境を知らない女二人は、ミラアのすぐ近くで王都の飲食店の話に華を咲かせている。


 流行りのスイーツがどうとか、明太子スパゲッティだとか、バニラアイスがどうだとか。

 実にくだらない。

 まったくもってくだらない。


(私、全部作れるし!)

 ミラアの紫色の瞳が怒りに見開かれる。


 感情に任せて眼球と瞳孔に膨大な魔力を叩き込むと、地平線の向こうまで視界が広がる。

 遥か遠くの空に、グリフィンの影が見えたが、ここからではあまりにも距離があり、あの人を舐め腐ったような鷲に似た顔面にバリスタの大矢をぶち込むことができない。


 怒りの矛先がどこへ向いているのか、ミラアはもう自分でもよく分からなかったが、とにかく魔獣が射程距離に入ったら即座に撃ち殺してやると心に決めていた。


 そうすればフィーネも目を覚まして、あのアバズレから自分の元に戻ってくるかもしれない。


「王都に着いたらお風呂にも入りたいですね」

「そうそう、王都グレザリア名物、キラキラ浴場!」


 二人は王都にある歴史的大浴場の話をし始めている。


 ミラアが、魔獣より先にこの御者を殺してやろうかと思ったその時、動いていた戦車が急に止まった。


 よそ見運転するからだと怒りながら御者台の方を睨むと、前を走っていた幌馬車も止まっている。


 隊商全体が停まっているようだ。

 隊の前の方が、何やら騒めいている。


「なんだろう?」

 御者台の上でクラーラが顔をしかめる。

 しばらくすると、不躾な話し声と共に、黒い軽装に身を包んだ数人の男女が前方から姿を現した。


 皆が鍛え込んでいる者たちだと分かる、独特な雰囲気を纏っている。

 重心の運びがその身に宿る武術的完成度を無言で語っている上に、明らかにこちらに対して敵意や殺気を向けているのを感じ取れた。

 全員が、腰に二本のサーベルを携えている。


「黒の騎士団だ」

 クラーラが言い、

「あ・・・」

 フィーネが声を漏らし、さり気なく顔をフードで隠した。


「黒の騎士団?」

 ミラアが身体を御者台に近付けて訊ねると、クラーラは声を潜めて言った。


「ああ、ローザリア卿の私兵たちだよ。治安維持の名の元に、すべての隊商の検査権を握ってる。あいつらに何をされても、逆らったらこっちが犯罪者になるんだ」


 黒の騎士団は、シュバイン商会の隊商の御者と護衛たちに対して、明らかに高圧的な態度を見せていた。


 隊商の最後尾まで行くつもりだろう、十人前後で幌の中にある積荷をチェックしながら、次々と後ろの方へ向かっていく。


 それはミラア達に対しても例外ではなく、殺気を遊ぶように放ちながらミラアをじっと見ていた者たちがいたが、視線を合わせないミラアの右手に光るミスリルの指輪を目に止めた途端、視線に驚愕と敬意が混ざったのが見て取れた。


 ただ、フィーネの父親はローザリア卿の右腕だとされる人物であり、この黒の騎士団の団長を務めている。


 正義感の強い彼女にとっては、その団員たちのこの横暴な態度は、同じ騎士として恥ずべきものであるようで、フードから覗く顔を羞恥に赤らめ俯いてしまっている。


 この隊商の代表格であるフェイが黒騎士たちと共に歩いて、幌馬車の積荷の説明を行っていた。


 フェイの貫禄が、黒の騎士団に窃盗などをさせないための抑止力になっているのかもしれないとミラアは思った。


 しばらくして納得したのか、黒騎士たちは隊商の前の方へと戻っていく。


「なにさ、あいつら!」


 逆らってはいけない敵がいなくなったのを見計らって、クラーラは怒りを顕わにした。


 シュバイン商会はローザリア卿の派閥だというが、その扱いはあまりいいものではないのだろうか。先ほど耳に入ってきたクラーラの話とのギャップに、ミラアの頭に疑念が浮かぶ。


「・・・フィーネ、こっちの騎士ってみんなこうなの?」

「違います・・・!」


 ミラアの問いに、フィーネは怒りと恥ずかしさに顔を赤く染めたまま言った。


「王宮騎士団の多くは皆、礼節と尊厳に生きています。黒の騎士団は、王宮に仕えるのではなく護国卿の私兵ですから、本来騎士団を名乗る資格なんてないんです」


 その言葉を、そのモグリ騎士団団長の娘が口にするのだ。

 日頃から穢れた奉公をその身に受け、何を返すべきか分からないでいるその心は、決して穏やかではないのかもしれない。


 そう広くはない幅の街道で、二頭の黒いユニコーンに引かれた幌馬車とすれ違う。


 御者は黒騎士だが、やはり若い女だ。

 幌馬車の中には、先程の黒騎士たちが乗っているのだろう。

 彼らは、これから港湾都市ジャスニーまで行くのだろうか。


「あれって巡回警備なの?」

 不思議そうに訊ねるミラアに、クラーラは答える。


「名目上はね。でも、実際には凄味を効かせながら、積荷を盗っていくだけさ」


 相当鬱憤が溜まっているのだろうか、御者の女は整った顔を歪めて続ける。


「ローザリア卿の息の掛かっていない隊商からは、女だって攫っていくって話だよ。盗賊団からも、みかじめ料を取ってるなんて話も聞くし」


 そう言いながらも、クラーラはその光景の異様さにすぐに気が付いた。


 一台の幌馬車に十数人の兵士たちが乗っているであろうことは、気配から察することができる。

 それが――すでにすれ違った数が三台、さらに前からまだやってくる。


「この数・・・・」


 警備という数ではない。

 一個小隊、いや既にすれ違っただけでもその数は中隊に達している。


 表情を変えずに彼らを見送るミラアの脳裏に、キアラヴァ王国で聞いていた男の呼び名を思い出した。


(〝今世紀の魔王〟キュヴィリエ・ディア・ローザリア・・・)


 黒い姿をした戦力を白い幌の中に仕舞い込んだ最強の軍隊は、港湾都市に向けて物々しい行進を続けていく。


 魔獣を相手取るための狩人たちによって編成されたこの隊商を、軽く上回るであろう戦力の部隊。

 商用でない、本物の軍用戦力。


 彼らが描くこの国の未来は、より大きな繁栄か。或いは滅亡か。



 

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