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わたげは彼氏っぽく



「ふー。」


つぐみは手に取ったタンポポのわたげに思いっきり息を吹きかけて、わたげをすべて飛ばす。

しかし、風向きを全く考えていないつぐみは向かいから吹いてきた風のせいで、飛ばしたわたげのほとんどを体で受け止めることになる。


「きゃあ!!……うう…失敗したぁ……」

「高校生にもなって何してるの?」


服に着いたわたげをはらっているつぐみに、蛍はそう言う。


「だって……やってみたくなったんだもん!!それより、まだわたげついてる?」

「髪についてるよ。」

「じゃあ、彼氏っぽく取ってよ!」

「彼氏っぽいって何?」


テンションの高いつぐみに対し、蛍はため息をつきそうなオーラを出しながらそう言う。


「蛍くんがそれっぽいって思うやつでいいから早く取ってよ!ほら!」


つぐみはそう言いながら蛍のほうに頭を近づける。


「取ったよ。」

「むぅ……取ったらほっぺにキスでしょ?」

「………恥ずかしくない?」

「い!い!か!ら!はーやーくー!」

「わ、わかったよ。」


蛍は顔を赤く染めながら少しかがむと、つぐみの頬にキスをする。

すぐに離れると、蛍は恥ずかしそうに少女から目をそらした。


こんな小説にもブックマークを付けて下さった方がいて、ほんっとありがたいです!

お願いですから外さないでくださいね。

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「絵が好きな君と絵を描かない僕」
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