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番外編 蛍くんの職場



「蛍くんは本当に愛妻家だね。ひゅーひゅー」

「……深夜、ライブの打ち合わせしてるのに関係ない話題を膨らませるのはやめてくれ。」

「だってあの蛍くんが惚気話をしてるんだよ?気になるじゃないか。」


もう一人の男にそう言われても、深夜は玩具を見つけた子供のような目をやめない。


「で、いつ子供はできる予定?」

「はぁ!?そ、そ、そ、そんなの!し、知らなっ!」

「蛍、動揺しすぎ。」


深夜はそんな蛍の反応を楽しみながら、ゲスな顔をしている。


「そ、そう言う深夜君はどうなのさ!」

「さあ。どうだと思う?」

「……いつの間にか子供が生まれてそう。」

「どうなんだろうね?」


深夜はそう言うと、くっくっくっと馬鹿にしたように笑う。


「実はもうできてたりして。」

「だったら面白いけど。ま、子供は可愛いよね。」

「その発言は誤解を招くよ?」

「別に問題ないけどね。」


余裕綽々と言った様子で言う深夜に、蛍はあからさまにため息をつく。


「蛍、」


と、そこで急に真面目な口調になった深夜に、蛍は軽く身構える。


「明日は特に何もないから、奥さんと夜遅くまで楽しむなら今日だよ?」

「深夜君!!」


顔を真っ赤にした蛍を、深夜はそのあともからかって遊んだ。




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