げーむは蛍が危険(前編)
放課後の教室。
そこには、無様な敗者達が転がっていた。
「っ!」
また一人敗者が増える。
「あと誰かいる?相手になるけど。」
「誰か六分儀を倒せ!」
「もうクラス全員やられた!」
何故こんな状況になっているか。それは少し前……
『蛍くんってこのスマホゲーム強いよね!』
『お!六分儀も空ドラするのか!じゃあ俺と対戦しようぜ。』
『いいよ。』
一分後
『う、嘘だろ?非課金でその強さ……だと?』
『六分儀そんなに強いの?俺ともしようぜ。』
といった感じで、蛍は向かってくる敵をボコボコにしていきこの惨劇を生み出した。
「僕とつぐみの写真が欲しかったら勝ってみたらいいじゃん。(何に使うのかわからないけど)」
「くそ!美男美女カップルの写真を学校内で売れば絶対に儲かったのに!」
「ランクカンストとかどんだけやり込んでんだ!?」
「はっ!もしや蛍が授業中、最低限のノートだけとってスマホ触ってるのって……」
「黒曜さんといる時以外スマホ触ってるのって……」
「む、無理だ!勝てねえ!」
と、敗者達が騒いでいる中。
「蛍くん、私と勝負しない?賭けるのは『なんでも一回お願いを聞く権利』。」
「……後悔しないんだね?」
今、今世紀最大のバトルが幕を開けた。
1、ゲーム関係の話が書きたい←原案
2、恋愛要素を入れよう←書く段階
3、前編、中編、後編の三つになった←完成
というわけですので、このゲームの話はあと二話分あります。




