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しんじるのは正義



「そういえば、蛍くんってすごく優しいよね。」

「そう?」


休み時間、そんなことを言い出したつぐみに、蛍は首をかしげる。


「そうだよ。だって、いくらわがまま言っても怒らないし。私がなんかやらかしちゃっても怒らないじゃん。」

「そうだね。」

「なんでそんなに優しいの?」

「優しいわけじゃないと思うよ。」


蛍はそう言うと、つぐみの頭を撫でる。


「うん。蛍くんは優しいよ。」

「いや。優しくないよ。僕だって怒るときは怒るしね。」

「じゃあどうして私には怒らないの?」

「つぐみを信じてるからかな。」

「? なんで信じてたら怒らないの?」

「僕は、つぐみは悪気があって我儘を言うわけじゃないって信じてるから怒らないんだよ。つぐみは素直すぎて、たまに配慮が足りなかったりはするけど、僕はつぐみのそんな素直なところも好きだしね。」

「そっか。ありがとう。」

「ん?なんかお礼言われるようなことした?」

「ううん。何でもないよ。」


つぐみはそう言うと、蛍に抱き着いて、胸に顔をうずめた。




風邪ひきました………

咳で死ぬかもしれないです(←だいぶ大袈裟に言ってる)

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