表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/45

えんそくは山登り(前編)


「ふぅ……やっと着いた!」


少女は青と白と緑、三色のグラデーションを見下ろしながら、山頂の目印にさわる。


「つ、疲れた………ねえ、つぐみ。なんでそんな元気なの?」


つぐみと呼ばれた少女とは対照的な様子の少年、蛍は半分倒れ込むように座る。


「体力無いな~。いざというときに彼女を抱えて逃げれないよ?」

「いい、の。抱えなくも逃げれる人を彼女にするから。」

「私みたいな?」

「うん。」


蛍は立ち上がると、クラスメートたちの邪魔にならない場所に移動する。


「ん?座らないの?」

「あ、うん。座るよ。」


つぐみは蛍の隣に座ると、晴れている空を見上げる。


「よし!」

「ん?どうかした?」

「い、いや。何でもないよ。」

「そう?ならいいけど。」


心で入れたはずの気合の声が漏れていたことにつぐみは赤面するが、蛍は気にせずに水分補給をする。




キリが悪いので、次の話まで今日中に更新します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これも読んで!
「絵が好きな君と絵を描かない僕」
面白いよ!(たぶん)

作者ツイッター
更新情報とかくだらないことを呟きます
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ