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あさは膝枕



「蛍くん、眠いよ~。」


朝食を食べた後、つぐみはそう言って蛍のとなりに座った。

三人掛けのソファーなのでまだスペースがある。


「昨日自分から一緒に寝ようって言ったのに寝れてないんだ。」

「だって……流石に一緒に寝るのは……ハードルが……」

「はいはい。」


蛍はそう言うと、ポンポンっとつぐみの頭を撫でる。


「蛍くん……膝枕……して?」

「いいよ。」

「え?いいの?」

「だって何言っても聞かないだろうし、凄く眠そうだし。」

「うん。ありがと……」


つぐみはそう言うと、蛍の膝の上に頭をのせ、仰向けの姿勢になる。


「ん……落ち着く。」

「眠いなら寝たほうがいいよ。」

「そうする。ねえ蛍くん、頭撫でて。」

「子供みたいだね。まあ、それくらいならいいけど。」


蛍はそう言うと頭を撫で始める。

暫くしてつぐみが寝たのを確認した蛍は、頭を撫でるのをやめる。


(付き合い始めてからよくくっついてくるようになったな。つぐみはかわいいし優しいからモテるらしいから、僕はもっといい彼氏になれるように頑張らないとな。)


蛍は欠伸をすると、愛おしそうにつぐみの頭を撫でて、その頬にキスをした。




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