第六章・・・・・ピヨピヨバトル開幕!
病人に無理させるとは一体全体何事だぁ・・・・。
病人に無理させる馬鹿者は一体何処のどいつだぁ?
私でした。
申し訳なく思います。ピヨピヨ金城。
ごめんなさい。ピヨ金。
以下略
六章・・・・・ピヨピヨ!バトル開幕
ギルフィの声が耳を劈くような大音響で響いた。
「出て来い。ピヨピヨ金城。今度こそ、命をもらいに来た。」
命貰われるのが いやだから逃げたのに、このメス、分ってな・・・。
ばんっ!と突然豪快に扉が開いた。
「ここにいたんだねえ。さぁ・・・この私と対決しなっ。」
ギルフィが言うルールは簡単だが複雑なものだった。ピヨ金には。
ダンとピヨ金、タッグバトルをしろと・・・。
ロードの精鋭ロード暗殺武装集団ロードソルジャーの期待のエース、フミルフとギルフィのタッグ、相性抜群コンビ相手に戦えというものだった。
返事に困っているとのっそりとあいつが起き上がった。今まで寝ていた事すら忘れていたが・・・。あの鳥がっ・・。
「その勝負受けましょうや。なっ。ピヨ金。」
ダンだ。ギルフィは鼻でふふんっと笑って言い放った。
「決定権があるのはピヨ金だかんな。お前じゃないんだ。さあピヨ金どうするんだい。」
ギルフィはニヤニヤ笑っていった。
僕の返事は・・・誓ったんだ。ピヨ子を助けるって・・・。
どんなやつとでも戦うって。絶対に逃げないってっ。
「ギルフィ。受けてたつ・・・。僕とダンが。」
・・・・・・・・・・・沈黙・・・・・・・・・・・
ポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポク・・・・・・・・・チーン!
あああああ!言っちゃった。
もう・・・取り返し、付かないジャン。どうしよ・・と冷や汗だらだらで思っているとダンが、ピヨ金。絶対に勝とうなっ。と言ってくれた。だけどダン。あのね・・・・・・・・・・そのプレッシャーが嫌なんだってばああ。
いい加減分ってほしいよ・・・もう。長い関係なんだから。あっ。そんないやらしい関係じゃあないからねっ。勘違いしないでね。断じて違うからね!それに・・・ピヨ子がいるし。
「愚痴愚痴言っても仕方ないので後は省くぞ。」
ダンが僕はまだ書きたい事があったのに、勝手に省いてしまっていた。
ギルフィの言うには、決定権は僕にあるんだぞといいながら、僕はまだ愚痴愚痴言っていた。まあ、ダンはこういうやつなのでしょうがないか・・・。
なんていっているとですネエ
「勝手に話が進んでいました。決定権、その他もろもろの事は僕が決めるんじゃないの。ギルフィ、ダン〜。とまあ、始まってしまいましたね。ピヨ金さん。ピヨピヨバトルロワイヤル2008秋の大激闘・・・主催者等は、省きましてですネエ。第一バト・・・・【どうあがいても第一バトルにしかならないんですが、こういいたいので言わしてくださいねっ】ル・・・開幕」
「勝手に人の心除くなあああ。てか・・はあ、あんた誰?。」
「司会者、腹我豸鷺墻です。」
フミルフ、ギルフィVSピヨ金、ダン
BY司会者、腹我豸鷺墻
バトル開始。
「ピヨ金。初めから飛ばすなよ。さっきみたいにぶっ倒れても助けらん無いからな。」
こくりとうなずくが、制御できるかは、分らないもとい、無理。たぶん無理。絶対無理。百パー無理。地球がひっくり返っても無理。とにかく無理。
「フミルフ。コンビネーションG-77-30でいくぞ。」
「はい。ギルフィ様。ウィンドウ・ザ・ハッチ開放。」
激しい風とうなる風が織り成す暴風。
このすさまじい風だけで、やられそうだ。
でも僕は、ピヨ子の事を助けるんだああ。どうだ!これでも心意気だけは、いっちょう前でい。ピヨ子のためならなんでもする。これからの未来でもそういうつまり、「彼女にフォーリンLOVE」とでも言ってやる。とまあ、話は変わるが・・・。
ピヨ金は、無い頭を使って、こんな複雑?な事も同時に考えていた。
G―77-30とはどんなに恐ろしいコンビネーションなのか・・・。
ピヨ金はこんなことまで考えていた場かなりでもがんばっている。そんなピヨ金に、一言言ってあげよう。「すごいね。がんばったね。ピヨ金。」とダンは思った。が、いう暇は無かった。
「フミルフ、風斬羽をふりおろすゥゥゥゥ、後ろではピヨ金が、SMキングThaギルフィに捕まったああ。おや、ピヨ金、以外にもSか、Mかあ。主人公のくせに、こんな趣味がああ。考えられないいい。」
ふんっ。勝手な事いいやがって。とピヨ金が思っていると脚に激痛が走った。いや、激痛が歩き回った。
がくん!
ピヨ金の膝がかくんとリズムよく落ちた。まだ、なおってなかっ・・・。
吐き気がする。頭痛もす・・・。ダン、ぴよ子、小父・・・
ピヨ金は、意識を失った。そして、最後に聞いた声は彼だった。
「ぴよ金、ぴよきいいいいいいいいいいん!」
・・・・・・・・・ああ。ダンじゃないか。何・・・言ってんだか。う・・るさいよ。自分の名前ぐらい、分ってる・・よ。
ピヨ金には届かなかったが、ギルフィの声もした。
「なんだい。よわっちいやつだね。ふん。さあて、そこの不良鳥。今度はあんたの死ぬ順番だよ。覚悟は出来ているかな?仲良く、あのヒヨコの後を追うが良いさ。フミルフ。行くよ。」
「はい。ギルフィ様。電界風霧烈風羽!」
ダンは立ち上がった。
「樹海光臨碧空之裁!」
血のように赤く染まった空から、樹海が降り注いだ。
「ふん、こんなものを出すのが限界かい?案外だらしないんだねえ。もう勝ちはないんだろ。しになよ。フミルフ、お前はあれを殺めな。八又鞭粉砕龍。」
樹海は、粉々に粉砕された。その樹海はダンの視界をふさいだ。
「ふん、まだまだ甘いわぁぁぁぁ!邪道鳥。」
電界風霧烈風羽が目の前まできている事に、きずけなかった。
「これで、終わりだああああああああああああああ!」
ダンは、フミルフが振り下ろしたそれによって、きりつけられ、更に風により、かなり後ろの岩に強く、叩きつけられた。
頭から岩に激突したため、ダンの体は、血だらけだった。
「・・・・・・・。天空の槍降。」
地に染まったような色から、槍が大量に・・・無量大数降ってきた。
それらの槍に、ギルフィ、フミルフは、戸惑う。
「フミルフ、何とかしなぁ!」
「はい、ギルフィ様。電界風!」
防御壁を張ったフミルフだったが、槍はその防御壁をも、無効化して、降り注いだ。
「ッたく、役に立たないねえ。八又鞭円陣!」
鞭が槍を次々とはじき返していった。
ついに槍の雨はやんだ。
「さあて、野蛮鳥。もうネタはないのかい?じゃあ、このギルフィ様の手にかかって、死にな。鞭石化鳥一閃。」
石化した鞭は、石ごと、ダンの肉体を貫いた。
ついにダンは、倒れた。
次回、ピヨピヨ金城、ダンの運命はいかに!
乞うご期待!
そんなに期待にも添えないけど。
というか期待する人いるんですかー?