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オルフェウスの手記810

物語で重要な人を、失った。

オルフェウスの手記810

ピヨ年 尻が浮く月  三匹のサルが踊る日 腹踊りでハッスルうほっほー曜日


ロードが、村を襲う。

頭領が誰かも分らない。

私は、これから、ロードの頭領にあってくる。

この村を守るつもりだ。そして、この記録を、後世に残そうと思う。

私は、これから行く。



ピヨ年 尻が浮く月 七頭の獅子が猫になる日 尻を高速で振ってウガガのギャー曜日


結局村は、襲われた。

俺は村を守れなかったらしい。

証拠?

証拠ならこれだ。

目覚めると俺はロードの幹部になっていた。

フィマナの呪文だ。

俺は俺ではなくなった。

この日記はかろうじて書けているが、もう少ししたらすべてを忘れるであろう。

この手記を読むものよ。

頼む。

この俺ロード三大幹部トップワン疾風の怪力ローファを殺してくれ。

そして私の愛する骨骨族のスカルもともに。

そして、私は、村を守れなかったふがいなさを正せる。

そして・・・・そして・・・。

私は、疾風の怪力ローファ。

フィマナ様の三大幹部の一人。



ここでオルフェウスの手記は、終わっている。

あくまで、このオルフェウスは、作者の頭の中に一瞬入ってきて出て行った。

果たして、このオルフェウスは、何を伝えたかったのか・・・。

オルフェウスという者は、いったい何者なのか・・・。

オルフェウスは何を伝えたかったのか・・・。

オルフェウスはどうなったのか・・・。

オルフェウスのことを知っているものは誰なのか・・・。


「オルフェウスは、絶命したぞ。われが改造してやったのだ。我が勢力へとな。」

ある日、フィマナが伝えに来た。

それは僕の1つの真実を知るすべを消されたのと同じだった。

オルフェウスの事を知るものはいないのか。


物語の鍵は、オルフェイスが、持っていた。

物語の鍵は、失われた。

物語の扉の先は、開かれない。






オルフェウスの手記は、まだどこかに何枚か残されている。


残された手記を、探し出してほしい・・・・。

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