第三章 ピヨピヨどっきどきはつデート。
これは、遥か天空に雛が待ていた時代の話・・・え。いつの時代も雛って空飛ばないの・・。
三章・・・・・ピヨ金ドッキドキ初デーーーート
僕は今ピヨ子とともにテーマパーク、ピヨ四座・ワールドにいる。
「ねえ。ピヨ金。今度は、どこに行くう。」
などピヨ子としゃれた話をしているとピヨ子のその声とほぼ同時に爆音がテーマパークピヨ四座・ワールド中に鳴り響いた。その爆音と爆発で何匹かの鳥が殺された。そして爆撃の中から、黒い鳥の影が現れた。ピヨ金はとっさに思った。こいつらはあのルービスおじさんを殺したやつらじゃないのか・・・・・。そう思うとすぐに駆けつけたくなったが、ピヨ子にとめられた。
「あんなやばいやつこんなところで相手にするなんて馬鹿だけよ。今は逃げるの。一刻も早くネ。さあ行くわよ。」
と、ピヨ子が行っているとその中から意外な鳥が出てきた。ダンだ。付いてきてたんだ・・まさか僕とピヨ子とあんなシーンやこんなシーンの素敵な青春の一ページを見られていたのではないか。と思うともの凄く恥ずかしかった。
「ピヨ金、大丈夫か。こんなやつら、やっちまおう・・・・行くぜい。」
「えええ?でもピヨ子が・・・ちょっ待ってえええええ。ダン、STOPSTOPストップうゥゥ嫌ああ。」
ほんとに駄目駄目なピヨ金であった。馬鹿である。はっきり言おう。馬鹿も馬鹿、大馬鹿。
それとは別に、ピヨ子は売店の椅子からばかばかしい二人組みのことをチョコパフェinスイーツチョコアイスをぺろぺろなめながら冷たい眼で見ていた。極めてあほくさっと思うぐらい冷静に。なんて馬鹿なやつらなんだと思った。「こんなやつ、任務のために・・・」と。しかしそんなことを言ったと知ると、口を手で押さえた。その時、チョコパフェinスイーツチョコアイスを落としてしまった。少し涙ぐんでいると、ピヨ子は襲われた。
「嫌ああああああああああ。」
そのロードの一員は見ていた。ピヨ金とこの鳥が「デイト」と言うらしい事をしているのを。
正しくは「デート」である事がお分かりだろうか。このロードは自分がした事の無いデイトをこんなちび達がしているなんて許せないっ!と八つ当たりした。世代違いの八つ当たりだ。そしてピヨ金は、ピヨ子のピンチだっとルーザヴァをサッと投げた。
しかしさすがはピヨ金である。ものの見事にはずした。これまでやってきた事が恥ずかしいぐらいに。そしてその鶏冠、ルーザヴァがどこに当たったかというと・・・・・運が悪いといってしまえばそれまでだが、それよりかわいそうである。ピヨ子のわずか3mm下
に見事に刺さったのである。そのロードの鳥は男だった。ピヨ子の3mm下とは、その鳥の股間。そこにさっくりと刺さったのだからもの凄く痛いのである。股間に刺さるとは・・まさか・・・ピヨ金は冷や汗をだらだらとたらした。世の汗の一滴がコンクリートの地面に付くと同時に、
「不我嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼・・・。」
そしてその男は、動かなくなった。哀れな最後であった。かろうじて、生きてはいたが・・。恥ずかしかった。ロードの一軍大将とも想像も付かない哀れな。一方ダンは、ピヨ金を置いた後敵をわんさか倒した。その数およその推定200だがそれからあの悲劇が起こったので、その数+50残りのロードの残党兵、200匹
それにも負けないように、ピヨ金もピヨ子と協力して、150は倒した残り50。しかしその奥には恐ろしいやつが潜んでいた。鳥をも一口で食べる伝説の怪物「イパヴァ」伝説にも登場する蛇の怪物だった。しかし今は蛇ではなく鳥の姿だった。そしてそのイパヴァは、三匹の鳥をディナーにするべく奥の鳥の骨で出来た王座から、出陣した・・・・・・・・・・・。
「どけ・・・。小童どもをくろうてやるわ。」
するするとピヨ金の元へ、体を徐々に近づいていった。それはあの伝説の蛇、イパヴァであった。
次回、魔剣ルーザヴァの真相に迫れ。都下かいておいて別のことやっちゃいますけどね。