第一章 ロード襲来!小父さんの死
彼の名前はピヨピヨ金城。それを育てたのは、ルービスという男であった。あれから行く年もの年月がたち、ピヨ金は少年へと成長しているのだった。
一章・・・・・小父さんの死 ロード襲来!
あれからはるかなときがすぎたある夜、悲劇は起こった。
ピーンポーン、ピーンポーンと、何度も小父さんの家のチャイムがなった。小父さんはピヨ金に「隠れているように。」と言い残して玄関に向かった。まるで悪いやつが来ているかのように。小父さんがドアを開けると、いきなりギラリと光る刃物が小父さんを刺した。
「死ね。ルービス。」
ルービスと呼ばれた小父さんはドアから入ってきたロードの手によって、殺された。隠れていたピヨ金は、箪笥の隙間からそれを見てしまった。たった一人の最愛の小父さんが殺されるのを。 それを目撃したピヨ金は息を呑みに飲んで飲み込んだ。
「小父・・さん?・・・・小父さんが・・。」
ピヨ金の頭が真っ白になっているときロードの一羽は意外な事を言い出した。
「あの、伝説の魔剣ルーザヴァを持つ「ピヨピヨ金城」は、いったいどこにいるんだ?」
俺を探している。この俺、ピヨピヨ金城を・・。
「仕方ねー。城に帰るか。」
と帰っていったとき、地図を落とした。うっかりしていたのだろう。それを聞いた、ピヨ金は、その地図を拾うやいなや城へと急ぐのだった。夜の冷たい夜風の中ピヨ金は翼を開くのだった。天空の城に向けて。ピヨピヨ金城は、自分が飛んでいることに涙した。いつまでも飛べなかった自分が今こうして飛べるのも、おじさんが丁寧に教えてくれたからだった。飛べるようになってからと言うもの、おじさんは人目を気にせず、一緒にうおーきんぐ《ウィンキング?》と言うものを一緒にしてくれた。それを今ふと思い出し、空には、ピヨ金の涙が舞うのであった。
「小父・・・さん・・・。」
ピヨ金は天空の城へと、飛び立つのであった。
次回、不良ヤンキー、ダン現る?ピヨ金の登坂をみたダンはピヨ金に決闘を言い渡すが・・・・。