第八章・・・・・ピヨピヨ!天空の城へ!
これからしばらく更新は出来そうにありません。今年、受験とやらなもので・・・。
目の前に広がる大きな城は、天空にうかんでいた。
天空の城。ジュピター。
これがっその城の名前だった。
「ここが、天空の城、ジュピター?」
ピヨ金が首をかしげてつぶやく。
「ここが、天空の城、ジュピター。」
ダンさんが首の角度を変えずに答える。
「ここに、ピヨ子がいるんだね。」
ピヨ金は脳裏にピヨこの姿が浮かんだ。
小説の中では危険なほどにいきなり出てきた僕のガールフレンドにして、この小説のヒロイン。
デートした事。
「助けに行こう。ダン。死んでも絶対にピヨ子だけは助け出してねぇ!」
羽をグーにしてダンにアピールする。
ダンも羽根をグーにしてピヨ金の頭を虐待するかのように鈍い音でガス!
すると何処からともなく、声がした。それは天空の城から来たようだ。
「待て、貴様らをこの城に入れるわけには行かない。」
天空の城の衛兵が武器を構え、降りてきた。
「貴様らにこの天空の城皇女にして時期王妃ピヨ子様を貴様らに渡すわけには行かない。ここで、死ね!」
羽を切ると刃のように投げつけた。
ピヨ金のぷくぷくほっぺたから赤い水が滴り落ちた。
「ひとひねりぃ!」
ダンがいつの間にかノシ烏賊にした。
「さあ、ピヨ金、行くぞーぅ。」
ピヨ金を連れて、ダンは天空の城へと強引に進入して行った。
しかし、そう簡単には進入できそうになかった。
ドアの前に一匹の鳥がいた。
「待っていたぞ。ピヨピヨ金城。この世に恐れられている魔剣ルーザヴァを持つ呪われたヒヨコ。」
そいつは鉄仮面の鳥だった。
つづくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ