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旧作3-1  作者: 智枝 理子
Ⅳ.神聖王国編
98/149

107 仄暗い雨

 馬車で宿に到着した後、リリーの腕を引く。

「どうしたの?」

「宿の女将に顔を見られるわけにはいかないだろ?気分が悪いふりをするから……」

「リリーシア様。マリアンヌ様は御気分が優れないようですから、抱えて頂けますか?」

「はい」

「そこまでしなくても、」

 言いかけたところで、リリーが俺を抱き上げる。

「ふふふ。それっぽく見えるわよ」

 遊びやがって。


 全員で宿に入る。

「おかえりなさいませ。……まぁ!マリアンヌ様。どうなさいました?」

 リリーの方を向いてるから、俺の顔は女将からは見えないんだけど。上手く騙せたみたいだな。

「馬車で少し酔われたようです」

「お医者様をお呼び致しましょうか」

「いいえ。お休みになれば大丈夫です。……早くお部屋にお連れしましょう」

「ごゆっくりお寛ぎ下さい」

 女将と別れて、部屋に向かう。

 レストランにもロビーにも人は居るみたいだな。

 この中に敵が潜んでいるかどうかはわからない。

「知ってる人間の気配は?」

『ない』

 これまでに会ったことのある人物は紛れ込んでないらしい。


 階段を上ったところでリリーに降ろしてもらって、宿泊している部屋の前へ。

『中に誰か居る』

「え?」

「人数は?」

『手前の部屋には誰も居ない。奥の部屋に一人。……他にも人間の気配がするが、人数は上手く探れない』

 メラニーが探知できないってことは、屋外?

「バルコニーにも居そうだな」

 マリーが寝室で一人になったところを見計らって誘拐するつもりだろう。

 バルコニーに隠しておける人数なんて、せいぜい二、三人。奥の部屋に潜伏している一人と合わせても最大四人程度。外で待機してる仲間が居たとしても、今頃、護衛の冒険者が処理してるはずだし、相手に出来ない数じゃないな。

 このままマリーのふりを続けるか。

「俺が何とかするから、皆は手前の部屋で待機してくれ」

「私も行く」

 リリー。

「一人の方が、」

「一人は駄目だよ。絶対ついて行く」

 リリーがまっすぐ俺を見る。

 ……この感じは。

「わかったよ。闇の魔法で隠していく」

「ありがとう」

『諦めるのが早かったね』

「エルって、本当にリリーに弱いのね」

「うるさいな」

 こうなったら、絶対に言うことを聞いてくれないんだから仕方ない。

「リリー。絶対に名前は間違えるなよ」

「はい。マリー」

「俺が許可するまでは大人しく待機していること」

「危なくなっても?」

「マリー相手に、そこまで手荒なことはしないだろ。大人しくして居られるか?」

「……はい」

 大丈夫か?

 リリーにこういうことを頼むのは初めてだ。

 上手くできれば良いけど。

「レインコートを預かるわ」

「うん」

 レインコートを脱いだリリーに闇の魔法を使う。

「なるべく俺の右側に居てくれ」

「はい」

『転ばないようにね』

「ローズ、クララを頼む」

「わかりました」

「メラニー。トラップがないか気を付けてくれ」

『了解』


 ドロップを口に入れて、室内に入る。

『この部屋に何か仕掛けられている気配はないな』

 部屋の中にローズが灯りを灯す。これぐらいの灯りなら、闇の魔法は消えないだろう。

 宿を出た時と変化はないし、この部屋には入っていないのかもしれない。

 レインコートを脱いで、コート掛けにかける。

「今日は疲れたからもう休みます。皆さんもお休みください」

『マリーはそんな口調じゃないわ』

 マリーの口調を真似ろなんて無理だろ。女でもないのに。

 マリーが笑いを堪えながら頷く。

「かしこまりました。ごゆっくりお休みください」

 右の肘を軽く曲げると、リリーが右側に居るのがわかる。

 リリーと一緒に、奥の部屋へ行く。


『トラップは無い。クローゼットの中に一人。バルコニーに二人だな』

 了解。

 リリーをベッドの足元側に座らせてから、枕元のサイドテーブルのランプを灯す。

 流石に、すぐに襲って来たりはしないか。

 カーテンの閉まったバルコニーからは視線を感じないけど、クローゼットの中の人物はこっちの様子を伺ってるだろう。

 腰に下げていた慈悲の剣をベッド脇に置いて、鬘が取れないようにクロエの衣装と、胸の形に布が詰め込まれた服を脱ぐ。

 女性用の寝間着なんて持って来てないけど。下はクロップドパンツを履いているし、上にシャツを着れば良いだろう。

 シャツのボタンを留めてベッドの中に入ると、足元にリリーが居るのがわかる。

 寝静まったのを確認出来れば、そう時間を置くことなく仕掛けて来ると思うんだけど……。


『動いたな』

 クローゼットが開く音と、足音。

 誘拐犯の割りには足音が大き過ぎる。どう考えても素人だ。

 足音がベッドの前まで来たかと思うと、急に花の香りが漂ってきた。

「マリアンヌ様」

 なんで、誘拐相手を起こすような真似を?

 目を開くと、ベッドの前に薔薇を持った男が居る。

 なんで?

 少し警戒するように体を起こす。

「あなたは、誰?」

「怪しい者ではありません」

 こんな時間に女の部屋に忍び込んでおいて、良くそんなことが言えるな。

 相手が俺の顔にランプの灯りを向ける。

「その美しい瞳。まさに、光の祝福を受けるお方に間違いない」

 金髪にピンクアイがマリー特有の容姿だとは言え。この国の人間って、本当に簡単に騙せるんだな。

 相手がランプをサイドテーブルに置く。

「部屋に護衛の冒険者を頼んだ覚えはありませんが」

「私は冒険者ではありません。名は、グレゴールと申します」

 ローレンツの弟で政務官。継承順位は第五位。独身で、歳は三十ぐらい。

「王弟殿下でしょうか?」

「その通りです」

 本当に?見た目は年相応だけど。

「王弟殿下が、何故、このような時間に……」

「失礼なことは承知です。ですが、どうしてもお話しをしたいことがあって参りました」

「ここ最近、私の部屋に侵入しようとしたのも貴方ですか」

「マリアンヌ様と二人きりでお話しする機会を得ようとしていたのは間違いありません」

 こいつが首謀者らしい。

「しかし、マリアンヌ様に危害を加えようと思ったことは、神に誓って一度もありません。どうか、お話しだけでもさせて頂けますか」

 相手は落ち着いていて長物の武器を持っている様子もない。バルコニーの連中が入ってくる気配もないし、情報を引き出す余裕はありそうだな。

「わかりました。ただし、何かあればすぐに悲鳴を上げて人を呼びます」

「構いません。私は神の導きによって、ここに参上しただけですから」

「神の導き?」

 神官でもないのに?

「私の前に現れた神は、私こそがこの国の真の王であると仰いました」

 神託か。

「国王陛下は御健在ですし、王太子殿下はハルトヴィヒ様でしょう」

「いいえ。神は、間違いなく、この国を導く存在は私であると仰られたのです。しかし、教皇猊下ですら、私が真の王であることを神は示されていないと仰るのです」

 そりゃそうだ。

 戴冠権を握る教皇が選んだのは現国王であり、現王太子を推してるのも間違いないんだから。

「私は、教皇猊下に神託を証明する必要があります」

 矛盾してる。国王を選ぶ立場に居る教皇も、こいつと同じ神託を受けていないとおかしいんじゃないのか。

「そこへ、光のお導きによってマリアンヌ様がこの国へいらっしゃったのです。光の使者たるあなたが私と結ばれることで、私が真の王であることを教皇猊下も、国民も認めることでしょう」

 グレゴールが薔薇の花束を俺に向ける。

「マリアンヌ様。私とあなたは神によって結ばれる運命を与えられているのです。どうか私と結婚して下さい」

 御託を並べてるけど、結局、欲しいのはオルロワール家の血ってことだろ。

「そのようなお話しを受けるわけには参りません。私は誰とも結婚をするつもりはありませんから」

「いいえ。これは運命によって決められていたことなのです。そうでなければ、このタイミングで貴方が私の前に現れるはずはない」

 勝手に俺の前に現れたのは、お前だろ。

「私には関係のないことです」

「関係あることなのです。何故なら、あなたは光の祝福を受けたお方。私と共に、世界の危機に立ち向かう使命を負っているのです」

「世界の危機?」

「すなわち、ラングリオンの皇太子が中途半端な封印を施しているアンシェラートを完全に封印し、世界に平和をもたらす使命です」

 ちょっと待て。

「そんなこと……」

 嫌な予感がする。

「可能なのです。神は仰った。選ばれし者だけが、その奇跡の力を扱えるのだと」

 奇跡の力って。

「グランツシルト教に伝わる聖櫃を開き世界を救うのは、真の王たる私と、光の導きを受けるマリアンヌ様なのです」

 それが、神託?

 ……騙されてるんだ。

 あいつはアレクの時と同じように、こいつの前に現れたに違いない。この国の奴なら、目の前に突然神々しく現れた相手を神と勘違いするのは当たり前。

 光の大精霊が守っている聖櫃が封印の棺なのはリリーが確認済みだ。

 あいつは、アイフェルと繋がりのあるマリーと、王族であるグレゴールを使って棺を開く気なんだ。

「神と、どんな取引を?」

「取引?」

「願いの代償に、契約を結んだのでは?」

「とんでもない。願いを叶えると甘言を抜かすのは悪魔と相場が決まっております。神は、私の目の前に現れて神託を与えて下さるだけなのです。私は神の導きに沿って行動しているだけです」

 良かった。御使いになる契約は結んでないみたいだ。

 敬虔なグランツシルト教徒は、神を信じると同時に、悪魔への警戒も怠らないらしい。グレゴールも願いを叶えるって言われれば神託を怪しんだんだろう。

 あいつが他に何をするつもりなのかは今の時点ではわからないし、どうせ俺が封印し直せば、封印の棺を開く方法はなくなるんだ。

 必要な情報は引き出せた。もう、用はない。

「お話しはわかりました。しかし、自分の一生を決めるお返事をすぐに出すことはできません。一晩考えさせて頂けませんか」

「何を迷うことがありますか。神はすべて正しいのです」

「グランツシルト教徒ではない私には、神の奇跡は信じられないものです。どうか、今日はお引き取りを」

「それならば、今すぐ神の奇跡をご覧に入れましょう」

 え?

「神は、王たる私に応えて下さるのですから!」

 グレゴールがバルコニーの方に走って行ったかと思うと、窓を開いて外に出る。

「グレゴール様!」

 バルコニーに居た二人が、そのまま飛び落ちそうになったグレゴールを慌てて抑えているのが見える。

 まさか、本当に?

 慈悲の剣を持って、リリーの腕を引いて一緒にバルコニーの方へ向かう。

 すると、グレゴールがバルコニーで魔法の玉らしきものを割る。

 割れた玉からは、一瞬だけ強い光が放たれた。

「神よ!その奇跡をここに!」

 グレゴールが空に向かって両手を上げる。

 見上げると、稲光のする上空で雲が渦巻いてるのが見える。

『これって……』

 全身に纏わりつくような、嫌な感じ……。

 雨が急に強くなって雷鳴がとどろいたかと思うと、目の前に浮遊した人間が現れた。

 ……ヴェラチュールじゃない?

『こいつ、この前の奴だ!』

「ベネトナアシュ……」

 リリーがアレクと一緒に戦った、ヴェラチュールの御使い?

「マリアンヌ様。あの方こそが、光の神、グリッツェン様の御使いです!」

 完全に騙されてるな。

 グランツシルト教の神の御使いだと思ってるなんて。

 さっきの魔法の玉に、こいつを呼び寄せる魔法でも込められていたのか?

 急にリリーが俺の腕を引いたかと思うと、部屋の中からこっちに向かって一陣の風が走り抜けた。

 それは真っ直ぐベネトナアシュを斬りつけたかと思うと、バルコニーの淵に足を着け、驚いている三人に向かって眠りの魔法を使う。

「何、呆けてるんだよ」

 エイルリオンが淡く光る。

 そうだ。ヴェラチュールと同じで、あいつを斬れるのはエイルリオンと慈悲の剣。

「行くぞ」

「了解」

「あっ、私も、」

「そっちは頼む」

 ローズを追ってバルコニーからベネトナアシュに向かって攻撃を加えると、斬った部分が一度切断された後、くっつく。

 気味が悪いな。

 斬った時の手ごたえもないし、まるで亜精霊を相手にしてるみたいだ。

 でも、元は肉体だったせいか、切断された傷跡は完全に修復されることなく、継ぎ接ぎのように跡が残っている。

「気を付けろ!」

 急に伸びて来た何かを避けて慈悲の剣で斬る。けれど、それはさっきと同じようにもう一度切断部分がくっつく。

 これも肉体の一部?

『腕が伸びる人間なんて居るのぉ?』

『何でもありだねー』

 今の、腕だったのか。

 厄介な相手だな。

『エル、上!』

 上?

 見上げると、黒い槍が降って来るのが見える。

 ヴェラチュールと同じ。

 黒い槍に向かって炎の魔法を使う。

 ……打ちもらした。

 暗い上に、目薬のせいで視界が悪い。おまけに、雨だから火力も下がってるんだろう。

 消し切れなかった黒い槍に向かって、火力を高めた炎の魔法を放つ。

「上を警戒してくれ」

『了解』

「ローズ!」

 ローズがエイルリオンで斬りつけた左手首を慈悲の剣で斬りつけると、左手が消えた。

「やっぱり」

 ベネトナアシュが驚いた顔をして、数歩引く。

「どういうことだ?」

「これは二つで一つの剣なんだ」

 あいつに効果的にダメージを与えるならこれが一番だろう。

「なら、しっかりついて来いよ」

 ローズがエイルリオンで斬りつけると、ベネトナアシュが俺の攻撃をかわして宙に浮く。

「逃げる気か」

「ユール、ジオ、顕現して縛ってくれ」

『まかせてー』

『行くわよぉ』

 ユールとジオが、真空と風の魔法のロープでベネトナアシュを縛る。

 今の内に……。

 ローズの攻撃に合わせて慈悲の剣で斬りつける。でも、今回は前の様には消えない。

「ダメージが足りないみたいだな」

 ローズに合わせて右足を斬りつけると、右足が消えた。

 攻撃が通りやすい部位とそうじゃない部位もありそうだ。

『うわぁ。引っ張られるー』

「ジオ!ユール!」

 ローズが二人の傍に行って、真空と風のロープを引く。

「こいつっ」

 もう一つロープを作って縛り付けたところで。

『上!』

『また来たよ!』

 視界が悪いから一定まで近づいて来ないと対応できないって言うのに。

 魔法を使おうとしたところで宙で何かが煌めき、槍の魔法がすべて消えた。

「援護するよ」

「リリー」

 地面に着地すると同時に、リリーがローズの傍に走って行ってロープを引くと、空高く昇ろうとして居たベネトナアシュが地面に引きずり落とされる。

『流石、リリーねぇ』

「マリーたちは?」

「任せて来たから大丈夫!」

 誰に?

 視線をバルコニーの上に向けると、護衛を頼んだエトワールの冒険者が居るのが見える。

 なら、大丈夫か。

 ベネトナアシュの右腕を斬ると、すかさずローズが切断された部位をエイルリオンで斬る。

 右腕はなかなか消えないな。

 あいつに効果的なダメージを与えるには……。

 砂の魔法を使うと、相手の動きが鈍くなる。やっぱり、この魔法には弱いのか。

 ローズがベネトナアシュと剣を交えている間に、ベネトナアシュの背後を斬りつける。

『エル!』

 明らかに人間には不可能な動きで伸びた手のない腕を三度斬りつけて、風の魔法で飛ぶ。

 どこまで伸びるんだ?これ。

 地上では相変わらず右腕一本でローズとやりあってるっていうのに。

 砂の魔法で円を描くように飛び、途中から捻じるように方向を変えて円の中に入ると、俺を追って伸びていた腕が結ばれて動きを止める。

 ようやく追って来なくなった。

「ローズ!」

 空中から慈悲の剣で左肩を斬り下す。

 続けてローズが同じ個所を斬り上げると、左肩から先がすべて消えた。

 この調子で斬り続けてたら、最後に何が残るんだ?

「そろそろ限界じゃないのか?お前の弱点ぐらい知ってるぜ」

 弱点?

―アルファド帝国最後の皇帝も、最後には首を斬られたね。

 ローズがベネトナアシュを斬ったのに合わせて同じ個所を斬ると、その胴体は悲鳴を上げることもなく亜精霊のように消えていく。

 紅の剣を握っていた右腕だけが最後に残ったけれど、それも剣と一緒に消滅した。

 ベネトナアシュは完全に消えたけど……。

「本当に、あいつを倒したのか?」

 手ごたえが全くない。

「さぁな。少なくとも、死体ですらなくなったのは確かだろ」

―ベネトナアシュも神の力を失えば砂のように崩れるだけの存在だ。

 神の力を失った結果、亜精霊のように消えた?

 自分の願いの為にヴェラチュールと契約したせいで、肉体が大地に還ることも叶わなかったなんて。

 自業自得とはいえ。

 神の御使いになるなんてろくなことじゃないな。

「エル」

 リリーが俺にマントをかける。

「風邪ひいちゃうよ」

 そういえば、薄着だったっけ。

 マントのフードを被りながら空を見上げる。

 渦巻いたような雲は消えたけど、まだ雨は降ったままだ。

「ヴェラチュールの気配は?」

 リリーが周囲を見渡す。

「嫌な感じはもうないみたい」

 俺も。さっきまで感じていた嫌な感じはもうないけど。

 御使いのベネトナアシュだけがここに来ていた?

 あいつは、本当にここには居ないのか?

 


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