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旧作3-1  作者: 智枝 理子
Ⅲ.剣術大会編
60/149

64 認識のずれ

「後ろ」

 振り返ると同時にガードする。

 けど、弾かれて、そのまま後ろに倒れる。

「避けるか、受け流した方が良かったね」

 差し伸べられた手を取って立ち上がる。

 そんな判断、一瞬で出来るかわからない。

 けど、無理な体勢からガードしたんだから、受け止めることを考えずに回避する方法を考えた方が良いのは確かだ。咄嗟に出来る方法……。

「そろそろお茶の時間だね。稽古は中断しよう」

「喉が渇いた」

 演習場の端に行って、アニエスからオランジュエードの瓶を受け取って飲んでいると、アレクが周囲に手を振る。

 見上げると、演習場の外壁の上に人が集まってた。

「休みだっていうのに。暇人ばっかりだな」

「勤務中の子もいるようだけどね」

 衛兵の鎧を装備してる奴は勤務中のはずだ。剣を装備してるのは巡回警備中。槍を装備しているのは特定の持ち場に居るはずなんだけど。

「平和だな」

 アレクが演習場に居るからみんな覗きに来てたんだろう。

「シャルロ様とイレーヌ様がいらっしゃっております」

 来てるのか。

「着替えてから行くよ」

「俺も」

 シャワーを浴びたい。


 ※


 着替えて、応接室に向かう。

「十五回」

「何が?」

「欠伸の数だよ」

「そんなもの数えてるのか」

「二十回になったら、寝るように言おうと思ってね」

 本人は、欠伸の数がカウントされてるなんて気づいてないだろうな。

「面白いから右目で見てるんだけど」

 レイリスか。

「自分の姿が視界に入るのは、不思議なものだね」

 アレクを護衛してるマリユスを監視してるのは、レイリスを通したアレクなんだから、変な構図だよな。

「ちゃんとランチは食べたのか?」

「リリーシアのショコラティーヌを食べてたみたいだよ」

 あれは美味しかった。

 ランチの時間は、エミリーが軽く焼き直したのを出してくれたから、溶けたショコラが絶妙で。また作ってもらおう。


「お疲れ様です」

 応接室の前にローグが居る。

「お疲れ様」

「ちゃんと寝たのか?」

「はい。午前は休養を取りました」

「警護は任せたよ」

「御意」

 ローグが応接室の扉をノックして、開く。

「アレクシス様とエルロック様がお見えになりました」

 アレクと一緒に応接室に入る。

「こんにちは、シャルロ」

 シャルロとイレーヌが立ち上がって礼をする。

「こんにちは。アレクシス様。エル」

「君がイレーヌだね」

「はい。イレーヌと申します。本日はお招きいただきありがとうございます」

「急に呼び出してすまなかったね」

「とんでもない。光栄です」

「では、私は席を外します」

「御用の際はお申し付けください」

「失礼いたします」

 シャルロとアニエス、エミリーが応接室を出る。

「座ってくれるかい」

「はい」

 イレーヌが座った向かいに、アレクと一緒に座る。

 席の前には淹れたての紅茶。それから、ショコラティーヌとパルミエが置いてある。

「ショコラティーヌって卵使ってないのか?」

「はい。表面に塗り卵もされていないとか。御配慮に感謝いたします」

 イレーヌが来るかもしれないから別に作ってたのかな。

 パルミエは久しぶりだ。美味い。

「封印の棺については、どれぐらい知識があるのかな」

「封印の……棺、ですか?」

 イレーヌが首を傾げる。

「イレーヌは魔法陣を起動している力が何か知らないんだ。……封印の棺は、転移の魔法陣を動かしてる古い力のことだよ」

「古い力……」

「そういえば、前に心当たりがあるって言ってたよな」

「里に伝わる古い詩に出てくる力ではないかと思います。ですが、あれは決して外では口にしないように言われているものです」

「話せないのか?」

「いいえ……。内容は、すでに御存知のことばかりですから、問題ないかと。この場限りで、紙に記さないと言うのでしたら、お話しします」

「わかった。約束しよう」

「はい。では」

 イレーヌが歌う。



 眠れ眠れ永久に。目覚めることなく自然に還れ。

 彼の力は、災いを引き起こす力。


 切り離された最後の土地に、彼の魂が、その髪と共に眠る。

 高い山の頂に、彼の魂が、その爪と共に眠る。

 強く勇ましい者の内に、彼の魂が、その歯と共に眠る。

 広い高原の中央に、彼の魂が、その瞳と共に眠る。

 境界を定める地に、彼の魂が、その心臓と共に眠る。

 栄えある都に、最も崇高な一部が眠る。

 神のみもと、封印の地に、彼の魂がその本体と共に眠る。


 眠れ眠れ永久に。この世で最も罪深く愚かな魂よ。

 彼の者は、すべてを滅ぼす者。



「以上です」

 これは……。

「興味深い詩だね」

「すべてではありませんが、転移の魔法陣で飛べる場所を示しているものだと思います」

 だから教えてくれる気になったんだろうけど。

 もっと重要な意味がある。

「これは、封印の棺の場所だ」

「同じものではないのですか」

「少し違う」

 棺の数は全部で七つなのか。

 どこに何が入ってるのかも正確にわかるようになってるんだろう。

 けど、この詩。変なことが多い。

「まず、詩が示す場所の答え合わせをしておこうか。呪文と合っているのか」

「そうだな。……切り離された最後の土地。髪を意味するのはハラーロだから、イレーヌたちの里を指すのか?」

「はい」

 髪と一緒に神の力を封印した封印の棺は、イレーヌの里にある。

「高い山の頂。爪はナイリだから竜の山。強く勇ましい者の内。歯はデンツォらしいけど。これってフォルテか?」

「そう考えるのが自然だろうね」

 リリーが見た斑の光の正体。詩に即してるなら、フォルテは神の力を、棺ごと腹に抱えてることになる。

「イレーヌ、デンツォという呪文で飛べる場所はあるのかい」

「いいえ。聞いたことがありません」

 対応する魔法陣が存在しない?

「ってことは、フォルテは封印されてない棺を持ってるのか?」

 体ごと神の台座に封印されてたみたいだけど。

「その可能性が高いね。封印なら、後から施すことが出来るよ」

 大精霊の力があればできるからな。

「でも、上手くやらないとね」

――あれを殺すのならば覚悟することだ。

――地上のことに我々が干渉すべきではない。

 ルーベルが言ってたのはこういうことか。フォルテの腹の中に封印の棺があることを知ってたんだ。

 っていうか、倒して大丈夫なのか。あれ。

―殺したらまずいから。

―精霊が干渉してはいけないってことだよ。

 レイリスも知ってたっけ。

 あれ?ドラゴンも、精霊も干渉しない?

 ドラゴンにとっても、精霊にとっても、開いたらまずいものなんじゃないのか?

「エル。答え合わせを続けよう」

「……そうだな」

 一つずつ、明らかにしていこう。まだ、解らなないことの方が多い。

「次は、広い高原の中央。瞳はプピーオだから、クエスタニアだ。境界を定める地。心臓はコッロで砂漠。栄えある都。最も崇高な一部……。これが中心を意味するセントオを指すんだろうな」

「オートクレール地方にある遺跡だね」

 まだ全体像のはっきりしない巨大な遺跡。かなり重要なものみたいだ。

「神のみもと、封印の地。これは神の台座のことだ。本体はコールポ。……リリーから聞いた意味は体だけど、語義としては似たようなものだろう」

「そうだね」

「グラシアルがないけど」

「封印の棺のある場所は神の台座。その鍵となる魔法陣のある場所はグラシアルだったのだろうね」

 今から千二百年前。エイダが魔法陣の封印を解き、誰かが封印の棺を開いた。

 エイダが封印を解いたことで、棺からは本体と神の力が出たけれど、パスカルがその一部をレプリカの封印の棺の中に、エイダと共に封印した。

「失敗する前って、コールポでグラシアルに飛べたんだよな?」

「はい。……あそこが女王国になる前のことですが」

 その後も転移の魔法陣は使えたんだから、エイダが封印を解いた後も、魔法陣は存在してたみたいだよな。

 転移の魔法陣を起動してた力は、エイダの棺に封印された力?

 あれ?違う。

「砂漠になる前じゃなく、女王国になる前?」

「砂漠?……はい。東が砂漠になった後もグラシアルに飛べました」

 魔法陣を起動していた力は、エイダの棺に入っていたものじゃないのか。でも、エイダが何も知らなかったなら、エイダの棺に本体と呼べるものが入ってたわけないか。

 コールポに呼応するもの。神の力というよりは、そのものを指すのかも。本体が何らかの形で神の台座にあったってことなんだろうけど。

 髪、爪、歯、瞳、心臓を失った人間。……あまり想像したくないな。

「イレーヌ。高い山の頂は、詩では竜の山を指すようだけど、何故竜の山なのかわかるかい」

「最も高い山だからだと思います」

「え?」

「それは違うね」

「そうなんですか?」

 オービュミル大陸で一番高い山と言えば、オペクァエル山脈にある山だ。

「私はずっと、地上で最も高い山は竜の山だと思っていました。里の人間はみんなそうでしょう。これが竜の山を指すのは確かだと思います」

 この詩を作った奴の勘違い?

「次は、広い高原。クエスタニアは平原にある国だ。転移先は山の中なのかな」

「いいえ。クエスタニアの王都からそう離れていない場所ですから、平原でしょう」

 ……なんで、高原?

「境界を定める地。この意味は?」

「昔、戦争を終わらせる為、クレアの土地とブラッドの土地を分ける協議が行われたと聞きます。その時に定められた境界だと思いますが……。詳しいことは知りません」

「戦争というのは、ドラゴン王国時代の終わりに起きたといわれる戦争かな」

 クレアとブラッドの間で起こった大規模な戦争。

 両者の間の戦争は、和平交渉によって終結していたのか。

「終わりというのは語弊があるかもしれません。クレアとブラッドはずっと争っていたと聞きます」

「原因は?」

「それは……。私たちが、根本的に違う種族だからでしょう」

「そうだね。君たちから見れば、ブラッドとは、クレアをブラッドに変えてしまう恐ろしい種族だろう」

「アレク。脅してどうするんだ」

「いえ……。私たちも、血肉や卵を口にすることでブラッドの眷属になります。そうして力を得たクレアも居たそうです。ブラッドは、クレアよりも強い種族です。様々な道具を作り出すことが出来、武具の扱いにも長けた種族です。クレアが勝る点と言えば、五感が優れていることと長命であることぐらいでしょう」

「五感が優れてる?視力が良いだけじゃないのか」

「はい。ただ、意味合いの違うものもあります。視覚、聴覚、嗅覚に関しては同じでしょうが、味覚とは植物や毒物の種類を判断する感覚。そして、触覚とは自然や精霊を感じる感覚を指します」

 それって、共鳴のことじゃないか。魔法使いの素質に必要な物。精霊の存在を感じること。

「もう一つ、特徴があるんじゃないのかい」

「なんでしょう」

「クレアは、緑の髪に茶色の瞳だね」

「はい」

 そういえば、エレインとイレーヌは同じだよな。

「ですが、その容姿はブラッドにも、稀に生まれるはずです」

「そうだね。ヴァジュイル辺境伯の令嬢も、美しい緑の髪だったから」

 エメロード。前に、アレクに会わせに来ていたな。

「栄えある都とは、ブラッドの都を指すのかな」

「はい」

「この詩が作られたのがいつかな」

「ドラゴン王国時代より後だと思いますが……」

 自信がなさそうだな。

「ドラゴン王国時代を終わらせた災害について何か知っているかい」

「すべてが洗い流されたとしか。それによってクレアは自分の土地を失ったと聞いています」

「失った?」

「その意味も、良くわかりません。ですが、地上がブラッドのものとなったのは確かです」

「ブラッドのもの?境界を決めて、土地を分かち合ったはずなのに?」

「はい。世界を二分したと聞いていましたが……。そもそも、その取り決めがいつのことなのか、どこまで有効な話しだったのかもわかりません。……長老なら、詳しく知っているかもしれませんが」

「長老に会うことは?」

「難しいかと思います。長老が里を出ることはありませんし、私たちに古いことを伝える気もありません。そして、ブラッドが私たちの土地に立ち入ることは、とても危険な行為です」

「空気が合わないって言ってたな」

『行っちゃだめよぉ、エル。危ないわぁ』

 だめなのか。

 聞きたいことがあるなら会いに来いってことだろうけど。

 方法はないのか?

「あの……。私からも一つ、よろしいでしょうか」

「何かな」

「セントオからナイリ……、竜の山に飛べなくなった理由を教えて頂けませんか?」

「そうだったね」

「転移の魔法陣の場所を決める封印の棺が、王都に運ばれたからだ」

「え?」

「転移の魔法陣は、転移先を決めるものじゃない。封印の棺の鍵なんだ。大昔に精霊が、棺に施した封印魔法」

「封印魔法……」

「封印の棺には、呪文に呼応したものが中に入ってると考えられる。ナイリなら爪だ。だから、呪文に呼応して転移先を決めるのは、魔法陣ではなく封印の棺になる。封印の棺が別の場所に運ばれた結果、竜の山の魔法陣とは違う魔法陣が優先されている状態が今だ」

「封印の棺は、魔法陣から切り離して移動できるものなんですか?」

「そうだよ」

 魔法陣と、どこまで離して平気なものかわからないけど。

「つまり、もう使えないということですね」

「使えないってことはないぜ。王都のどこかに出口となる転移の魔法陣を描けば、ナイリの呪文で王都に設置した魔法陣に飛べるようになる」

「それは、グラシアルが開発したという転移の魔法陣の理論でしょうか」

「そうだよ。ただし、王都からセントオに飛ぶのは簡単じゃない。グラシアルの魔法陣は精霊の補助が必要になる。つまり、魔法使いじゃないと使えない」

「私たちは、精霊と契約できません」

 できない?

 共鳴できるなら、魔法使いの素質を持っている人間が居そうだけど。

「なら、魔法を使える人間に送ってもらえば良い」

「そうだね。君たちが望むのなら、棺が王都にある間は魔法陣を自由に使えるよう、こちらも配慮しよう」

「いつか元通り竜の山に飛べるようにしていただけるということでしょうか」

「それは難しいかな。棺の中身を狙っている何者かが竜の山に居たようだから」

「それで、ここに運んだのですか?」

「そうだね」

 棺が王都に運ばれたのは、偶然だけど。

 ……いや。偶然なのか?

 ルーベルが、ローグとマリユスをからかって、棺のある洞窟の近くに落としたのって。

「皇太子殿下は、棺をすべて王都に運ぶおつもりでしょうか。あれがないと、私たちは……」

「安全な場所にある棺を移動するつもりはないよ。砂漠にあるものは移動させるかもしれないけれど」

 リックの話しだと、野ざらしの可能性が高いからな。

「砂漠なら問題ないかと思います」

「では、それも含めて長老に伝えてもらえるかい」

「はい」

「それじゃあ、魔法部隊の宿舎へ行こうか」


 扉を開くと、シャルロとローグ、アニエスが居る。

「エル、何か驚かせるような方法はないかな」

 二十回、欠伸したのか。

 驚かせる方法……。

『リリーを驚かせるなら簡単ねぇ』

 あれか。

 忘れてた。

「アレク、これがある」

 小瓶を出して、アレクに渡す。

「手のひらサイズの小さいのが二つ入ってる。丁度良いだろ?」

「面白いね」

 アレクが砂の魔法を使って、一瞬で柱の裏に回る。

 ……廊下中に悲鳴が響いた。

「エルロックさん、何をしたんですか?」

「悪戯だよ。害はないから心配するな」

「エル。あれの中身は何だ?」

「アラクネの子供。珍しいだろ?」

「良くそんなもの捕まえられたな」

「卵の孵化を手伝ったら、ついて来たんだ」

「今度は亜精霊の子供を拾ったのか」

「どういう意味だよ。アレクから捕まえて来いって頼まれてただけだ」

 廊下から、五人の兵士が走って来る。巡回中の衛兵だろう。

「殿下。何かございましたか?」

「悪かったね。問題ないよ」

 頭にアラクネを二体乗せたマリユスがアレクと一緒に来る。

「御意。では、失礼いたします」

 衛兵が散開する。

 良く訓練されてるな。

「これは魔法研究所に預けないとね」

「そうだな」

 呪文を唱えて、アラクネを小瓶に封印する。

「マリユス。そろそろ寝ておいで」

「今日は一日、アレクシス様の護衛を……」

「二十一回は少し多いね」

「二十一?」

「欠伸の数だよ」

「!」

 マリユスが顔を赤くして俯く。

「最初から気づいていらっしゃったんですか」

「もちろん」

「申し訳ありません」

「常に万全な体制を整えておくのも近衛騎士の務めだよ。勤務中に欠伸をするような相手に私が護衛を頼むと思うかい。今日はもうお休み」

「……はい」

「ローグ、頼んだよ」

「御意」

 ローグがマリユスを連れて行く。

「エル。これで良かったのかい」

「随分丸くなったじゃないか」

 アレクが苦笑する。

「そう簡単に、気に入った子を斬ったりはしないよ」

「そんなこと言うから、ローグが心配するんだ」

「まだ、あのことを覚えてるのかな」

「忘れるわけないだろ」

 あれが冗談だったと思えないんだけど。

 それでも、アレクについて行くことを選んだのはローグだ。

「行こうか。……シャルロ。フランカの様子はどうだい」

「変わりなく。法律に興味があるようなので学ばせています」

 フランカは、しばらくシャルロの元に居ることにしたのかな。

「ねぇ、エルロック」

「なんだ?」

「あなた、何者なの?」

「何が?」

「本当に皇太子秘書官?皇太子殿下とどういう関係?」

「弟」

「えっ?王族だったの?」

「違う。血は繋がってないよ。俺は王家に縁のある人の養子だったんだ。アレクと仲が良いのはその人のおかげ」

「お城で一緒に暮らしていたの?」

「違う」

「なんだか複雑だわ。ブラッドって血の繋がりを大切にするんじゃないの?一緒に生活する人が家族じゃないの?」

「血の繋がりなんて大して関係ない。家族になりたいとお互いが思えば、誰とでも家族になれる。一緒に居ても居なくても、大切な人は大切なままだ」

 ずっと、そうだったから。

 今は、自分が愛されてるって知ってるから。

 それを素直に受け止められるから。

「誰かを愛して家族になるのね」

「そうだよ」

 愛して、愛されてることを実感して。家族になるんだ。

 


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