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旧作3-1  作者: 智枝 理子
登場人物紹介
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登場人物紹介

主人公・エルロックと周囲の人物、精霊

 

※物語スタート時の情報です。

 

・エルロック・クラニス(Elroch Clanis)

基本情報>

 金髪にブラッドアイ。

 複数の精霊と契約をする魔法使いであり、錬金術にも長ける。

 くせ毛で肩を越える長さの髪だったが、Sep1の物語中に切った。それでも、肩に付かない程度の長さと言えば、男性にしては長い方。顔つきが女性的なせいで、女性に間違えられることもある。

 愛剣はリリーシアが作ったレイピア。短剣も扱う。

 本職は薬屋と自称するが、本人が店に居ることは少ない。


※この世界では、魔法は精霊と契約しなければ使えない。精霊=属性であり、例えば、炎の魔法を使えるのは、炎の精霊と契約した魔法使いだけ。複数の属性の魔法を使うには、複数の精霊との契約が必要。

※ブラッドアイとは、紅の瞳に対する差別用語。血のように赤い瞳を持つ者の意。同じく差別用語である吸血鬼種と、ほぼ同義。吸血鬼種とは、現代では存在しない吸血鬼と同じか、それに近い容姿(黒髪にブラッドアイ)をとる者。

 

略歴>

 オリエンス砂漠のオアシス都市、クロライーナ出身。

 生まれると同時に母親を失くし、更に幼少期に故郷が消滅。国王の庶子であるフラーダリーに保護され、ラングリオン王都へ。王立魔術師養成所に入学。卒業後にラングリオン王国の市民権を獲得し、兵役である魔法部隊に所属した。

(王立魔術師養成所時代の話しは、外伝  Reve de Elrochを参照)

 フラーダリーと婚約するが、戦争で死別。その後、冒険者となる。

 冒険者の間では、「黄昏の魔法使い」の異名で呼ばれるが、当人はこれを否定。

 冒険者として関わった事件の被害者だったルイスとキャロルを養子に引き取り、薬屋を開業。その後も冒険者として定期的に旅に出る生活を送る。

 Sep1で、グラシアル女王国で出会ったリリーシアと結婚。

 グラシアルの政変に関わり、契約していた炎の大精霊・エイダの最後を見届けた。

 現在はラングリオン王都で生活している。

 

契約している精霊>

・闇の精霊 メラニー

・真空の精霊 ユール

・風の精霊 ジオ

・大地の精霊 バニラ

・雪の精霊 ナターシャ

・炎の精霊 アンジュ

・氷の精霊 イリス

※魔法使いは、基本的に精霊の契約情報を周知することはない。ただ、魔法を使えばばれる為、有名になると結果的に知られてしまう。

 エルは、闇の魔法と炎の魔法を使う魔法使いとして有名。

 

家族>

・リリーシア(Liryshia Clanis)

 エルの妻。王国暦六〇七年 リヨンの十六日に結婚した。

 黒髪に黒い瞳。グラシアル女王国出身。

 大剣を扱う剣士の少女。愛剣の名はリュヌリアン。

 髪の長さは非常に長く、普段は髪をツインテールに結んでいる。

 極度の方向音痴。手を繋いでないとすぐに消える為、いつもエルは振り回されている。

 顕現していない精霊が見える。また、同じ能力を持つ血の繋がらない姉妹が居る。

 上から、ディーリシア、アリシア、ポリシア、リリー、メルリシア。

 

※精霊は自然に溶け込む存在であり、顕現しなければ人の目で見えないと言われている。

 

・ルイス(Louis Clanis)

 エルの養子。キャロルの実兄。

 茶色の髪、翡翠の瞳。

 エルの元で錬金術を学んでいる。

 

・キャロル(Carol Clanis)

 エルの養子。ルイスの実妹。

 茶色の髪、翡翠の瞳。

 シルヴァンドル合唱団に所属し、休日はアリス礼拝堂で歌を歌う。

 

・レイリス(Reiris)

 金髪にオッドアイ(右が碧、左が菫)。

 砂漠に居る月の大精霊。

 

・エレ(Ele)

 黒髪にブラッドアイ。エルを生むと同時に亡くなった。

 

友人知人>

・カミーユ・エグドラ(Camille Yggdra)

 エルの養成所時代からの幼馴染。

 金髪碧眼。長身。

 騎士の名門と謳われるエグドラ家の二男。兄はクロフト、弟はマリユス。

 錬金術研究所に所属。

 薬学の専門科で室長。同じ研究室に、セリーヌ、ジャンルード(ルード)、アシュリック(アシュー)、ノエルが居る。皆、エルの同期。

 

・シャルロ・シュヴァイン(Charlot Schwan)

 エルの養成所時代からの幼馴染。

 赤髪碧眼。左目に銀のモノクルをつけている。

 王都のセントラルに事務所を構える弁護士。

 ノイシュヴァイン家の分家であるシュヴァイン家の二男。現在は家を離れている。

 シャルロの事務所には弁護士見習いのカーリーが居る。

 

・マリアンヌ・ド・オルロワール(Marianne De Orloire)

 何かとお節介なエルの同期。

 黄金の巻き毛にピンクアイ。

 ラングリオンの二大名家の一つオルロワール家の御令嬢。長兄はアルベール、次兄はレオナール。

 光の精霊・ナインシェ、水の精霊・メリブと契約している。

 お互いに精霊の契約に立ち会っている為、エルはナインシェの声が、マリーはメラニーの声が聞こえる。

 魔法研究所に所属。ユリア、ルシアンも魔法研究所に所属しているエルの同期。

 

※契約中の精霊は、顕現しない限り、契約者以外に語りかけることが出来ない。ただし、契約に立ち会った場合、立ち会った者も声が聞こえるようになる。

※オルロワール家は、光の祝福が強い家系として有名。その家系には、女性がピンクアイ、男性がコーラルアイで生まれやすい。ブラッドアイと違って、こちらは誉れ高い血族として有名。

 

 

皇太子・アレクシスと周囲の人物


※物語スタート時の情報です。


・アレクシス・???・ラングリオン(Alexis ??? Ranglion)

基本情報>

 金髪にオッドアイ(右が菫、左が碧)。

 王国暦六〇三年ヴェルソの三日に成人を迎え、聖剣の儀式でエイルリオンに選ばれて皇太子となる。

 二つ名は、「ショコラ王子」「竜殺し」「ビオラの君」「桜の守り手」等、非常に多い。

 フラーダリーを通じて知り合ったエルのことを気に入っていて、弟と呼んでいる。

 月の大精霊レイリスと契約しているが、この情報は周知されていない。

 皇太子の周囲には、王家を守る王家の精霊が常に居るらしい。

※王族のミドルネームは、王族が信頼の証に自分の騎士に教えるという慣習がある為、公開されていない。

 

血縁>

・父:アントワーヌ国王陛下

・母:マリアンヌ王妃

・兄:フェリックス王子 (リック):国王の第一子。砂漠の緑化に貢献する学者。

・姉:マルグリット姫 (マルゴ):国王の第二子。嫁いだ為、王城には居ない。

※アレクは国王の第三子。

・弟:エリオット王子:国王の第四子。王城で生活している。

・叔父:ヌサカン子爵:名前はフィリップ。王弟だが、子爵家に迎えられてヌサカン子爵となった。温泉とミラベルで有名な子爵領はアレクの静養先で、グリフと出会った場所でもある。

・異母姉:フラーダリー:故人。国王の庶子。アレクが姉と慕い、国王からも寵愛を受ける。本来なら国王の第一子であったが、王族に名を連ねることはなかった。

 

近衛騎士>

・「常盤の」グリフレッド(グリフ):アレクの幼馴染。

・「白花の」ヴェロニク(ロニー):アレクの幼馴染。

・「銀朱の」ツァレン

・「青藍の」レンシール(シール)

・「黒紅の」ローグバル(ローグ):神聖王国クエスタニア出身。パーシバルの兄。

 

専属メイド>

・アニエス:鍵番。

・ライーザ:主に衣装を担当。

・エミリー:主に食事を担当。

 

執務室担当>

・タリス(プッペ):皇太子秘書官

・メルティム(メルティ):皇太子秘書官

・エルザ:執務室の部屋付きメイド

 

その他>

・ガラハド(Galahad)

 王都守備隊三番隊 隊長。

 最強の傭兵として知られるが、アレクに敗北した為、ラングリオンへ来た。

・パーシバル(Percival)

 王都守備隊三番隊 副長。

 クエスタニア出身。ローグバルの弟。

 故郷を失い、アレクと共にラングリオンへ来た。

・レティシア(Laetitia)

 魔法部隊 隊長。

 フラーダリーの遺志を継ぎ、魔法部隊の存続の為に隊長になった。

 


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