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おじいちゃんとは呼ばないで

シーナイト「ふぅ……」

戦闘機ーず「どうしたんですか?」

シーナイト「最近疲れやすくなりまして……」

戦闘機ーず「ああ、もうおじいさんですしね」

シーナイト「誰がおじいさんですか! そこまでじゃありませんよ」

戦闘機ーず「えーでも老朽化でオスプレイ君と交代することになったんでしょう?」

シーナイト「それはそうですが、さすがにおじいさん呼ばわりは傷つきます」

戦闘機ーず「ごめんなさーい。ところでオスプレイ君は相変わらず騒がれているみたいですね」

シーナイト「そうなんですよね。早く交代して休みたいのですが、なかなか」

ヘリーず「そういえば一部の人にはなんだかすさまじい種類と数の兵器を装備できる戦闘機と思われているようですね」

オスプレイ「僕そんな化け物じゃないよー(泣)」

戦闘機ーず「だよね……」

オスプレイ「僕はシーナイトさんよりもたくさんの人や物資を速く遠くまで運ぶことができるように開発された輸送機なんだよぉぉぉぉ」

戦闘機ーず&ヘリーず&シーナイト「うん、わかったわかった。僕たちはちゃんとわかってるから。もう泣くな」

ヘリーず「だけどどうすればわかってもらえるんでしょうか?」

シーナイト「私が大怪我(大事故)をすれば事態を把握してもらえるのかもしれませんが」

戦闘機ーず「あ、それダメ」

ヘリーず「うん、無理無理。頭にお花畑がある人たちはオスプレイ君のこととは別にシーナイトさんを責めるだけで、どうしてそういうことになったのかなんて考えないし気づかないもの」

戦闘機ーず「そうだよー。なんの解決にもならない上に僕たち全体が悪く言われるだけなんだから、いいことなんてかけらもないよ」

ヘリーず「だからシーナイトさんも怪我しないように気をつけながらオスプレイ君を待ってなきゃ」

シーナイト「そうですね。少々焦っていたようです。君たちにまで迷惑をかけるところでした。すみません」

オスプレイ「僕! 早くシーナイトさんを休ませてあげられるように頑張りますから!」

シーナイト「わかってますよ。こちらこそすみませんね」

オスプレイ「いえっ、そんな。もともと兄の素行が悪かったせいで、ひとまとめにされて危険視されているわけですから、わかってもらえるように僕自身が頑張っていきます」

戦闘機ーず「それでこそ仲間だ!」

ヘリーず「僕たちも協力するから一緒に頑張ろうね」

オスプレイ「はい! ありがとうございます! これからもよろしくお願いします!」


2012/08/07にTwitterにてつぶやいたものを編集しています。

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