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もし、俺の目から見ているものが全て物語だとしたら(NARROW CAGED CROWN)  作者: 朔良坂のさくらざか
誰かの幸せを信じて(回想)
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Drive by

「お前、片耳も聞こえないのに薬物やらタバコやら飲酒やらで体まで壊しに行ってどうすんだ?」

「それは•••」

「まぁ、お前のストレスとかはわかる。俺もそんなことがあったから。」

丸め込まれてしまった。恥ずかしい。

「花崎、明日朝一番でお前を連れてやりたいところがあるから準備しといてくれないか?」

「何処ですか?」

「まぁ、黙ってついて来い、おっと時間だ。明日朝、7時に迎えにくるから用意しとけ。」

そう言って鞍馬は走って帰って行った。

「だるっ」

おっと、本音が。


————翌日

「どうなっているんだ!」

現在の時刻は9時、もう、俺はスーツに着替えた上で朝のコーヒーを飲み準備万端な状態にしてあったのに一向に来る気配がしない。

俺のこと煽ってんのか?

「会長、そう言えば鞍馬さんから、先程本日の件は無かったことにして欲しいと連絡がありましたよ。」

「分かった、今すぐ車を出せ!、鹿児島に行くぞ」

「会長、どうしてですか?、鞍馬さんは•••」

俺が険しい表情をしているのを汲み取ったのか、部下はなにも言ってこなくなった。

おかしい鞍馬が誘うという事はかなり大きな件のはずなのになぜ、キャンセルしたんだ?、そこに何かが絡んでいるのではないかと考えてしまった。


車を飛ばしてしばらくした頃、真人会の領域に入った事で明らかに雰囲気が変わっていることをくっきりと感じていた。



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