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もし、俺の目から見ているものが全て物語だとしたら(NARROW CAGED CROWN)  作者: 朔良坂のさくらざか
誰かの幸せを信じて(回想)
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LOOK AT ME!

ベットに寝転がっていて、足が器具で拘束されているあたり俺の状態は決して良くなかったのだろう。

体を起こして、机に置いてある例の日記を手に取る。中には俺のこれからも描かれていたが、日記の中に挟まれている橘の手紙に今は用事がある。

手紙には、昨日使った地図、日記の読み方、そして注意事項、そして最後に自分の役目を終える時の日記の扱いについて書いてあった。

注意事項には

・決してこの内容を口外しないこと

・このノートに書かれた通りに行動すること

・決してこのノートを誰かに渡さないこと

が書かれていて、自分の次の継承者の見分けは日記を読んで予想してやるしかないらしい。

「あれ、これは?」

手紙袋の中から1枚の真新しい紙が出てきた。


そこには、"✕✕×××"と"×××××"などと書かれていた。これは注意事項のように"露"が書いたものでなく、橘が最後に私情を挟んで書いたものだろう。

「何がこの通りにだ、ふっ・・・」


『ガラガラ』

「おぉ、お目をおさましになられましたか?2日間も寝ていらっしゃいましたよ。」

「そうなのか?、まぁ、それはどうでもいいがお前は誰だ?」

「あぁ、私は花崎会幹部の庭原と申します。」

正直、花崎会の幹部さんが出てくるほどの者でもないけどな、俺。

「朝ごはんはどうされます?」

ここは、病院じゃなくホテルなのか?、朝ごはんはお召し上がれますか?みたいな感じホテルでしか感じたことがないため少し、緊張しているような心になり少し言葉が詰まってしまった。

「じゃあ、もらってもいいか?」

「はい。かしこまりました」

庭原とやらはそう言って、厨房に向かって連絡をとりに廊下に行ってしまった。


1人にまたなったところで今度は本格的に日記本体に目を通してみる。

自分の1ページ目には

"XXXX年9月25日午前11時45分飛行線が病院に体当たりする"

"ん!?"、これが俺の心の底から出てきた実際の感情だ。

もうここまで傷ついてからのこれは俺にとっては、諦めと自分の不運、無力さを感じさせる出来事だ。


俺は、これを見た瞬間立ち上がり血がズボンに染みるのを感じながら廊下を走り出していた。



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