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もし、俺の目から見ているものが全て物語だとしたら(NARROW CAGED CROWN)  作者: 朔良坂のさくらざか
誰かの幸せを信じて(回想)
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創造主と監視者②(skit)



「まぁ、創造主が監視者を喜ばすために作り出した偽物ということだ、橘くん。」

××が俺に向けて、超簡単に説明してくれた。

それに対して俺は、俺たちが見ていたもの全てが作り物で紛い物で、"ただの空想"にすぎなかったということに心とてもやるせない感じでモヤモヤする。

「少しあっちに行って考えてこいよ!」

青年に促されて少し座って、映し出されている世界を見ながら自分に自問自答を繰り返定かな心の整理を始めた。


・Side海極

「はぁ、はぁ」

息が少し荒くなって、いよいよ体が限界を迎えようとしていた。

これ以上移動もできないが、ここで立ち止まっていても殺されるか、助けが来ないまま出血による死亡になるかのいまにたくしかない。

なら一か八か、俺は移動することに賭けてみようと思う。うまく行けば、仲間のもとに逃げれるが、しくじれば俺は死ぬと言ったところだ。

「おい、さっさと出できてくださいよー、海極かいちょー」

「はぁ、はぁ、はぁ」

木の後ろで右手に拳銃を胸の位置に構え、左手で防弾服の右胸の辺りにあるミニポケットの中に入っていた手榴弾に添える。

「よし、囲え!」

連中が広がるために一度気を緩ます時を狙って。

『カチッ』

左手で手榴弾を持ち、歯でパンを外し、相手に向けて投げる。

「おい、逃げろ!」

俺は、相手が気を手榴弾に向けた瞬間全力で走る。

『ボンッ』

音を鳴らして、手榴弾は爆発した。

今の俺にはあれで、足止めができればちょうどいいぐらいに思っている。

「うっ、はぁ、はぁ」

足の撃たれた跡が、ズキズキ痛む。

「待て!、クソ野郎!」

相手が俺に気付いたのか、また追いかけてきた。

『パンッ、パンッ・・・』

明らかに、銃声の感じが変わったあたり運良くリーダー的な奴を殺すことに成功したのだろう。

ラッキーだが、それで余計に相手を刺激してしまったため俺にとってはある意味不運だ。

「はぁ、はぁ、ようやく・・・」

森がひらけて、開けたような場所が見えてきた。

「待て!、おい、お前らあいつをあそこに行かせるな!」

『バンッ』

「うっ!、はぁ、ここで止まってられるか!」

俺は、今もう一度同じ足を撃たれたが止まらずに無理矢理、動く。

『バンッ』

「よし、保護対象を確認しました。今から保護します。よし、やれ!」

何が起きているかは意識が朦朧として、曲がった感じになりよく見えないが俺が助けられているのは確かだろう。

「海極・・・会長!、・・・大丈・・・で・・・か?」

「はぁ、大丈夫だ。・・・」

イケメン?が俺を呼ぶがもはや、俺の思考は停止していて、何を言っているのかすらよく分からなかった。こう何か、水に包まれているような感覚だ。


次に、起きてみると白い天井が広がる知らない場所だった。

あの倒れた時から長い間、水に包まれているような感覚が続いていて、正直俺の感覚は鈍っている事がくっきり感じられる。


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