俺は死んでやるよ、お前らの命と引き換えにな
「やべぇ!、真莉、起きろ!」
『・・・』
真莉が俺の隣に寝ていない?
「何、今起きたの?」
「なんで起こしてくれなかったんだ?」
「貴方、子供でももうないんだから自分で起きなよ」
ご最もであった。
俺は、遅刻を思想になったら、間に合わせることを諦めるくせがあるため、もう1度布団に潜る。
”辛い、何もしたくない、頭も痛い、二日酔いで吐きそう"、という色々な悩みが俺を布団に誘い、それに答えるかのように俺の意識は遠くに飛んでいく。全く、俺ってやつは、
『ドン、ドン、ドン、ドン….』
「開けろ!、霞!、急げ!」
うるせぇ、親父だな。いっそ殺してやるか。というか、なんでホテルの場所知ってるんだ?
俺は飛びかけていた意識を手繰り寄せ、動かぬ体を動かして玄関に向かう。
「ハイハイ、今出ますよ」
ドアを開けるといきなり、親父に首を絞められる。
「うっ、やめて・・・・親父・・・しぬぅ」
今度は、違う意味で意識が飛んでしまいそうだ。
首を絞めている張本人の親父からは異様な雰囲気と俺と同様、酒が抜けきっていないのかアルコール臭がぷんぷんする。
「おめぇ、聞いたぞ!、橘さんが大事な話があるからってお前を頼ってきたのに、そのお前の態度はなんだ!」
「お、や・・・し・・・ぬ」
「おぉ、悪かった。すまんすまん。」
殺すぞ!。
親父は宙に浮いていた俺を手放し、俺は地面に落とされる。
その後は、昨日とかなり似たり寄ったりの事が起きた。
俺は正座をさせられ、親父に怒られた。
"また、ぶたれるんだろうなぁー”、なんて思う事で頭がいっぱいになり話の内容まで入っては来なかったが言えることは真面目に本気で怒られた。
とりあえず、俺は可哀想だろ!。
怒られた後は、無言で急かされながらも部屋を片付け気づけばロビーでチェックアウトを済ましていた。
「じゃあ、お前は真莉ちゃんを連れて花咲会の本部に向かえ!、そこにヘリを手配してある。それに乗っていけ!、分かったか?」
「分かった、分かった。」
「じゃあ、これで俺は戻る。しっかりしろよ!、真莉ちゃんは引き続きこいつのことを頼みます。じゃあ」
親父はそう言って何かに焦りながら、どこかに帰って行く。
もうその後はとんでもない速さでことが進んだんだが、単純に辛かった。
まず、ヘリに乗って愛知までとりあえず行って、そこで真莉を下ろし、俺一人で橘の飛行機まで向かうという、簡単そうに見えてめんどくさい動きをしてしまった。とあってやっぱ、あの話受けなければよかったかなぁーと、頭を掻く。
で途中、飛行場で道に迷いはしたがなんとか、車を使って飛び立つ滑走路近くまで行くことに成功し、飛行機の少し小さめな文字が見えるほど飛行機の全貌が見えてきたところで同時に飛行機の扉からCAの制服を来た橘が手を振るのが視界に入ってしまった。
申し訳ないが、高身長の軽い肥満男性が女の制服なんて着てたら、申し訳ないが少しキモい。
「おーい、こっちだ!」
俺は、なにも知らされていないがためにこの飛行機に軽い気持ちでなってしまった。
あと、その制服着るなら、男全開の声じゃなくて、少しぐらい女の声を真似てくれよ!。




