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もし、俺の目から見ているものが全て物語だとしたら(NARROW CAGED CROWN)  作者: 朔良坂のさくらざか
誰かの幸せを信じて(回想)
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All your enemies

その後も親父と連中の話が長いこと続いていたが、話を聞くあたり少し、矛盾による違和感がある。それは、・・・

「いやぁー、そうすかね、ではまた飲みましょう」

「またね」

連中が個室からでてきた。


少しづつ連中が遠のいてゆき、やがて店から連中は出ていった。

「おい、霞入ってこい」

親父が少し真面目な声で俺を呼ぶ、

「なんだよ?」

「お前の顔を見るあたり少し不満そうな顔をしてるからここで教えてやろうと思ってな、お前ももうじきアイツらとめんどくさくて長い関係になるだろうし」

何もそこまで慎重そうに言わなくてもいいのにと思いながらも俺は、耳を大きくしながら目を少し逸らして親父の話を聞く。

「アイツらの真の姿は、神戸会からの橘会へのスパイみたいなもんだ。」

「その話、ほんとうなのか?、親父?」

親父は勿体ぶりまくって、何拍も何拍も置いてから少し長々と話し出す。

まぁ、要約すると、橘会を乗っ取ろうとする”神戸なんちゃらって”奴が結構前に、橘会の山ほどある傘下組織の中のナンバー5の組織の中に送り込んで来たらしい。それがあいつらだ。

「それを証明するかのようにあいつらなんか、動きに伴うはずの感情が薄いだろ全体的に。」

言われてみればそうだ。俺が謝ればすぐ直るし、言ってること薄っぺらい。

「ならじゃあ、そいつらを潰さないんだ?」

「それはだな、ひとつの組織になら潰しが効くんだが・・・」

親父はまた重そうに口を開く。

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