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もし、俺の目から見ているものが全て物語だとしたら(NARROW CAGED CROWN)  作者: 朔良坂のさくらざか
見られている(回想)
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お前がいるから・・・④

まぁ、ヘリの中の空気はまぁまぁ凍りついていたが、気まずく感じていたのは多分府中だけだろう。

なぜなら、俺の嫁だから、あいつは。うん。


「もうすぐ着くので、シートベルトは必ず着用ください。」

「わかってます。もちろん、俺も妻もつけてます」

「すまん。俺が着けてない。」

こいつなんかあっても、知らんぞ!まじで、なんかあったらこいつ盾にしよって思った。


『バババババババババ』

着陸体制?、みたいなのになって、やがて着陸した。

「なぁ、××ここどこなんだ?」

「お前、ちゃんと話聞いとけよ!、ここはなぁー、花崎会本部だ。」

「あぁ、そうだったな。」

おかしいな。普段ならこんなこと忘れないのに・・


「お疲れ様です。会長からお話は伺っております。どうぞ中へ」

すっげぇー、イケメンに案内された。

「なぁ真莉、あの子、むっちゃイケメンじゃなかった?」

「そう?、あなたよりイケメンなのは確かね。だけど、私に言わせれば、あなたの方がよっぽどイケてるわ」

真莉は耳が赤くなっていて、多分俺の顔も少し赤くなっている。

「うわっ、バカ夫婦が出てるよ」

府中に嫌味混じりに、いじられてしまった。


言われた通りに進むと大きな大きな廊下の先に大きな扉があった。

「あそこが会長たちがいらっしゃる予定の大広間です。あちらの部屋で1時間後、皆様の継承式や露雨会正式発足会、後の作戦会議が行われる予定です」

なげぇーよ。説明だけで分かる。今日、今お昼だけど夜までやるわ、これ。

「あのー、まだ×と真莉ちゃんが私服なんですけど、着替えさせてくれませんか?」

「あぁ、そうでした。では、×様と奥様はこちらへ」

イケメンの子に大廊下の途中にある小さな部屋に案内された。

中は男の更衣室と女の更衣室に別れていた。

「では、奥様は進んでいただくと奥に使用人がおりますのでそちらでお着替えくださいませ。では、×様は私とこちらへ」


その後は、俺はイケメンに言われることに従ったりー手伝ってもらいながら着替えることと身だしなみの整えをした。。

「こちらでどうでしょう」

そこには、自分とは思えないほど、綺麗に整えられた男がいた。

「バッチリだ。ありがとう」


着替えを終え、俺は真莉の出を待つ。

・・・、・・・、・・・あれ?、一向に出てこない。嘘でしょ?、時間かかりすぎだろ!


イライラしている俺のところに慌てて、さっきのイケメンが来る。

「すみません、×様。もう、始まってるみたいで真莉様、××様ともにもう大広間に向かわれていました。

はぁー?、ふざけんなよ、と思ったんだが反省したイケメンの顔みたら怒れなかった。


・・・話がそれるが、反省して落ち込んだ顔したイケメン見ると結婚してるけど新たな性癖に目覚めそうだわ。


俺は慌てて大広間に向かう。


『バンッ』

「遅れました。」

「まぁ、大丈夫だ。」

俺に病院であった時とは打って変わって温厚な笑顔で花崎会長は俺の事を迎えたが、その横にたっている、俺の親父が早く来いと少し怒った顔で俺を手招きする。

」すみません、すみません。」

俺は、大広間の右と左にいる人達に謝りながら空いている真ん中の道を進む。

「まぁ、タバコでもゆっくりすいな。」

そういうが・・・周りが睨んでくるからそんな空気じゃないことわかってくれよー。

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