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もし、俺の目から見ているものが全て物語だとしたら(NARROW CAGED CROWN)  作者: 朔良坂のさくらざか
見られている(回想)
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みんな探してるよお前の事①

「これって山口さん、大麻草ですか?」

「あぁ、そうだ?」

見たこともない量の大麻草がたくさん置いてある。多分総額にして数億円という規模だろう。

「お前の動きは、俺が作り出した乾燥したこいつら5kをカスタマーに届けてもらう。今回は、××××のもとだからな気をつけろよ。幸運を祈るよ。ふっ」

山口たちは俺を生かす気がないことに気づく。なぜなら、販売先が”草”はCOMであっるが、他に××個人に送ることになっている。何かあっても反抗も出来ないし難癖つけて捕まえられたら殺されるに決まってる。

「どうしょうもねぇじゃねーかよこんなの!」


〜そして今

俺は小さい頃から、親同士が知り合いで仲が良い府中(偽名)というやつの車に乗せてもらっている。

「まぁ、こっぴどくやられた上に次が最後の仕事になりそうだ。」

「どうしたんだ?」

俺はいきなりさっき言われた仕事内容を洗いざらい話す。

「じゃあ、そいつやっちゃう?」

「え?、それはまずいだろ。」

「いいや、俺はお前が大事だからそのぐらいはやるしかないだろ。お前を守るためなら。」

府中まで巻き込むわけにはいかない。もう、俺はどうしょうもないぐらいに落ちてしまったんだ。

「・・・」

俺は少し、というかかなり頭を抱えて悩んでいた。

「まぁ、わかった。無理して今答えを出さなくていいよ。。」

その後も走り続けて府中は俺ん家まで送ってくれた。

「まぁ、俺の電話番号だけ今渡しとくから決まったらいつでも電話してくれ。」

「ありがと。じゃあな。」

「あぁ、また今度」

府中はそういって自分の店へ帰って行った。

俺は今まで住んでいたアパートの契約を切り、今まで住んでいた、アパートを後にする。

実は今、異形域では薬物の栽培が独占されようとしていた。しかも、俺ら個人の売買を禁止し大きな会直営の栽培のみがOKとなるようになるような風潮が流れ始めていた。

確かにいい事なのだが、これがバレたら殺されるというリスクを背負っていた。

俺が今所属している花崎会では、もうすぐ個人売買が禁止され直営のみの運営になりそうな空気が流れていた。


・翌日

『ピロリン♡』

山口からメールが届いた。

”実行日は3日後の5月26日だ。経路に関しては俺が案内する。”

この後には、目的地と××との集合時間が書いてあった。なんて簡単なメールだろうか。

『ピロリン♡』

「うるせぇな、1回でおくれよ。・・・嘘だろ。」

そこには花崎会長からの一斉メールと書かれていた。

”花崎会は明日より、許可ない麻薬及びその加工物の許可ない使用・栽培を禁じます。上記の事をした場合、見つけ次第即逮捕及び投獄が決定しました。”

驚きつつ、これで少し山口から開放されると安堵する。だが、裏返せば花崎会の領土内での禁止であって、花崎会の領土外での使用は禁止では無いということだ。だから、これからも山口の奴隷もしくは捨て駒であることに変わりない。だが、驚いた。今までの収支を支えていたものを一気に減収にわざと持ち込むんだから。

・その翌日(仕事2日前)

「なあ、やっぱあの話、お前してくれないか?」

「あぁ、やるのか?、お前、わかった。やろう。いつだ?、2日後の夜2時に東京の××前集合な。」

「お前、ここって、まさか、で今回のカスタマーってまさか」

「あぁ、そのまさかだ。」

今は言えないんだが、今回のカスターは相当大物でここに関与したら生きて帰れるかすらも微妙だ。下手したら府中諸共、お縄になっちまう可能性だってある。これは本来、他人を巻き込んでは行けない案件なのだが、俺もダメなやつだな、こんなことにダチを巻き込むなんてな。

これが言うなれば最初の最初だった。



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