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養ってくれだとー?

この1ヶ月、この三十路間近の男と一緒に更正目的という名の保護をしている、俺だが、本当は仕事に言っているはずなんだが仕事の要請も来ないし、1週間前にはいないはずのこいつも俺ん家にずっと泊まっている。それには訳があって。


_________1週間前

「もう十分落ち着いてきたな。最初の方は、衝動に駆られたお前を抑えるので大変だったよ。」

と言うか、俺、刺青を隠すの忘れてたけど俺の刺青だけで露雨会会長だってわかんないだろ。

「長浜さん、あなた花崎会長ですよね。あなたの刺青と身体的特徴を見て一瞬で分かりました。」

いや。アウトだったわ。

て言うか、えーーーーー。気づかれてた。終わった。あとそりょ、そうか。腐っても総司令官の息子だもんな。

「イヤ、ソンナコトナイヨ。」

どことなく頼りない声で言ってしまった。もうこれは『合ってますよー』って言ってるようなもんだろ。

「いやいや、僕総司令官の息子ですよ。隠してあげますけど1つ条件があります。」

「なんだ?」

「私を養ってください。」

はぁぁぁぁぁ?、何言ってんのこいつ?。だが、今これを知られたってことは、呑み込むしかない。それしか、今の俺には選択肢はないのだ。

「まぁ、その程度ならいいが。」

「じゃあ、交渉成立ですね。今月、あのクソジジイと喧嘩して大変だったんですよー。」

いや、喧嘩中なら・・・だめか。喧嘩中だとはいえ、やったら俺が殺されんな。



_________そして現在

と言う訳で、こいつは今も俺ん家に入り浸っているってわけ。

というか、説明してない所を言うと

一週間前に俺が、この家に初めて来たときに思ったのは、『金がねぇ』と言う事だった。そして、困っていたんだが、拓海と出会ったあと、布団をいじってたら、脇に明らかに怪しいキャリーケースがあって、それを開けてみたらば・・・・ご想像にお任せするが、金が入っていたと言う訳だ。

「もう、この際、俺も前線に行こうかな?」

「何言ってんの?、お前は私の従者だろ。さぁ、私のために昼ご飯を作りたまえ。」

こんな感じで、お坊ちゃんみたいになっちまったよ。困る、困る。あと、実際の所、異形露雨会の連中の戦争に俺が介入するなんてしたくはない。なんせ、仲間を殺したくない。というか、今COMに殺されてるって考えるだけで胸が痛い。あと、これ以上必要以上に戦争には関わりたくない、と言うのが本心だ。

だが実際、この戦争は俺にも責任があると思っていて、俺が抜けたから、露雨会の基盤が緩くなってこんな戦争が起きたと思うし、これからも戦争もあるだろうし、その上真人会が絡んでくる未来も見える。

そう言う時だけは、俺の責任と思ってやるしかないが・・・・


_____SIDE黒部&白濱

『プルルルルル』

「はい。黒部さんですか?。俺の所に電話してきたって事は、この間の返事を聞いても?」

「あぁ、この間の件だが、上層部と相談した結果、受けるとの事だ」

「分かりました。そちらまで、私自ら・・・・」

異形の戦争に、俺を巻き込むなよ!



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