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ここ、俺ん家なのに知らない人が

1ヶ月働き詰めだったので疲れていた。なので、俺は、半裸で寝ている。



『ガサガサ・・・・ガサガサ・・・』

何か分からないが、外から音がしていたので俺の睡眠を邪魔された。俺のだ。俺のだぞ。

そうして目を開け、大きな音がする外を見ると、

「うるせぇなぁ〜。って、え、誰?。外に何か変な人がいるんですけど〜。というか、今何時だ?・・・夜中の4時?。おいおい、キツいって。」

誰か分からないので、黒部から渡された切れ味MAXの人を一撃で真っ二つにで切るぐらいの刀を持ち、半裸ででる。

『ガサガサ、ガサガサ、ガサガサ』

「何をやっているんだね君は?」

「ひっ、ひぃ」

なんだその奇妙な奇声は?

「お前誰だ?」

「貴方はここの家の主ですか?」

「質問を質問で返すな。で、どうなんだ?、お前は誰だ」

とりあえず、俺の家に入ってきた不届きものをこき使ってから返そう、えらい人じゃなけりゃ・・・

「私は倉崎駿河の息子、倉崎拓海くらさきたくみだ。お前もここに住んでるってことはCOM所属だろ。だったら、総司令官の息子である、私にひざまずけ」

「ぶっ○す。てめぇ、あのジジィの息子だったんだな。○してやるよ。」

「ひぃ。勘弁して下さ〜い」

とりあえず、なんとかこいつの件はどうにかなったが総司令官の息子か・・・どうこき使ってやろうか?

「ん。お前、手に何持ってる?」

拓海の手をよく見ると、この畑に植えてある何かに手が伸びている。

「これは、その〜」

目の奥がゆらゆらしているのが薄明ぐらいでもよく分かる

「これは、お前が植えたのか?」

「いえ、あなたが来る前から有りました」

「おいおい。勘弁してくれよ。黒部のおじさんよ〜」

なんと言えば良いか分からない。・・・・うん。単刀直入に言うと大麻の株がいくつも植えてある。何故俺が、ついてから気づかなかったんだろう言いたいぐらいに大胆に、だが、道路から見えないすれすれの所に植えてある。

「お前は、なんで俺ん家に来たんだ?」

「それは・・・」

汗をだらだらかいている。なんだろう、う〜ん、よくある緊迫したシーンにかく汗みたいな。

「お前、まさか抜けられなくなってるのか?。」

今はないが、よくあった話だ。人間組織のお偉いさんの息子が、偉い人の後ろ盾があって自由に薬物に手を染めて、抜けきれなくなってるみたいな。今もまだあったのか。

「よ〜し、ホントは朝の4時ぐらいからはしたくないけどこれ、全部刈ろう。」

「やめてください。」

「いやいや。これはお前のためだ。本当はお前も抜けたいんだろ?、この沼から。えぇ?。あと、俺ん家、ここ。いいか、俺☆ん☆家、だから」

この子が、この沼から抜けたい意思は見た瞬間から分かった。この子が手に草を握りながら、これを刈っていいものなのか?、俺はこのままで良いのか?、と言う葛藤に悩まされている事に。


その後は、黙々と刈ると言うよりかは、抜いていった。問答無用で。

「俺の名前はな、長浜って言う。1ヶ月前にCEM異形殲滅部隊特別兵になったもんだ。あと、33歳である」

「見た目に反して意外に若いんですね。はぁ、はぁ」

この子の目には、今もやりたいやりたい、と言う欲望が渦巻いている事が分かる。

「お前にはな、俺みたいな大人にはなってほしくないよ。」

「どういう事ですか。うわぁ〜〜〜」

なにそれ、うわぁ〜〜〜〜。なんて言われたら、俺だって言う気失せるし、君もなんも聞けないでしょ。


10分後。この10分間、こいつがおかしかった。あと、俺の言いたいこと少し、忘れた。

「で、さっきの続きをお願いします」

いや、切り返し早。あと、お前のせいで忘れたんだわ。・・・、思い出したわ。俺みたいな大人・・ってやつか。

「俺は、元々お前みたいな中毒になってて、だけど、あるときだんだん片耳が、聞こえなくなって、今じゃもう片耳が全く聞こえなくなってる。」

「え、、、、まじで、怖。」

「で、お前10代だろ。まだまだ、始まったばっかりな人生で中毒で一生こうなままだったらどうするんだよ。やめとけよ。」

「いやいや、僕、28ですけど」

え、え、え、28だ、、、と。俺今まで10代のガキの若気の当たりみたいな対応してたけど、28なのかよこいつ。確かにそうだ。あのジジイの息子だもんな。28ぐらいにもなるか。

じゃあ、今までの自分の大人の対応みたいなの、スッゲーかっこ悪くね。

うん。情けな。俺。ダッセー。

危ねー。これで目が両目とも開きにくい状態だったらやばかったわ。

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