アイドンノー
「おっ、今日最新話の配信日だったのか。よし買って読もーっと」
「おい、鞍馬ふざけたまねしてんじゃねーぞ。こっちは、今真面目な話をしとんじゃ。」
「あぁ?、お前、俺のやる事に文句があんのか?、さっきも言ったけどな、俺がいなきゃ、露雨会との戦争なんて今のこの会ができる訳がねーんだよ。アホか。だったら、がんばってお宅、那須飛会の勢力をCOM戦争前まで位戻してから言えや。今のお前にゃ、なーんにも出来んちゅー事や、さっさと理解しろ」
そうなんだよ、今でこそこの真人会の最大勢力になった鞍馬会だが前までは3番目だった。何で、最大勢力になれたかって言うと、今俺の前でキレてるおじさん。那須飛 慶次率いる那須飛会と、露雨会に戦争を吹っかけようとしている清角 泰斗率いる清角会がCOMとの戦争時に真人露雨合同本部の命令を無視し、たくさんの部下を連れて無謀に進軍した結果、案の定、滅茶苦茶にやられ、部下は大量処刑、なんとか解放された2人だったが、真人会本部により兵力を自由自在に操れる権力を半没収されて今に至って事である。そのおかげで、俺は真人会の副会長でもないのに、副会長以上、いや、ありがたいことに会長を凌ぐ権力を手にしたってわけ。
ハッピーーだわ。もう気分爽快。
「まぁ、今日は予定があるから俺帰るわ。お前も一緒に帰らん?山岡。」
「いいですね?、父に従順なあなた達で、戦争の予定でも立てればいいじゃないですか。勝手に。では」
俺が帰ろうって、誘ったのは真人会の会長の息子で、今は山岡会の会長である、山岡 陽介だ。ちなみに、会長との仲は険悪、口も聞かない、命令には俺の助言がない限り背くの一点張りだ。いやー、親子ってのはわからないもんですな。「てへっ。」
やべ、つい、心の声が漏れちまった。
「うわー、56歳のおじさんが言うとキモいなー。いや、おと・・・」
「俺に言うのは構わないが、それ以上はまずいぞ。山岡くん。」
まぁ、隠してたんだが、実は、俺は花崎とは戦争などハナからする気はない。と言うか、したくないのが内心だ。それには訳があるが、それは後で説明していこう。
______SIDE花崎
「お前が、出てきたあとで大したことは聞けないだろうから、ここでとりあへず俺らが掴んでる情報の確認をお前に取ろうと思ってな。」
「俺から、何を聞き取ろうって言うんですか?」
「各組織の本部地と、定期幹部会の日程の確認だ」
なーんだ。その程度か、色々な機密情報を聞き取られたらどうしようって思いながら、汗ダラダラ書くところだったよ。安心。安心。
「じゃあ、まずこの地図を見てくれ。」
そう言って、黒部が取り出した地図には驚きの光景が・・・




