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もし、俺の目から見ているものが全て物語だとしたら(NARROW CAGED CROWN)  作者: 朔良坂のさくらざか
生を得るためにもがくもの
13/85

キツいなこれ。

「重症筋無力症です」

「え?、なんですかそれ?」

なんかわからない病気を出所後、何も知らされず医者が考える病気の色々な検査を経て、いきなり言い渡される。なーにそれ?、教えて。

「まぁ、理解が苦手な人にも言うよう言うと、神経から出る命令が筋肉に行きにくくなって色々なところが動かなかったり、動きにくくなったりする病気であーる。症状にあなたで言うなら瞼が開きにくくなるというものがあります。現にあなた、両目とも開きにくくなってますよね。今は、片目が完全にですけど。」

俺バカじゃないし、子供でもないし。

「それって、治療法はあるんですか?」

「完治は難しいですが、その症状をある程度まで抑えて日常生活に支障が出ないぐらいまではできます。まぁ、適切な治療次第で。まぁ、今後のところは薬で様子を見ましょう」

薬で済むならありがたいが、多分この世の中、中々うまくいかないだろ。

「あの、この病気で亡くなる人っているんですか?」

「適切な治療をしていれば問題は基本ありませんが、治療薬で結構強めなものを飲まなくちゃいけないところまで来ちゃった人が薬を飲んで胃の病気になって亡くなってしまうケースが多いです。」

「じゃあ、どうやって薬を飲むんですか?」

怖くない?。いきなり、薬で死ぬかもって言われたら。じゃあ、どうするんだよって。

「まずは、比較的軽めな薬があります。それを耐性ができないように上手いこと飲んでいくんです。そうすれば、大抵は大丈夫ですが人によって早く耐性ができちゃう人がいて、そう言う人が強めな薬を飲む感じになります。あと、禁酒、禁煙は絶対です。」

抑えられるなら良いけど、ちょっとこんな段階で病気で死ぬのはキツイな。まだ、やり残したことがあるから。だけど、聞いたところ、適度に飲んどけば大丈夫だろう。

というか、あ、え、禁酒、禁煙だと?、困った。おれの最大の楽しみたちが、禁止だと。

「お薬を処方するのでそれをお飲みください。お大事に」

ほんとだよ!。ふざけんなよ!。その後、病室を後にする。


「おい。長浜、どうだったよ?」

「重症筋無力症ですって。あと、飲みなくなりそうです。禁酒禁煙ですって」

「まぁ、それは大変だー。まぁ、そんなこともあるさ。元気出せ」

そう言って、薬をもらって、また、車に乗せられる。

「これから、どこにいくんですか?」

「COM本部だ」

「まず、これ着替えたいんですけど。このまま、行かせるって新手の嫌がらせですか?」

「すまん、許してくれ。今金欠だから、降格すると困るんだ。」

このジジイ、億クラス貰ってんのになーにが金欠だ。◯すぞ。なんで、むかついてるかわからないが、謎にイライラする。あと、降格は俺たち部下の一存でできるってことか。いいこと聞いたな。


_______二時間後

「ついたぞ。」

ダサい服を着た俺に気を使ったのか、裏口に車をつけた。そこには、あのおじいちゃんがもっと老けて俺の帰還を待っていた。

「お主を待っておったぞ」

「お久しぶりです。だいぶ老けましたね!」

「お前失礼だな」

老けたと言うよりか、前見た時よりずっと、痩せて見えるため、必然的に老けて見える。

「お主、うちの武具部の長が捕まったのは知っておるじゃろ」

「あぁ、知ってますよ」

「実は、その前にわしも捕まったんじゃ」

「はぁ?」

「わしの権力で、なんとか民間には知られなかったが、一年くらい拘留されててな、痩せちまったんじゃ」

「おい、ジジイ、他人にそれ言っちまったらまずいんじゃねーの?」

お前が1番、失礼じゃねーか。本人の前でジジイって言って。

「お主、いつまでその目を閉じとるんじゃ?」

「あぁ、こいつな・・・」

どうやら、俺の代わりに説明してくれてるらしい。

「わかった。では、服を着替えに行きたいじゃろ。着替えに行こう。」

やったーーーーーーーー。ようやく着替えられる。

「どんな服ですか?」

「もちろん、ピチピチのCEMの部隊服じゃよ」

うそー。じゃあ、着替えたくないわ。

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