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もし、俺の目から見ているものが全て物語だとしたら(NARROW CAGED CROWN)  作者: 朔良坂のさくらざか
生を得るためにもがくもの
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お前らが戦争始めてもいい、民衆に頭下げて戦争を仕掛けないもよし、どっちにしろ、俺には関係ないことや。俺は戦争に加担しないし、元からこんなくだらない会議に真面目に参加する気もさらさらない。好きにしろ。だがな、俺んとこの組織の一つにでも吹っかけてみろ、そん時の戦争相手は俺らってことを忘れんなよ。あとな、あいつはそんなことなど望んでもないだろ。・・・まぁ、話だけは聞いて帰るけどな」

その後も、話が進んで行くが妙に話がうまい事進んで行く、まるで、この戦争を起こす為に誰かが露雨をわざと殺す事を計画したかの様に。


・side花崎

結局、収監は翌日からになった。何をしていたかというと色々と変更があったみたいで1日の、待機時間を与えられたと言う事で、吸う☆飲む☆爆睡と言った所だ。

で、今いるのが収容所近辺のCOM支部の簡易的な牢の中だ。そこで、黒部の呼び出しを待っている。

「おい、時間になったぞ〜」

「はい。でます。」

呼び出しに応じて、牢からでて少し歩き車に乗せられる。

「ふぅ〜、お前が入るフェーズ5はな、本来使う予定じゃなかったんだがな、お前の逮捕で急遽使う事になって、昨日1日かけて掃除してたんだ。俺含めての清掃係で・・・なんで、俺が清掃係に入らなきゃならね〜んだよって話なんだよこっちからしたら。うん。あのじじい、いつか殺してやる。」

「まぁ〜、あのじいさんも、案外、悪いじじいじゃなさそうだったけどな。」

「あぁ、案外悪い奴じゃないけどな。」

という、黒部の態度はあながち強気でもあり少し怯えているという、なんとも矛盾したものであった。


数分走った頃だろうか、いきなり視界が緑一面に変わった。

「いきなり視界が変わったと思っただろう?」

何処まで、俺の思考が分かってるんだ?

「そうですけど。おかしくないですか。山を登ってるとはいえ、いきなり長野の市街地から、いきなり緑生い茂る景色に変わったんですから」

「それはな、COMが、ここに来たものに収容所の場所がバレない様に、わざと緑が生い茂る様になってるんだ。あと、しれっと俺が通ってるが、この山道は迷路になってるんだぞ〜」

「そうなんですね」

「あと、もうあと10分ぐらいで着くから最後の一服とか済ましとけ。」

最後に、巻いて吸う。最後の一服は緑の景色も相まっていい感じにキマった。


・・・その後の記憶は、あまりないが、検査をして、写真を撮ってと色々な事をした。

「ふふ。」

謎の笑みがこぼれる。

「おいおい、不気味だぞ今の笑み。キモいからやめといてよ」

その後も、黒部の後ろと言う事を良い事に吸いすぎて、笑いが止まらなくなってる。周りの雑音もいい感じな音楽の様に聞こえる。そして、休憩時間に食った、カレーが極上品の様に感じる始末。後になって、思ったがおかしいぐらいにおかしくなってた。


色々な事をすまして、ついに自分の牢に入る。

自分の番号が書かれた、シャツを着せられて、少し恥ずかしい。なんせ、自分の存在が周りに一発で認識できる様になってるからだ。

黒部のカードで、フェーズ、フェーズを階段で下って行く。最後のフェーズ4とフェーズ5につながる階段は中廊下を通らなければならないらしい。歩いていると、声をかけられる。

「会長。私です。凪です。」

「おぉ、こいつがちゃんと生きてるってお前に見せられてよかったわ。」

「ありがとうございます。あと、凪ちゃん、助けられなくてごめん」

そう言い残し、階段を下る。

階段を下ると、広いフロアに四つしかない牢がある。1つも使われてないが。

「入れ。ここの牢の中だったら、何しても良いから。うん。とりあえず、総司令官に草の事取り合ってみたら却下されたから、タバコで我慢してくれ。」

「別に、俺、中毒じゃないんで良いんですけど、こんな中で、5年ですか?、辛過ぎませんか。」

どういう事かというと、部屋の奥っかわにベッドとテレビ、机のセットと、風呂が壁を隔ててあるがそれ以外には部屋の真ん中に1脚の椅子しかない。後何故か、無駄に木で出来た牢だし。

あと、意外につまんなさそう。


_____四年半後

『関東某所で大麻を栽培していたとしてCOM幹部の花坂容疑者、84歳を大麻取締法違反で逮捕しました。押収された大麻は、時価総額にして・・・』

「へぇ〜、COMの幹部が捕まったんだ。結構、COMに対する大麻の取り締まりが厳しきなったんだな。」

今の俺はもうすぐ、釈放を控えた異形だ。黒部からこれからの事、釈放後の自分の地位などだ。

軽く説明すると、俺はCOMの特別兵と言う扱いで黒部とかと、同等、すなわちCOMのトップ5くらいの権力と言う事だ。だが、普通にCOMの第一班というCOM部隊の中の斬り込み隊と言った所で、なかなか激務な上に、戦闘に加えデスクワークもあるらしい。つらい。だが、年収は億クラスらしい。あと今週は、自分が住む家の説明らしい。少し、大きな家で快適に暮らせるんじゃないかと期待に胸を膨らませている。


『COMは、小豆浜と名乗り人間域で大麻を売買していたとして、関西を拠点とした異形組織、異形露雨会傘下組織神部会かんべかいの会長、神部秋人かんべあきひとの身柄を確保した事を発表しました。これを期にCOMは、人間域に潜む異形組織についての情報を探って行く意をあらわにしました。』

マジか。捕まえたのかよ。というか、小豆浜って橘じゃないのか?、どういう事だ。俺の知らない組織が無断で人間域に、干渉してたってことか。だが、橘の事だから、これを知ってって言わないわけないから、橘も認識してなかっただけだろう。


SIDE異形

「どういう事だ?、どうしてこうなった?これは、変な衝突を招きかけないんだぞ!」




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