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クソ暑かったので太陽に背を向けたんです。

 それは、蝉を尻目に粘る夏の出来事――。




 夕焼けと言えば、オレンジ色を思い描く。


 でも、最近は自己主張の激しい太陽から目を背け、そんな太陽が連れていく空の反対側……夜になり始めた空を見ることが多くなった。


 ――空の色は、紫色。


 入道雲にはまだ夕焼けの名残があって、深い青の夜空に紅色の夕焼けの光が差し込んでいるのだ。


 雲の形に沿うように紅く彩られ、くっきりとした丸みのある雲と、うっすら顔をのぞかせてやって来る一番星は、


「背を向けたっていい」


「逃げても僕らがついているよ」


 そう語りかけ、私を励ましてくれている気がした。




 ……それはそれとして、自己主張の激しい太陽が隠れたところで、彼が残した熱はまだ、夜の空気を淀ませている。


 あの優しげな星の声は、きっと、どうしようもない暑さで頭がどうかしてしまったのだろう。




 ――――暑い。

暑いですね。

下の評価(☆)や感想を頂けると暑さが和らぐ気がします。

感想に迷ったら――――あなたのお好きなアイスでも教えていただければ()


私は夏に食べるなら「爽」一択だったりします。

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