従魔登録
決闘が終わり幼女達に胴上げ的な事をされた後家に帰ると興奮気味の幼女が母親に決闘の事を話していた。言葉は判らないが何となくだ。
母親が急に出掛ける準備を始めた。
俺と幼女を伴い木造二階建ての立派な建物に来た。
受付であろう所で母親が女性と話している時に周りを見てみると剣だったり杖を持った人達がいっぱいいる。もしかしたらここがギルドなのかもしれない。
でもここに来たのは何故だろう、考えていたら裏口から外に出てギルドなのかもしれない場所の裏にある広場に来た。
受付の女性がなにか準備を始め終わると受付の女性、俺と幼女が机を挟んで向かい合うと受付の女性が何かを唱えながら黒い液体をぐるぐるかき混ぜた。
二分ぐらい混ぜて幼女の手の甲に一滴、俺の頭に一滴液体を垂らした。
何をされたのか全くわからない。
「終わったわよ姉さん」
え?
「よかった、あなたが従魔登録出きることが今ほど有り難いと思ったことはないわ」
え?
「冒険者ギルドの受付としては必要な事よ、で もよかっなの?」
「何が」
「何って、そもそも従魔登録は従魔となる魔物とその飼い主になる主人の合意が必要な一種の契約魔法なのよ、こんな無理矢理普通はあり得ない」
「まぁ出来たんだからミーアもゴーロも受け入れたんじゃない、そんな無理矢理をやるあんたもあんたよ」
「この姉は、まぁいいけど従魔登録の代金の銀貨一枚」
「う、今月は生活が」
「今回は特別に妹である私が代わりに払ってあげるわ、いつか返してねお姉ちゃん」
「好意に甘えます、ミーア帰るわよ」
「はーい」
言葉が理解できました。