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その④ ~ 彼が彼女に恋したは ~
彼が彼女に恋したは
花の季節の春の山、、、
きっと小山羊も駆け出すよ。
彼が彼女に恋したは
夏の小川のせせらぎか、、、
きっと川面も波立つよ。
彼が彼女に恋したは
茜色の空の下、、、
きっと蓮華も咲き誇る。
彼が彼女に恋したは
はく息白い冬の朝、、、
きっとつららも溶け出すよ。
彼が彼女に恋したは
とどのつまりが
結局は
毎日のようでありました、、、、、
これから先、、、、、
幾つ、二人の愛の季節が巡ることでしょう、、、、、
変わることの無い、愛の季節が、、、、、