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その⑯ ~ 星の雫 ~
青年は考えます 彼女へのプレゼント、、、、、
蒼い空の雲ひとつ
ちぎって羽根をつくります
幸せの空へ飛べるよう、、、、、
夜空に輝く星ひとつ
想いが満ちて欠けました
欠けて地上に堕ちてきた
月のかけらのブローチつくり
彼女の胸元飾ります
想いが月まで届くよう、、、、、
夜空に煌めく星ひとつ
雫になって堕ちてきた
天使の涙の雫かな
雫をそっと手ですくい
星の雫のイヤリング
彼女の耳元飾ります
幸せの音色聴こえるよう、、、、、
彼女の目から幸せの涙が溢れ出し
雫になって落ちました
やがて雫は舞い上がり
夜空に煌めく星になりました
夜空に煌めく星達は
彼と彼女に降り注ぎ
二人に幸せ届けます、、、、、
深夜のベランダにて、、、
夜風に吹かれながら、真冬の夜空を眺めつつ、
ふと、想いを馳せる一時でした、、、、、