ひたむきだったあの頃に
あの頃は 意味も無く
友人たちとふざけあいながら
学校からの帰り道
走って 走って
息を切らして帰宅した
何に対して
そんなにひたむきだったんだろう
今になって気付く
あの頃の 気持ち全てが
「生きる」
喜びにつながっていたからだ
ひたむきだったあの頃
今はもう どこにも見つけられないけど
いや
ココロの隅っこに あったとしても
その宝箱を開ける
鍵が
見つからない
ひたむきだったあの頃に
もう一度戻れば
鍵は見つかるのかな
きっときっと
見つかるのかな