再会
いよいよ、領国に入ります。無事、たどり着く事が出来るのでしょうか?
(脱文発見の為、改正しました。)
翌朝、吉伸一行は、名張に来ていた。
和美Side
疲れたよぉ、足が棒になってるよ。
まだ着かないのかなぁ。
よし、聞いてみよっと♪♪
「よっしい、 あと、どれぐらいなん」
「あと25キロかな」
「えぇぇぇーー 、まだそんなにあるん 」
よっしい (吉伸)は、楽しそうに答えてるね。
平成生まれのあたしには、きつすぎるよぉ、能力使っ
「駄目」
よっしいが急に後ろ振り叫んでるって、
えっ、もしかして読まれてる?
また 読まれた?
頷いてるし・・///
まさかね、
えっ、よっしい首降ってるよぉ・・・///
こっち見て笑ってるよぉ・・・///
やっぱ、読んでるよぉ/// orz
あたしゃ疲れたよ
足の力が抜けて、もう立てなかった。
下向いてて、気づかなかったが視界に、よっしいの足が見えるよ。
背中が見えてきて、両手広げてるよ
「乗れ」
「うん///」
やっぱ、あたしのご主人様♪♪優しいよぉ///
あたしゃ、もち、飛び乗ったよ♪♪
だって、もう歩けないもん♪♪
気持ちいいなぁ///
あれ、寝むなってた。
寝よっと♪♪
Zzzz・・・
吉伸Side
和美のやつ、もう歩けないみたいだな、しかたないかぁ、おぶってやるかぁ。
俺は、和美に背中を向け、しゃがみ、
「乗れ」
と言った。
和美が、飛び乗ってきた事を確認すると俺は、立ち上がり歩き出した。
暫く歩いていくと、すやすやと寝息が後ろから聞こえてきた。
くそっー
寝顔がみれない、誰かにおぶわすんだった。
まあ、いいっかぁ、 和美も喜んでいたしなぁ
Side end
前方から修験者の服装した男達が、吉伸一行の横を一人ずつ整列された間隔で、
通り抜けようとしている時、
修験者一行が、吉伸一行を取り囲んで、人の背丈ほどある錫杖を突きつけてきた。
「その方ら、何処へ行く!!」
修験者のリーダーらしき中年が声かけてきた。
「すぐそこ」
吉伸は指を指し、にっこり笑う。
修験者は、錫杖をさらに突きつけてきた。
「ねえ、どうしたの」
『和美、起きたか?』
『うん♪』
『今、やばい所だ』
『ふーーん』
吉伸と和美はテレパシーを使い会話をしていた。
『みんな、繋がって』
和美は仲間にテレパシーで 話しかけた。
『繋がったよ』
清美は代表して答えた。
※シューン
修験者達は キョロキョロと見渡してる
先程まで錫杖を突きつけたはずの少年達がいないのである。
「探せ!!」
リーダーらしき男性は叫ぶと、修験者達は一斉に散っていった。
そのころ、吉伸達はというと、
「このあたりで良いよね」
和美は吉伸を見て訪ねると、彼は頷いていた。
で、吉伸達はというと、現場から3キロ進んだ所を目的地に向かって歩いてた。
転移して5分後、ようやく追いついた修験者達
「うん♪意外と早かったですね♪ 」
吉伸は、立ち止まり振り向かず修験者達に話しかけた。
少年達は 振り返った
「どうやったかは知らんが、貴様ら何者!!」
錫杖を再び構えた男達の殺気が飛び交ってる。
「僕たち見たいな幼気な子供相手に、何殺気立てているのですか?」
周親は、問いかけた
修験者達は、言われて気付いた。
落ち着きを払いのけ、錫杖を納めて、改めて聞いてみた。
「君たちは、何者で、何処へ行くのかな?」
そこへ、二人の武将らしき男が、馬で駆け込んできて、
馬を近くにいた修験者に持たせると、
少年達の前へ出て、跪くのであった。
武将は、怪訝に思う修験者をほっといて
「お帰りなさい、吉伸様」
「うむ、 兵部、出迎えご苦労である」
吉伸は武将に声かけ隣の武将に、
「そなたは?」
「名張城主・百地丹波正西でございます、以後お見お知りおきの程」
丹波は修験者達に顔を向け
「いつまで突っ立っておるのじゃ? 我らがお屋形様の御前でござるぞ」
修験者達は 自らの城主の言葉に驚き、真似て、菅傘をとると、
「先程のご無礼の段、平にご容赦ください」
と、頭を下げた。
「うむ、そなたらの行動、見事なり誉めて使わす。 これからも警備頼んだよ」
吉伸は そう言って金子を与えた。
ほっとした修験者達は、
「ありがたき幸せ」
再び頭を下げるのであった。
「では兵部、丹波参るぞ」
吉伸は 言い残すとサッサと歩き出した。
吉信「相変わらず人物紹介がないね」
白「そうだね」
兵部「さよう、それがし兵部だけでござるよ、今戦国の世に何人、兵部って名がある事やら」
吉信「切っていい?」
白 「えっ、まずい」
※シューン
吉信「また、消えよったか」
兵部「次回、家臣集合、 楽しみにしてくだされ」