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管領VS長慶 のその後

管領代の裕次郎吉晴と自称管領代の修理大夫長慶が酒盛りを始め、友となった二人、

吉晴は友の長慶の髷を切ってしまった。

吉晴はいったい何を考えているのか?


時を越えた武将 第20話 「管領VS長慶 のその後」 始まります。


「着いてくるなよ」


吉晴は、そう言うなり長慶を引き連れ、本陣後ろの林へ消えていった。


半刻経っても戻らない主君の長慶を捜しに林に入る伊沢大和守達。

光久が林の奥で見たものは、地面いっぱいに広がった血痕であった。


「殿~」


光久はその場に崩れ落ちてしまった。

光久の言葉を聞いた大和守達は、声のした方へ駆け寄った。


「兵衛殿、しっかりなされませ」


大和守は光久の背中に手を回して叫んでいるが、

精神的に崩れ落ちてしまった光久に声は届かなかった。

 そんなとき、側に落ちていた手紙を発見した。

その手紙には、『長慶殿の亡骸は戴いておくから即急に落ちられよ、明日の朝一斉攻撃を行う』と書かれていた。

 大和守は光久を抱きかかえ、陣幕へ戻ると、亡き主君に成り代わり、手紙書かれてある通り指示を出した。








☆ 高屋城内



「長慶殿久しいのう、いや此処に居るという事は名無しの権兵衛殿じゃな」


権兵衛は声の主を見た。其処には自分が攻め囲んでいる敵将がいた。


「紀伊守高政、何故」


権兵衛は驚愕している。彼は林の中で確かに死を選んだ。友となった吉晴の介錯で切られるはずであった。しかしいつまで経っても生きている。

目を開けたら、目の前には、高政が居た。


「高政殿、三好長慶は陣奥にて自害との事」


吉晴は高政に報告した。


「管領代殿お疲れでござる」

「つきましては、この権兵衛たる者の身柄お渡し申す」

「かたじけない、我が願いかなえて頂き有難う御座います」


権兵衛は事の成り行きを取り敢えず見る事にした。


「権兵衛殿、今一度確認致す。昔の事を忘れ人生やり直すとの事、誠か?」

「はっ相違なく」

「ならば、お入りなされ」


高政は権兵衛の答えを聞くと、奥に向かって声を掛けた。

すると、10歳ぐらいの少女と坊主頭の商人姿の老人が入って、

高政は奥へ消えていった。

「権兵衛殿お久しぶりじゃな」


老人は権兵衛に話しかけてきた。


「あっ、道三殿では御座らぬか?」

「その名は捨てたわ、今は山崎庄五郎、山崎屋の主で御座るよ」

「隣の娘御は?」


権兵衛は庄五郎に聞いてみた。


「初めまして、伊賀の小山美鈴で御座います。お見知りおきの程を」


と、美鈴は挨拶した。


「もしかして、虎政殿の娘か?」


権兵衛は伊賀に小山虎政と言う当主が居る事を思い出したのであった。


「そうだ、その虎政殿が、そなたを欲している訳だ」

「ワシは死んだ身、何処でも行きます」

「じゃ掴まれ」

「解りました」


権兵衛はそう言うと、庄五郎に掴まった。




※  シューン



庄五郎と権兵衛は美鈴によってその場から消えた。








長慶の陣にいた細川細川右京大夫氏綱と六郎慶元は陣払いをして、吉晴の陣にて束縛されている。

翌日総攻撃を仕掛け先駆けした三好下野守政康は、

大和守と光久は自害して果てた姿を発見した。

白 「長慶を生かしてしまった」

吉伸「何故」

白 「成り行きで」

吉伸「そもそもこの戦は?」

白 「予定してなかった」

吉伸「当初の年表からは?」

白 「あまり変わんない」 

吉伸「今後は?」

白 「ある時点で大幅な変更が予想される」

吉伸「俺は知らん」

白 「・・・」

吉伸「成り行きに任せるからだぞ」

白 「太郎の力で・・・」

吉伸「なるか~」

白 「やっぱり」






白 「さて、皆さん方にお願いがあります。

天下統一に向け全国展開になりますが、今後 活躍させて欲しい武将がありましたら、


活躍させたい武将、何年頃何処の大名家になってたか、そして主人公の吉信とどのような関係にさせたいか を書いてください


例、原 胤栄・1590年、千葉家家臣、 敵対→家臣


応募お待ちしてます。

(*・ω・)*_ _)ペコリ


及び質問、感想お待ちしています(*・ω・)*_ _)ペコリ  」



次回 「管領が論功行賞?」お楽しみに  



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