管領VS長慶②
12万7000人の軍勢を指揮している吉興は、ついに長慶を追いつめていた。
時を越えた武将 18話
「管領VS長慶②」始まります
此処畠山本陣では、諸将が集まっていた。
中央には管領の畠山摂津守吉興、左に嫡男の裕次郎吉晴、吉頼の右に細川兵部大輔藤孝が
並び、左側に畠山右衛門督尚誠、畠山修理亮政尚、畠山左衛門督政頼、遊佐河内守信教、湯川民部少輔直光、保田知宗、筒井順慶、筒井順政・順慶の後見人、十市新二郎遠勝・大和国龍王山城主、秋山遠江守教家・大和国秋山城、箸尾高春、土橋種興、鈴木佐大夫重興、津田監物算長、淡輪重昌、松浦肥前守、堀内氏虎、等畠山家代々の譜代家臣が座り
右側には、足利左馬頭義親、細川掃部頭真之、別所大蔵大輔安治、淡河弾正忠定範、内藤備前守宗勝、波多野左衛門大夫秀治、安宅摂津守冬康、十河孫六郎重好、大西出雲守頼武、香川中務丞之景、小笠原長政、海部友光、岩成友通、寒川元政、三好下野守政康、三好右衛門大夫政勝、三好山城守康長、三好日向守長逸、松永弾正久秀、結城山城守忠正、高山飛騨守重房、入江左近将監元秀、等のこの戦で協力者及び降伏者が座り、
吉興の正面には、吉興の直参家臣である。
池田筑後守長正、有馬則頼、有馬村秀・則頼後見人、茨木佐渡守重親、中川左右衛門尉清村、能勢頼幸、伊丹親興、塩川長満、明石長行が座った。
「さて、此度の戦も大詰めと相成ったわけだが、この後どうするべきか意見のある者は居るか?」
「恐れながら」
管領代吉晴の質問に声を挙げたのは、三好政康であった。
「このまま、全軍で攻める事も在りでしょうが、是非私どもに父の仇を討たせてください」
「あい!!解ったが、そこもとの配下では心許ない」
「信用ならぬッて事でしょうか?」
「そうではない!!」
吉晴の言葉に異を唱えた政康であったが、政尚が怒鳴り、子供に諭す様に続けた。
「下野守殿、それは早計というもの、相手は修理大夫で御座るよ、そうで御座ろう弾正殿」
「さよう、まだ人数が足りませぬ」
久秀は、一呼吸おいて、
「その陣立、私が考えてよろしいでしょうか?」
吉興に即した。
「よかろう、聞こう」
吉興は久秀の意見を聞く事にした。
「なれば、
総大将に畠山様からお人り、先陣大将下野守政康と日向守長逸殿、次軍山城守康長殿と右衛門大夫政勝、三軍には拙者が、四軍には細川掃部頭真之殿と十河孫六郎重好、
で如何でしょうか?」
「いい案じゃな」
「総大将には吉晴にやらせる。で後詰めに修理亮行けるな」
吉興は政尚に声かける。
「はっ」
「政康、出陣じゃ良いな」
吉晴は号令をかけると、
「父上行って参ります」
「うむ」
出陣する各将が陣幕を出ていく。
白 「さて、皆さん方にお願いがあります。
天下統一に向け全国展開になりますが、今後 活躍させて欲しい武将がありましたら、
活躍させたい武将、何年頃何処の大名家になってたか、そして主人公の吉信とどのような関係にさせたいか を書いてください
例、原 胤栄・1590年、千葉家家臣、 敵対→家臣
応募お待ちしてます。
(*・ω・)*_ _)ペコリ
「質問、感想お待ちしています(*・ω・)*_ _)ペコリ」
次回 「管領VS長慶③」お楽しみに




