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迷える君を 望む場所へと(書き直し前)  作者: 差氏 ミズキ
魅夜編
24/34

幕間 エディ=クラム・メリオス Part4



 グランドライト大帝国、オールライト公爵領、広大で…一見すると豊かに見えるラソパネ平野。ピクニック日和のいい天気の下で、



『ギュゥァ!!』

「シェアァァァァ゙!!」



 魔物と人間の陣地を巡る争いが、ここ数日間…いや、数週間にわたり繰り広げられていた。




 斬っても、撃っても、どんなに駆除しても、夏場のが如く湧いて出る。そんな魔物に対して、人類は手を焼いているのだ。




 この戦場が形成されてから数週間で、人類側は数十名が、魔物側は数千匹が地に還っている。




 現在の季節は夏。暑い暑い真夏。




 故に、空だけは綺麗だが…地面に目を向けると、死屍累々と虫のおと。スカベンジャーが良く働いている惨状が目に映る。




 …が、そんな事をいちいち気にしている暇なんてない。




 共に育ち、競い合った戦友を弔う時間なんてない。




 土か何か分からない大地の上を駆け回りながら、彼ら人類は昼夜を問わず、常に魔物と睨み合っているのだ。



『邪魔だァァァ!!ギュァァ!』

「っく!こんな攻撃……なぁっ!?」



 味方、または敵だったモノを踏みつけて、ズリュリと足を滑らした一人の兵士。その隙を見逃さずに、身の丈が二メートル程はありそうなブーイが大きく〝前脚〟を振り上げて、ソレを兵士の脇腹へと蹴りはなった。



『シネエァァァ゙!』

「ゴプゥ゙…ッ…!?」



 蹴りは命中。




 水温混じりの声が兵士の口から溢れだし、前足でど突かれた脇腹は大きくえぐれ…その中身が今にも外へと落ちてきそうだ。



「ッヴアァァ゙ァ゙ア゙ア゙ーーー!!」



 だがしかし、人間には絆があった。ただ強いものに従うだけの愚者ブーイとは違う、確かな想いと、確固たる信念…これまで築いた信頼と絆。




 ソレが、一人の瀕死の兵士を奮い立たせる。




 内臓が見えているにも関わらず、両手でしっかりと剣を握り、強張っているはずの身体にムチを打ち、血を吐きながらも、それでも、気高き兵士はブーイに弱みを見せない。



『……まだ生きれるのかよ…シツケェナァァ!!!アァッハハハ!』



 水素に近づけたマッチ棒が如き爆発力を発揮し、最期の力を振り絞った兵士。最早…彼の瞳には何も映っていないが、兵士は確かにブーイを捉えて斬り掛かっていた。




 既に彼の身体に魂はない。…あるのは、ブーイを殺すという意思である。この戦線を終わらせるという、強い信念である。




 故に、



『ダアアアァァーー!』

「………………」



 その首を蹴り飛ばされようとも、兵士の身体は止まらなかった。




 脳みそで動いていないからか、そもそもが既に息絶えているからか、首を落としてもこの人間には効果がないらしい。



『キッモ…!何なんだこいつァ!』



 兵士の振り上げる剣は止まらず、




 鋭く狙いを定めて、



『ギ!?ギ…ググァ…!!ギッ……………』



 ブーイの右脇腹から左肩に向けて、フルスイングで一刀両断。あり得ないほどに切れ味がいい剣なのか…あり得ないほどに馬鹿力なのかは定かではない。




 ただ、そこにあるのは事実のみ。



『………

    ………』



 直後にブーイの身体はズレ初めて…地面にドサリと崩れ落ちる。おびただしい量の血飛沫がブーイの身体から吹き出している。



「………………」



 そして…首の無い兵士もまた、地面へと倒れ伏す。




 格闘技と剣技の異種格闘技戦の結果は、どうやら相打ちのようだった。






















 もしもこれが、普遍種ならばここで終わりだっただろう。




 ここは戦場。それも規模の大きな大戦場。




 ならば当然、普遍種をまとめ上げる上位種も居るだろう。でなくては数週間も戦は続いていない。普遍種だけでは人類には到底勝てない。




 そう、この戦場には上位種が居る。




 魔物側の軍隊の規模感からして、その頭数はおそらく…二桁を超えるだろう。



『………ギ…ギギ…』



 切り離された上半身。その断面が、肉々しい音を立てて、ボコボコと沸騰した湯水のように振動している。




 メリメリと、血管か…はたまた骨か、内臓か、筋繊維か……身体を構成するいずれかが断面から伸びていき、ソレが形を成していく様はまさに圧巻といえた。




 人間のような見た目をしておきながら、その特性は人間離れした奇妙さを持ち合わせている。それがブーイの上位種…いや、核を持つブーイの恐るべきところだ。



『ギギァァァ…さて、隊長格撃破したし…このエリアでは、後は暇かな。まぁ、せいぜい雑魚狩りでも楽しもうかね』



 ムクリと身体を起こして、未だに戦々恐々とした…荒々しい声の絶えない周囲を無視して、そのブーイは鼻歌を歌いながらある地点へと歩き出した。




 側頭部から額の方へと向かい生えている…平型の、しかし突起の多い巨大な角。


 暗く…荒んだ、それでいて楽しそうに歪んでいる深紅の瞳。例に漏れず白い肌に白い毛色。


 普遍種とは違い、いや、上位種でも見ない。特異種の中でもこと更に特異な〝四足歩行〟であるブーイ。




 このブーイには既に、前線で戦う戦士達により…その種類に対する名付けが行われている。………例を上げるならば、隼魔もそうだったのだろう。



『おー…あったあったw』



 自分自身で打ち倒した人間の兵士。先程に蹴り飛ばして身体と分断した…人間の首の髪の毛を掴み上げているこのブーイ。




 彼のような種類に冠された名は、











『見せしめに背中に乗せとくか…ギギギァ』













 特異種・箆魔エルクブーイ




 イメージはヘラジカのケンタウロススタイルである。




 この個体が、今回の戦線…ラソパネ戦線の魔物側における総大将だ。




   ▲   ▲   ▲   ▲   ▲




「地図通りなら………九日ここのかは必要かなぁ…」



 いやぁ…でも、そんなに悠長にはしたくないかな。ダッシュしてもいいかな…?普通にソウもビブリカルも足は速そうだし………一回訊いてみるか。



「ねぇ、ふたりとも」



 エディ、ソウ、ビブリカルの三名チーム…及び、Bチームの面々は今、前線へと向かうために…城壁沿いのハッデン地区から帝都ハイライトの中央へと向かい歩いている。




 彼等の目的地は馬車乗り場だった。




 馬車乗り場だったのだが、



「馬車だと前線到着までにかなりの時間が掛かるからさ…」



 前線の位置を地図から読み取り…現在地点と照らし合わせ、馬車を利用した場合の到着時刻を算出したエディ。




 結果、最低でも九日は必要になる。…と理解したのがつい先程である。



「ガンダで行かない?なんなら、僕が二人を両脇に抱えて跳ぶけど…」


「…ああ、俺は別にガンダッシュでも構わない」



 総が返した。



「本当に…!?助かるよ、ソウ」


「だが、流石にそのまま前線に到着したところで、残りのスタミナなんてたかが知れている。道中で一度休憩を挟みながら行ったほうが良さそうだ」


「ほほう…なるほど」


「地図を俺にも…」



 エディは総の傍らへと近づき、手に持っている地図を広げた。グランドライト大帝国を中心に、その周囲の地形や国名が記載されている。




 その中のグランドライト大帝国の…オールライト公爵領をエディは人差し指で指し示した。




 地図上で見てもかなりの規模の平野。そこの平野がまるっと全て公爵領だというのだ。まぁ、ヅェッツライト大公領は国土の三分の一を領土として下賜されているのだが。



「ビブリカルも、ダッシュに賛成してくれるかな?反対だったら抱っこしてくけど…」


「じゃあ、反対するよ。是非抱っこしてくれ」



 エディの問い掛けに割と食い気味に答えたビブリカル。その真紅の瞳は喜色に輝いており、その容姿も相まって、夜空に太陽が浮かんでいるかのように見える。



「さて、じゃあ出発しようか。身体触るね、ビブリカル…失礼…」


「まず向かうのは、トゥモレバ村で良いんだよな?」


「そうだよ。…合ってるよ、ソウ」


「まぁ、俺も自覚はしている。別に言い直さなくたっていい。紛らわしいもんな、そうだよって返事」



 Bチームはこれから、トゥモレバ村に向かう予定だ。




 広大すぎるヅェッツライト大公領を一息に越えるのは、流石のエディでも汗をかいてしまう。…ので、領内の西端に位置するその村に一度身を置いて休憩。昼食もそこで摂る予定となっている。




 そして、トゥモレバ村を抜けて…そのままヅェッツライト大公領を抜けて、メリオス伯爵領へと入り、まっすぐ前線の方へと進む。




 グランドライト大帝国の真帝都シリングライトを経由して、のこりの道のりは前線まで全力疾走だ。



「よし、ささっと行こうか。トゥモレバ村に」



 余談だが、昔までは〝西のトゥモレバ〟なんて呼ばれてたらしい。東が十数年前に陥落して、その呼び方は禁句となったとのこと。




 そこの出身だったけど………東のティリモなんて呼ばれてたの知らなかったなぁ。ローカルなのかな?




   ▲   ▲   ▲   ▲   ▲




 よくさかえ、よく賑わい、やけに飲食店の多い印象を覚えるヅェッツライト大公領西端の村。




 ここはメリオス伯爵領との境界に位置しているということもあり、人の入りが多いようだ。故に、飲食店も多いのだろう。それ以外にも…土産屋などもよく見られる。



「美味いな!やっぱりパスタって、茹でる人次第で化けるなぁ」


「リーダー、俺も一口貰っていいか?気になってきた。俺の唐揚げ定食の唐揚げを一つ渡そう」


「やっぱり人間って素晴らしいな。どんな分野でも追求をやめないんだから。お~い!次はあのスキンヘッドのやつが食ってるやつ持ってきてくれないか〜!」



 メリオス家で教育を施されているエディは、綺麗に、優雅にパスタを食べており、ソウは世間的にはマイナーなお箸を良く使いこなして、サクサクと心地よい音を立てて唐揚げと白米を口に放り込んでいる。味噌汁を飲んだときに頬がほころぶのがなんとも…クールな雰囲気のせいでギャップを受けてしまう。




 …と、この二名は綺麗にゆっくりと食事を摂っているのだが、



「うわ…でた、人類最大の過ちだ」



 トマトをフォークで突き刺して、その目元の付近まで近づけて眺めるビブリカル。どこか不満げなジト目が、赤く熟したソレを大層憎らしそうに貫いている。




 だが、苦手な食べ物でもしっかりと口に運び、ちゃんと咀嚼してゴクリと喉奥へと押し込むところに、同じテーブルで食事をする二人から好意的な印象をビブリカルは持たれていた。



「水少ないね、ビブリカル。すみませーーん!水ください!」


「俺も頼む。よく冷えていて身体に染み渡る」


「んね!ここの水美味しいよね!」



 そして、嫌いなモノから食べたビブリカルは、残りをささっと平らげる。その食いっぷりはまさに圧巻であり、いったい華奢に映る身体のどこに入っているというのか。




 そしてまた、周囲をキョロキョロとし始めるので、ついぞこの店の店主が顔を見に来て、直接オーダーを貰いに来た。




 手書きのメニューをにらめっこをするビブリカルに、なんとも微笑ましそうな笑みを浮かべている店主は、注文している料理の傾向から…口に合うであろうオリジナルのモノを提供しようかと言う。




 パァァァ…!っと嬉しそうに開かれた瞳を見た店主は、これまた嬉しそうに頷き、厨房の奥へと帰っていく。



「好きなだけ食べていいからね。お小遣いがたまり過ぎてたんだ」


「すごい勢いで食べるが…今から前線ということを忘れてないか?予想では、かなりの惨状だと思うのだが…それに、身体も動かすだろうしな」



 それにエディは確かになぁ…って思う。多分死体とか沢山転がってるだろうし、それに、臭いなんて想像もつかないほどえげつないだろうなぁ…と、思う。




 だけど、



「美味しそうに食べてるから、止められないよなぁ………」


「…同意だ」



 もう、自分の食事なんかそっちのけでビブリカルのフードファイトを眺めている二人。ソウと組んでいた予定では、まだまだ時間に余裕はある。それが、彼等が店内でのほほんとしていられる理由である。




 夕刻に前線に到着して、そのまま大暴れをするというのが、Bチームの企てている作戦の内容だ。


 別に昼間に参戦しても、前線の人達からすれば大助かりだろうが、皆々が疲弊しきった夜に、その人達がしっかりとした休息を取れるように…そしてまた朝から全力で戦えるようにその時刻から参戦しよう…と、エディは考えている。




 現在は真昼時、精神的にも前線の兵士達はまだまともだろう。昼間ならば、ボーッとして油断をしていない限りは普遍種から手傷を負わされる心配もない。




 対して夜は…夜目の効く彼等に軍配が上がる。数があまりにも多い彼等に軍配が上がる。



「人類側…どれくらい善戦してるかな…」



 小さくため息を吐いて、店の窓から外を眺めるエディ。見据える先は地平の先。今もなお、戦闘が繰り広げられているであろう血みどろの前線。




 ぼんやりと、じっくりと…彼は窓の外をひたすら眺めている。




 その瞳に、燃え上がるような真紅をうっすらと浮かべて。




 本人はそれに気が付けない。変化しているという感覚なんてないから。例えば、瞳孔が明るいところや暗いところで動いているなんて…鏡でじっくりと観察しないとわからない。つまり、エディの瞳の変化はソレと同じだ。




   ▲    そして夕刻    ▲




 オールライト公爵領のラソパネ平野。人類と魔物の争いが繰り広げられている戦線。




 もうそろそろ、死体の量が小山を形成し始めている。




 ブーイの被害は昼間よりも控えめに、対して…人類側の被害は拡大していた。




 なぜならば、箆魔エルクブーイが前線を荒らしに荒らしているからだ。




 各部隊の隊長のもとへ東奔西走し、そして首を討ち取ったり、


 暇つぶしに、ブーイも人間も関係なく角で突き刺しながら突進したり、


 兵士の剣を拾い上げて…見様見真似みようみまねで振り回してみたり、


 と、かなり自由に…愉快そうに箆魔は戦場を駆け回っていた。



『少ねえ』

「っ…!う、ウオオォァ…!」

『弱い…』

「うっ………!」



 大きな…返り血で染まった赤い角をブンブンと振り払いながら、退屈そうに兵士の腹を蹴り潰す箆魔。



「ギャァァァァァァッ………!!」

『この声も飽きてきた』

「ッグゥアアアアァァ…!!!!」

『はぁ…』



 グリグリと脚を動かし、骨の折れていく感覚や、内臓の破裂する感覚を味わうこの化物は、今回の戦線で人間を既に三桁近くまでほふっている。




 飽きたのなら辞めれば良いのに、だがしかし彼は辞めない。ブーイにもノルマがあるのか…はたまた実績に伴う対価でもあるのか。



『っ!?イッデェ!?』

「っぐぅ…!ックアァァァ…!」

『触んな羽虫が!』



 前脚を振り上げて、腹に穴の空いたソレの上で地団駄を踏みまくり始めた。グチャグチャと…水の音と肉が潰れる音とが混ざり合う。




 ただひたすらに、戦いの終わりが近づいていることを悲しむように、一回一回…ひずめの裏から感触を味わいながらソレを大切に踏み潰す。




 やがて土か肉か区別がつかなくなり、



『………はぁ…どうしてだよぉ…』



 大きくため息を吐いて、周囲を気にせず泣き始める箆魔。




 箆魔には人間もブーイも近づかない。いくら頭の悪い普遍種でも…彼にだけは近づくことはない。




 山の向こうに落ちていく夕陽を見つめて、物憂げに涙を拭った箆魔は顔を上げて、軽くストレッチを始めた。




 腕を十字に組んで伸ばしたり、適当に拾い上げた剣で角を研いだり、そのまま蹄を削って調節したり。



『…………楽しい数週間だったな』



 どうやら、彼はこれから、この戦線に終止符を打ちに行くようだ。人類側の部隊を、これから殲滅しに行くようだ。




 深い…暗い紅い瞳で見据える先は、人間達の護るべき前線の位置。そこに連なる避難の終えた民家と、人間が控えている基地。



『……………』




 たった今、山の向こうに完全に夕陽が隠れてしまった。










 魔物ブーイの時間がやって来た。




 彼等の能力が発揮できる時間帯が、人間達が戦いづらそうにしている時間帯が…始まってしまった。



『…………朝焼けまでのタイムアタックでもするか〜』



 瞬間、ズリュッ…と死体の山がずれ落ちる音が聴こえた。




 スカベンジャーが解体をしたのだろうと、箆魔はソレを気にせずに…背後を振り返らずに歩き始める。



『〜〜〜♪』



 鼻歌を歌い、のっそのっそと灯りのない暗闇を歩いていく背中。




 白い肌に白い毛並み…だけど周囲の黒に溶け消えて。


















 …………だけどその黒を見離さず。


 手にもつ銃剣を震えなく構えて。


 宵闇でも真に紅い瞳が輝いた。




「…………」



 直後に響いたのは二発の銃撃音。


 ぐるぐると回り始める箆魔の視界。


 誰かが駆け始めて、ミシミシと筋肉を鳴らして跳躍する音。少し遅れて控えめな跳躍音。



『ギイィイアァ…!?』


「……………」


『っな…………』



 箆魔の意識が途切れる前にみたその景色には、



 赤い血に塗れた身体と…真に紅い瞳の輝きが、


 更にその後ろから追撃の手を与えようと構えている…数週間前のラソパネ平原を想起させる人間が、



 それぞれ鮮明に…夜目の効く彼には見えた。



「…よし、首をとばせば核なんて関係ないからね」



 その正体はBチーム。




 エディが率いるBチームの面々である。



『……は…?…あ…ぁ…』


「……凄い生命力だな。流石は魔神あいつの生み出した存在だ」


『…あぁ…………』


「………だが、モルディスク(当時の世界王)の傑作達には遠く及ばないな。興味がさほど湧かない」


『…………………』



 箆魔の意識はそこで途切れた。

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