001 プロローグ
またまた見切り発車で新作を始めました。
よろしくお願いいたします!
俺の名前は名取 禅。
身長は165センチで低めで童顔がちょっと気になる25歳の何処にでも居る普通の男だ。
大学生の頃からネットで小説(異世界ファンタジー物)を趣味で書き始め、運良く出版社の目に留まってデビューする事が出来た。
今ではそれが仕事になっている。
所謂、ライトノベラーってヤツだ。
好きな事を仕事に出来て、どうにか打ち切られる事もなく巻数を増やせるなんてとても幸せだと思っている。
今の現状に満足しているし不満も無い。
好きな仕事を永く続ける為に、体調管理もキチンとしているし、毎日運動も欠かさずやって食事、睡眠もしっかり取っている。
体調管理はしているが基本的に面倒くさがりなので、必要なこと以外は何かとサボる癖があり、散髪なんかもベリーショートがショートになる位に放置して寝癖とか時々付けているため、『綺麗な茶髪なんだから勿体無い。』なんて言われるが、童顔茶髪で猫っぽいなんて言われてあまり喜ぶ奴は居ないだろう。
ーーーー何が言いたいかと言うと、
俺は人生に悲観して自殺とか、不摂生でポックリなんて事は絶対にあり得ないと思っている。
ーーーーだから何なんだと問われれば、
俺は死んだと言う認識も無ければ、頭がおかしくなったと言う考えも無い。
ーーーー結局、何が言いたいの?
俺はただ買い物に出掛けようと家の外に出ただけだ。
ーーーー意味が分かりません。
なのに何で俺は今、森の中に居るんだ??
本当に意味が分からない!





