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異世界ビジュアライズ  作者: 諸葛幸明
6/6

爆弾発言

食堂での食事会も終盤になり、ポツポツと途切れ途切れに世間話をするグランと幸明


食事を終えたグランは先ほどより鋭い眼で幸明を見る


「何か気に障りましたか?」


幸明が尋ねる


「ふむ…なかなかどうして…」


グランは先ほどより鋭く、何かを探るように幸明を見つめる


「あまり見つめられると照れるのですが…」


「ふっ。


やはり、他の召喚された者よりも不思議だな。」


「えーと、それは褒められているので?」


「受け答え、貫禄のある態度、それらは人脈の広い貴族や商人のそれに近い。


されど、その他者と関わらない立ち位置を維持し、先ほどから口には出さぬが周囲を視野に入れている。」


「まぁ、最低限のコミュニケーションとか、周りを気にしたり気遣いは元の世界でも大事だったので。」


「面白いな、幸明も、幸明のいた世界も。


社交会でもあるまいし、当たり障りのない話ではなくもっとお前の話が聞きたい。


幸明、お前自身の話、国の話、文化、実に面白そうだ。」


グランが目を輝かせる


「興味を持っていただけで嬉しいです。


ですが…少しやることがあるので…」



「やること?


もう夜だぞ。」



「ええ、3日後くらいにはこの城を出ようかと思いまして。」


幸明のその発言にグラン、そして後ろに控えていたメルが驚く



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